模糊の旅人
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2019年 07月 23日 |

韓国激安ツアー取材からは、先週台風前に帰ってきておりました。詳しくは後日、ブログ記事をアップする予定です。
ただ別件で、いろいろありましてブログ更新が遅れましたことをお詫びいたします。ご心配をおかけしました。


さて、LINEトラベルJPの旅行ガイドで、私の「奈良県立美術館で見る『富本憲吉入門』巨匠の足跡が一目瞭然!」という記事が公開されました。
近代陶芸の巨匠:富本憲吉のすべてが分かる企画展の紹介ですので、ぜひ↓お読みください。




この旅行ガイド記事の作成にあたっては、奈良県立美術館の副館長である中川さんと学芸課長の安田さん、学芸員の飯島さんに懇切丁寧な説明案内と指導を賜りました。この場を借りて深く御礼申し上げます。


ブログでは、奈良県立美術館取材時の前後の写真をアップします。

近鉄奈良駅から東へ少し歩くといつもの鹿が出迎えてくれました。

↓鹿に囲まれて飛び上がる中国人観光客

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↓雄鹿の角はもうだいぶ伸びていました。

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↓2018年に再建なった興福寺中金堂(301年ぶりの再建だそうです)

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↓奈良県庁・・・ここの屋上に行きます。

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↓奈良県庁屋上広場・・・ここは奈良観光の穴場ですね。

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↓奈良県庁屋上広場より東側・・・左の大きな建物が大仏殿、右側が若草山

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↓二月堂と若草山

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↓南側・・・左の塔が興福寺五重塔、右の大きな建物が興福寺中金堂

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↓北側・・・直下に、大きな四角形の建物二棟を渡り廊下で繋いだように見えるのが、今回取材した奈良県立美術館です。

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↓県庁の裏側の横断歩道を渡ると奈良県立美術館です。

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↓奈良県立美術館入り口

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↓入館したところにある企画展表示

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↓富本憲吉作品のうち旅行ガイド記事に載せられなかったものを一枚だけアップします。「金銀彩羊歯模様 大飾皿」

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↑富本憲吉晩年の作品で、内側中心部に金彩のシダ模様を、外側に銀彩のシダ模様を市松調に配した大飾皿。余白も効いた粋な作品で、富本憲吉の到達したところを示しています。


 その他の富本憲吉の有名作品については、 LINEトラベルJPの旅行ガイド記事 をご覧ください。







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2019年 07月 12日 |
LINEトラベルJPの旅行ガイドで、私の「仁徳天皇陵の目の前!堺市博物館で歴史ロマンを体験しよう!」という記事が公開されました。
百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録に関連した記事の集大成でもありますので、ぜひ↓お読みください。





9月23日までは「百舌鳥古墳群ー巨大墓の時代ー」という特別展を実施中です。世界遺産登録により仁徳天皇陵に来られる方は多いでしょう。せっかくの機会ですので、ぜひ博物館も訪問してください。


ブログでは上記のLINEトラベルJP記事に載せられなかった博物館の写真を紹介することにします。

↓堺市博物館
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↓博物館の展示コース案内図
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↓博物館の観覧券
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この地図は「オルテリウスの日本地図」と言われるもので、16世紀ヨーロッパ人の日本に対する知識を表しています。

↓博物館に展示されている地図中央部 Sacay=堺 は中央に書かれていますが、大阪はありません。
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↓百舌鳥古墳群の航空写真大パネル クリックすると拡大します
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↓おなじみの百舌鳥・古市古墳群の編年図
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↓中世堺のコーナー 鉄砲展示など
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↓近代堺 堺県の図
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↓堺県の話
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つまり、天領だった堺は慶応年間に堺県となり、地域を広げて現在の奈良県を含む大きな県となったわけです。やがて地域が小さく財政力がなかった大阪府を補強するため、堺は県治14年で廃県となり、大阪府へ編入されてしまいます。

大和川水系というのは、古代より繋がっており、一体感がありましたので、堺県という発想は、あながち不自然ではありません。竹内街道の世界ですね・・・
堺県時代に、堺で幼少期を過ごした偉人に、河口慧海や与謝野晶子がいます。偉大な人々を生む素地のある文化的地域だったと思います。


