模糊の旅人
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2018年 11月 18日 |

トラベルジェイピーの旅行ガイドで、私の「中国遼寧省・瀋陽観光で行きたい!ベストスポット5選」という記事が公開されました。
瀋陽(奉天)の代表的観光スポットを紹介したものですので、ぜひ記事をお読みください。







本ブログでもタイアップして記事を書いております。
今日は、瀋陽(奉天)の第1回目で、プロローグ的な話です。


私の中国東北地方の旅の目的のひとつは、父の足跡を辿ることでした。
誰にでも家族史というものがあり、祖父母や両親の住んだ場所への思いはあるでしょう。私の場合、それは満州です。
今回の旅で、ようやく私は、長年の宿題を終えた気分です。


↓父の残した絵日記アルバム「満州14年」 ~父の少年時代がここにあります~

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↓父が過ごした満州の14年の生活が、漫画や写真やイラストや図表などで示されています。

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満州は多くの日本人が生活した舞台で150万人以上はいたようです。したがって、父母や祖父母が満州で暮らしたという方は多いと思います。


私の父は、7才のときに、両親に連れられて、実家の京都から満州にやってきました。
大連まで船で来て、大連駅から奉天までは列車で来ました。


↓奉天への列車にて(父の絵日記アルバムの最初のヒトコマ)

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「列車はゴウゴウと満州へ向ふ その頃の大陸二等車は一区画づづ 部屋になってゐた
 始めて洋服を着た  僕は7才であった」


当時の列車は、1等、2等、3等があり、父の家族は2等コンパートメントに乗ったようです。


上のマンガで、帽子を被ってメガネをしているオジサンが祖父で、祖父が手をにぎっているのが父の弟(つまり私の叔父)、祖父の横で窓を見ている後姿が父

左側に描かれているのは、手前が祖母で、その膝に抱かれているのが父の妹(つまり私の叔母)。その向こうが父の兄(つまり私の伯父)、その奥のメガネをした年配の女性が祖父の母(つまり私の曾祖母)


満州に来てから、祖母は二人の女の子を生み、父は6人兄弟の二人目。上三人が男の子、下三人が女の子という家族構成になったわけです。
曾祖母を入れて、総勢9人家族。現在は全て物故者ですが、当時の仲の良い家族が偲ばれます。


↓当時の鉄道地図も貼ってありました。

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私が乗った高速列車「和諧号」が途中で止まった営口は、この地図で見ると南満州本線より西へはずれています。
つまり、父が乗った列車は営口の一つ手前の大石橋で北へ曲がり、遼陽や蘇家屯を経て、奉天に着いたのでしょう。


↓現代の高速鉄道から見る大連~瀋陽(奉天)の間の車窓風景

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父が大連から奉天に列車で来た時の車窓風景には、上のようなコーリャン畑はあったでしょうが、下のようなビニールハウスは無かったでしょう・・・・

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奉天駅についた父は、馬車で家に向かったのです。


↓父の絵日記より

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「馬車にのって走る 奉天の街 夜 新しい家に」


↓当時の奉天駅(絵葉書より)

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↑やはり、馬車が写っています。


父が奉天で過ごしたのは昭和ですが、まだ馬車が多くあったことが分かります。というか、今のタクシーの役割を馬車が果たしていたようです。


それよりだいぶ前、明治42年(1909年)に、親友で満鉄総裁だった中村是公に招待された夏目漱石は、胃痛に悩まされながら満州を旅し、奉天にもやってきました。
漱石には、馬車が激しく行き交う奉天の街は驚きだったのです。↓は奉天駅から宿へ馬車に乗った漱石の感想です・・・

「・・・奉天だけあって、往来の人は馬車の右にも左にも、前にも後にも、のべつに動いている。そこへ騾馬を六頭もつけた荷車がくるのだから、牛を駆るようにのろく歩いたって危ない。それだのに無人の境を行くがごとく飛ばしてみせる。我々のような平和を愛する輩(ともがら)はこの車に乗っているのがすでに苦痛である。」(『満韓ところどころ』 夏目漱石全集7 ちくま文庫 545頁)