さて、堺県の話のついでに、古墳関連の余談をひとつ

堺県令(知事)を約10年間も務めたのは、維新の功労者である税所篤(さいしょあつし)で、能吏として評判も高く、文化財への造詣も深かったのです。堺燈台や浜寺公園、奈良公園、県師範学校・医学校・病院・女紅場(女学校のことで与謝野晶子が通った)などをつくり、伝統文化の保護育成行政に携わり、西郷隆盛、大久保利通と共に薩南の三傑と評され、子爵を授けられています。

税所篤個人は、文化的な素養が高く、古美術骨董品のコレクターでもありました。ただ、それゆえ、堺県令時代に仁徳陵を無断で発掘したのではないかとの疑惑があります。確かに、明治5年、仁徳陵の清掃を政府から命じられた際、陵内に小屋を設け一年に渡り作業しています。

ボストン美術館に仁徳陵発掘とされる装飾品がありますが、この国外流出は税所篤が横流ししたものという噂もあります。ただし、この説は、藩閥政治に対し批判的な尾佐竹猛の発言をもとにしており、明確な証拠があるわけではありません。
最近の調査では、ボストン美術館中国・日本美術部に迎えられた岡倉天心が、明治39年の関西出張の際に一括購入したもののようです。ただ、その本来の出所は分かりません・・・

堺県令:税所篤は、石棺の記録を残し文化財の保護と歴史探求に貴重な足跡を残した人物だったのか? 、それとも無断で仁徳陵を発掘し盗掘まがいのことを行った人物だったのか?・・・見方は分かれており、真相はまだ分かりません・・・皆さんは、どう考えられるでしょうか?


上記の税所篤による仁徳陵の清掃は、大雨で御陵前方部の南端斜面の埋蔵物が露土したため、清掃し大きさを測り埋め戻したということです。

↓その際のスケッチ

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↓スケッチをもとに制作したレプリカが現在、堺市博物館内に展示されています。迫力がありました。

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後円部には、さらに大きな石棺があったとの江戸時代の記録があります。前方後円墳では後円部にメインの被葬者が葬られていることが一般的なのでうなずける話です。
ただ、私が不思議に思うのは、前方部の南斜面という古墳の端部に上記の大きな石棺があったことです。いわば南の端っこにあったわけで、そうなると前方部中央などにもさらに大きな石棺がありそうです。ひょっとしてこの巨大古墳には、たくさんの人が葬られているのかも知れません・・・・。

いったい誰が葬られているのでしょうか? 今後の発掘調査が待たれるところですね。


↓中庭に展示されている石棺・・・これも本来の出所は不明です。どの古墳から出たものだろうか?

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↓博物館の休憩コーナーと館前の池
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さて、また旅に出ることになりました。
お隣の国ですが、激安海外旅行ツアーの体験取材です。
そのため、しばらくブログ更新ができませんが、ご了承ください。
来週末頃には、また更新を開始する予定です。

それでは、皆さん、ごきげんよう!




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2019年 07月 01日 |

ピレネーの自然シリーズ、山岳・野鳥ときましたので、今回は「蝶」を紹介します。

ピレネーの6月は花が多いので、蝶もたくさん飛んでいました。中でも、撮影して嬉しかったのは、キベリタテハ(学名:Nymphalis antiopa)です。

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キベリタテハは、ヨーロッパから日本まで、北半球の冷涼な地域に分布する蝶です。日本の長野県~岐阜県では、亜高山帯より高いところに分布する蝶の一つで、若き日に山や高原に登って追いかけまわした思い出があります。東北地方から北海道では低山でも見られ、冷涼な気候を好む北方系の蝶として知られています。

アジアの東の果てに浮かぶ島国:日本から来た蝶好きの旅人が、ユーラシア大陸の西の果てのピレネー山脈の中で、美しい蝶キベリタテハに再会するとは、なんとも感慨深いものがあります・・・・

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厳密に言うと、当然のことながら同じキベリタテハであっても日本のものとヨーロッパのものでは亜種が違います。
キベリタテハのヨーロッパ亜種は、俗称 Camberwell Beauty と言い、やはり美しい蝶のひとつとして評価されています。

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撮影した個体は、少し翅が痛んでいます。これは、成虫越冬し一年近く生きてきた個体だからです。苦労して生きてきたんだね、キベリタテハ君!

キベリタテハは、越冬した成虫が、晩春から初夏に繁殖し、成虫は8~9月頃にやっと発生します。つまり6月くらいに見られるキベリタテハの成虫はすべて冬を越して生きてきたものばかりです。

高山や北の大地という冬が長く非常に厳しい場所で、成虫越冬するとは・・・何か月も雪で埋もれるような環境に耐えるとは・・・どのように過ごしたのだろうか?

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キベリタテハの幼虫は、ダケカンバやシラカバのカバノキ類を主たる食草としています。日本でもそうですが、ヨーロッパでも亜高山帯や冷涼な山地に多い樹木ですね。ヨーロッパで「バーチ birch」と呼ばれる木の仲間で、成虫を撮影した6月の時点ではキベリタテハの幼虫が必死でバーチの葉を食べているところでしょう。


飽きずに観察していると、日本のキベリタテハと、ピレネーのキベリタテハの違いも分かってきました。
ピレネーのキベリタテハは日本の亜種よりは、やや色合いが薄く、特に青い斑紋が地味なように思えました。キベリタテハという名のゆえんである、黄色の縁も白っぽく裏側から見ると透き通った感じです。

生態ですが、日本のキベリタテハは、あまり花で吸蜜せず、樹液や熟した果実・糞などに止まることが多いのですが、ピレネーの亜種は、もっぱら花(マツムシソウ)に止まり吸蜜していました。



ついでに、マツムシソウについても書いておきます。

ピレネーのマツムシソウは、非常にポピュラーな花で、ピレネー山中のどこでも咲いていました。
花が目立ち、上に止まりやすいせいか、多くの昆虫が吸蜜に訪れてくるので、よく撮影しました。

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日本のマツムシソウは夏から秋へかけてよく見かけますが、ピレネーでは6月上旬に満開でした。花期が早いです。
色は、ピンク系から青紫系まで幅がありました。


日本のマツムシソウ(学名:Scabiosa japonica)とは、亜種というより種が違うのです。
ヨーロッパのマツムシソウは、英名は Bachelor's Button バチェラーズボタンすなわち「学士のボタン」、俗名は Pincushion flower ピンクッションフラワー すなわち「(裁縫用の)針山の花」 ということで、なるほどどちらも雰囲気が出ている名前ですね。。。


↓まさに、針山の花ですね。

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2019年 06月 11日 |
ピレネー・ハイキングをはじめると、幸い天候が回復し、美しい山々と湖を満喫しました。
花も多くピレネーの自然は素晴らしかったです。
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2019年 04月 12日 |
今年の桜を掲載します。今日は大阪篇です。

近所の公園や寺院で桜が開花しました。今年は例年より遅く、昨年秋の台風の影響から折れた枝があり、少し寂しげですが、桜が華やかに咲くと気持ちの良いものです。

それでは、花の世界を楽しんでください。
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園芸植物たちも負けずに開花し、癒してくれました。
今日は青系を中心に園芸植物もいくつかご覧ください。
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次回は、桜~奈良篇~ をお送りします。








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2019年 04月 06日 |
非常に忙しくてチュニジア写真を現像整理する時間がないので、身近な花の写真をアップします。

三月から四月にかけて春の花が咲きだしました。
まずは好きなスプリング・エフェメラルと呼ばれる春の妖精のような小さな野草をいくつか撮りました。

近所の山で見られるのが、ショウジョウバカマ。
少し湿った場所に咲いており、色合いも様々で可憐な姿はなんともいえない風情があります。
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↓アップでやわらかめに撮影
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↓シハイスミレも可愛い花で素敵です。
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スイセンなどの園芸植物も近くの公園で見事に咲き誇っており、撮影を満喫できました。美しい花たちの競演をお楽しみください。
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