今は昔、時代は変わりました。現在の瀋陽駅前は馬車の馬もなく、クルマが激しく行き交う、せわしない都会の駅です・・・・


↓現在の瀋陽駅(旧・奉天駅)

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辰野金吾の弟子による設計ですので、東京駅に似ています。




↓そして父たちは、用意された家に落ち着きます。

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満鉄の管理職として奉天に赴任した祖父は、当然ながら奉天で日本人のために開発された満鉄付属地の家に住みました。


当時の八幡町ということで、私はそこを訪ねてみました。
父のイラストによると、のどかな新しい住宅街という感じですが、現在は・・・


↓父が住んだ家の番地付近は、今はビルが立て込んだ大都会の一画になっていました。

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2018年 11月 11日 |

中国東北地方の国内移動について、何人かの方からご質問がありましたので、大連―盤錦(レッドビーチのある市)の間を例にして説明します。


中国において、北京・上海・西安といった距離のある大都市間の移動については、これまで飛行機が主でしたが、中国の高速鉄道の充実に伴い、鉄道利用も便利になってきています。


特に、東北地方の都市間移動のような中距離については、中国の新幹線ともいうべき、中国高速鉄道が圧倒的に利便性が高いものです。


それでは、以下、大連から盤錦(パンジン)までの、高速鉄道の写真をご覧ください。


↓大連駅

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↓昔の絵ハガキから 戦前の大連駅 雰囲気は変わっていませんね。

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大連駅はもともと、南満州鉄道株式会社(満鉄)が建設したものです。日本の上野駅がモデルとされ、ここから当時の夢の朝特急「あじあ号」が、奉天・新京・哈爾浜(ハルビン)へと走っていました。


↓戦前の豪華特急列車あじあ号

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↓あじあ号の最後尾(展望室)
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今は、大連駅には中国高速鉄道が乗り入れています。
一階にプラットホームがあり、二階が乗車用改札、地下が降車用改札で、乗降客の動線が重ならないよう非常に合理的にできています。
その方式は現在も受け継がれ、高速鉄道の駅ではたいていが二階から乗車し、地階のコンコースを通って降車する形になっています。


大連駅について手元にある資料から
「満鉄は大連港に着く日本人を満州各地に送り出すために、大連駅の充実を図った・・・・・その姿は上野駅に似ていたが、内部は画期的な試みがなされていた。乗客は二階から改札を通り、ホームに降り、駅に着いた客はホームから地下道を抜けて、一階から出た。」(『井上ひさしの大連』 井上ひさし・こまつ座編 小学館)


↓二階にある乗車用待合室・・・広いです。

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↓電光掲示板で確認します。

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↑私の乗るのは、8:41発の上海紅橋駅 行き で、レッドビーチのある盤錦で途中下車します。正点と書いてありますから定刻発車(始発)のようです。
検票口2とは、改札口が2番のことなので、そこに行って並びます。定刻15分前くらいに通過できるようになります。


そのあとは、8:45発の瀋陽北駅 行き で、13分遅れ。
そして 9:08発の北京 行き 、9:15発の吉林 行き と続いていますね。


↓改札を通過します。1番ホームと書いてあります。

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↓二階から1番ホームのエスカレータへ。もう左下に列車が来ていますね。

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↓私の座席は最後尾の8号車なので、ちょっと列車の端を撮影させてもらいます。

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↓和諧号 なかなかカッコ良いですね。

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以前、ロシアに行った時、サンクトペテルブルグとモスクワ間でサプサン号に乗りましたが、そっくりです。


それもそのはず、基本はどちらもドイツ・シーメンス社のヴェラロシリーズ。それをカスタマイズしたものです。
ロシアのサプサン号については、くわしは 私の↓の記事 をお読みください・





和諧号とは調和・ハーモニーの意味で、中国では最優等列車につけられています。日本でいえばさしずめ「のぞみ」でしょうか。


サプサン号は10両編成でしたが、和諧号は8両編成


それでは、和諧号の内部に入ってみましょう。


↓私の乗る8号車二等席です。

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↓新幹線と同じく、2+3のシートで、なかなか快適です。すべて進行方向に向いています(つまり新幹線と同じく、座席向き可変シートなので、固定式のサプサン号より優れています)

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↓当日のチケット 1435元すなわち約2500円強と、中国の物価と大連―盤錦の距離を考えると結構お高いです。
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↓7号車を見に行ってみました。さほど混んでいません・・・

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↓トイレ 和式に近い形ですが、サプサン号と同様、まあまあ綺麗です。

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↓スーツケース置き場もありましたが、サプサン号のようにコートの置き場は無かったです。

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いよいよ出発
戦前に、あじあ号で満州を旅した私の祖父母の気分で、ちょっとワクワクかつしんみりします。。。。当時、7歳だった父は京都から満州の奉天へ移住するために両親に連れられてここを列車で走行したわけで、子供心にきっと不安だったろうなあ・・・と遥かに思いを馳せました。

祖父母や父がたどった鉄道路線の一部を、今、私が走っているのです!


↓車窓風景 渤海(遼東湾)に沿って盤錦に向かうので、進行方向左側に河口が見えます。なかなか良い景色です。)

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↓海が見えてきました。

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陸側は、コーリャン畑が車窓を流れ去り、田舎風景が単調に続きます。

↓途中の停車した駅です。昔は「営口」と呼ばれ、大連の誕生以前は、中国東北地方の玄関口として栄えた町です。

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↓車内販売がありました。ちょっと左上の電光掲示を見ると、306km!凄いスピードですが、さほど揺れません。

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↓外気温18度。ちょうど良い温度ですね。

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↓やや大きな町が見えてきました。どうやら盤錦(パンジン)市のようです。

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↓盤錦駅に到着したので下車します。地下コンコースへと誘導されます。

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↓盤錦で降りる人はさほど多くなく、地下コンコースを出口に向かいます。

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↓地下コンコースにあった広告看板(今話題の范冰冰さんかと思って撮影したのですが後で調べてみると別人でした・・)

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↓駅の外へ出ました。盤錦は中程度の都会ですね。

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↓振り返って盤錦駅を撮影しました。やはりここも乗車は二階からですね。満鉄がはじめた、乗降客上下分離式の思想はここでも受け継がれているのです。

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高速鉄道では、大連から盤錦まで約90分、盤錦から瀋陽までも同じく約90分。列車で旅するにはちょうど良い距離ですね。とても快適な移動方法として利用させてもらいました。バスや飛行機より圧迫感が無く、自由に動き回れるので中距離移動には最適な乗り物だと思います。

この綺麗で快適な高速鉄道のおかげで、中国の鉄道のイメージが変わりました。そこで、今、高速鉄道が、凄まじい勢いで、中国全土に広がりつつあります。






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2018年 03月 19日 |

「たびねす」に、私の「マルタ共和国版『路線バス乗り継ぎの旅』で観光スポットを回る!」という記事が掲載されましたのでお知らせします。
マルタでのバスの乗り方を中心に、モデルコースを紹介したものです。ぜひ、ご覧ください。





本ブログでも、「たびねす」とタイアップして、マルタでのバスの乗り方をより詳しく紹介します。


マルタは淡路島の半分くらいの小さな島で、世界遺産などの見どころが多く、リゾート地としても有名です。素敵なホテルが沢山あり、滞在型のゆる旅も可能。

そして、なにより治安が良く、バスが縦横に走り、英語が公用語なので、海外個人旅行の入門地としても最適です。一般的に欧米人はマルタに長く滞在し、バスで日帰り観光をしながら自由な旅を満喫しています。日本人は忙しい駆け足旅が多いですが、それでもマルタでは誰でも安全に滞在を楽しめるので、できるだけゆっくりと旅してください。

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実際に行って見ると日本より暖かく、冬のオフシーズンなら高級ホテルも安く、バスも乗りやすいのでオススメです。おいおい紹介していきますが、花が多いのは1~2月なのです! 巨石文化遺跡などが黄色い花に埋もれており、アーモンドの木の花も咲いて、見どころいっぱいです。

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マルタには鉄道が無く、バスまたは自動車利用しか方法がありません。タクシーは値段が張りますし、レンタカーは道路が狭いのと信号および駐車場が少ないのでマルタに慣れてから使用するのが無難。そこで、個人旅行の場合、バス旅が最もおすすめです。バスの利用方法さえマスターすれば、宿泊するホテルからマルタ島中のスポットへ日帰りで観光可能。バス利用で、自分の気に入ったスポットを、じっくりと心ゆくまで満喫してください。

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マルタの路線バスは、最近、統合され、非常に分かりやすくなりました。まず、値段は夏(6月中旬~10月中旬)は2時間乗り放題2ユーロ、他の時期は2時間乗り放題1.5ユーロと非常にリーズナブル。島の西の端から東の端まで乗ってもわずか200円程度、しかも全ルート均一料金で簡単なのですから、これを利用しない手はありません。乗り降り自由ということで、まさに路線バス乗り継ぎの旅がとても簡単に出来るのです!


バス旅という切り口から考えると、夏の混む時期を避けるのがベター。マルタの冬~春は日本より暖かくホテルが安い上に、観光地もすいているので乗降しやすくバス旅にはベスト。1.5ユーロの小銭を用意すれば、マルタ島の何処へでも行けるので、自由自在にバス旅を楽しみましょう。


チケットは、一枚ずつ買う場合は、バス乗車時に運転手に支払います。・・・当然のことながら、均一料金なので、行き先を告げる必要なく1.5ユーロを出すだけです。

バスはすべて前乗りで、ほとんどが後降りですのですので簡単。支払うとレシート状のチケット(下記写真参照)がもらえます。このチケットは2時間以内に乗り継ぎする場合に使えますが、ペラペラなので、紛失しないようにしましょう。


↓私の使ったバスのチケットのひとつ

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↑例えば上のチケットの下部に VALID UNTIL 13:53 と太字で書いてありますね。
これは、13:53分まで バスに自由に乗り降りできるという意味です。(私は、この日、11:53に乗って運転手からチケットを買ったわけです)


他のチケットには、7日間乗り放題カード(21ユーロ)、12回利用カード(15ユーロ)、定期券カード(各種あり)があり、これらを利用する時はバス乗車時にICカード読み取り機にピッとかざします。カードの購入は大きなターミナル駅か空港で可能です。
短期間の旅行なら一回ごとのチケット購入、夏季滞在か長期間滞在の場合はカード利用が良いでしょう。

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バス利用の観光計画を立てるには、まずバス路線と運営時刻を把握する必要があります。
詳しいバス路線については、マルタ公共バス時刻表(Malta Public Transport)の路線時刻表をご覧ください。必要な路線を選択すれば拡大可能な地図と曜日ごとの時刻表が出ます。(地図でバス停の位置とバス停名を確認してから、時刻を見ます。行き帰りのバス路線が異なることがあるので注意!)


↓マルタ公共バス時刻表の地図例(クリックすると1100ピクセルになります)

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基本的に1~99番は、首都ヴァレッタから出る路線で、マルタ各地の宿泊先から首都へ往復するのに利用します。100番台・200番台は、ヴァレッタを経由しない各市町村間の直行路線で、各宿泊地から観光地へ直接行く時に利用します。X番台は空港行のエアポートエクスプレス。N番台は深夜バス。300番台はゴゾ島内バスとなります。

(バス路線や時刻については、グーグルマップでも検索できます。)

路線バスは、横窓がドットスクリーンになっているものが多く、景色が少し見にくいです。
↓前側は綺麗に見えますので、すいていれば前席に座りましょう。

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バス利用の注意点とコツ

マルタのバスは実質上公営となって、時間や運営も正確になりました。インターネット上に詳しい時刻表があり、ほぼ問題のない運航がされています。とはいえ、お国柄、バス利用上の注意点があります。

ひとつは、マルタの道路事情から来るもので、朝夕のラッシュ時はダイヤが乱れ時刻表通りにバスが運行されない場合が多いということです。バスレーンや広い幅の道路がないため、よく渋滞します。できるだけ、朝夕のラッシュ時は避けるか時間的余裕を見ましょう。

次は、バスの乗り降りのコツです。停車場でバスに乗る際は、自分の乗りたいバスの路線番号を確認しておき、その番号のバスが来たら手を挙げて合図しましょう。路線数が多いと、手を上げないとバスは止まってくれません。

バスの前扉が開けば、運転手からチケットを買ってバスに乗ります。降車の際は、降りる一つ前のバス停を過ぎたら、すぐに降車ボタンを押します。バス停の直前で押しても、バスは止まってくれず通過されてしまうからです。

さらに、満員の場合は、降りる人がいなければ、バスは停留所に止まりません。運転手さんによりますが、満員通過がよくあるということも心すべきです。繁忙期に、途中のバス停で路線の乗り換えは、満員通過で思うように行かない場合があります。

つまり、ちょっとしたものですが、以上のようなケースがあるため、時間的に余裕をもって、繁忙期を避けるというのが、マルタのバス旅の極意です。行き先が決まっている場合は、マルタ公共バス時刻表 にアクセスして予習しておきましょう。



↓サンジュリアンの中心地 Ross のバス停

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↑バスの路線番号で 13、13A、14、16番が首都バレッタに行くことが分かります。その番号のバスが来たら手を挙げて乗りましょう。


バレッタに到着すると、終点のバスターミナルで降車。バレッタ旧市街で昼食や買い物などを楽しみ、騎士団長宮殿や考古学博物館などをゆっくり見学してください。


↓バレッタのバスターミナル

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↓バレッタのバスターミナルの路線乗車位置の配置地図(クリックすると横1200ピクセルになりますので拡大してご覧ください)
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↑例えば、イムディーナ・ラバトへ行く場合は、51、52、53番線ですので、C2のバス停に行けば良いわけです。


↓C2のバス停

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↓C2のバス停表示の下部には、主な途中停車駅や、発車時刻が記してあります。

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↓ホップオン・ホップオフバス

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一日中、時間をかけて定番の観光地を少しずつ回る場合は、観光地を乗り降り自由で周回しているホップオン・ホップオフバスが便利です。1日乗り放題20ユーロからとなっており、車内では日本語を含む16ヶ国語のガイダンスを聞くことが出来ます。

北部周遊、南部周遊、ナイトツアー、ゴゾ島ツアーなど多くの種類がありますので、詳しくは、マルタ観光局のホップオン・ホップオフバスページ(日本語) をご覧ください。

もともと路線バスも2時間乗り降り自由なので、マルタ本島では、路線バスの本数が多くより細かく行けることから、わざわざホップオン・ホップオフバスに乗らなくても大丈夫だと感じました。
いっぽう、ゴゾ島はホップオン・ホップオフバスが良いかなと思いました。ゴゾ島で、観光スポットを一日で回ろうとする場合、本数と路線の関係で公共バスの効率的利用がやや難しいのです。だから、観光専門のホップオン・ホップオフバス利用が便利です。なお、ゴゾ島コースを利用する場合は、10ユーロでホテル~ゴゾ島行きフェリー乗り場の往復送迎が利用できます。ただし、フェリー代は別途になります。






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2018年 01月 01日 |

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新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

今年は、まず、以下の写真展を最初の目標として頑張っていきます。最後の写真展ですので、皆さまのお越しをお待ち申しております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第7回 グループ温故斬新 写真展


場所 : オリンパスプラザ大阪 オープンフォトスペース
            (大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル 1階)

開催日:2018年2月16日(金)~2月22日(木) <但し日曜は休み>

開催時:午前10時~午後6時  <但し最終日は午後3時まで>


場所の 地図は こちら  

地下鉄本町22・23番出口すぐです。(四つ橋線本町駅が便利です)





オリンパスプラザが10周年でリニューアルされます。それに伴い、オープンフォトスペースがクローズされますので、今回がグループ温故斬新写真展の最終回となります。したがって悔いないよう、やりぬく所存です。

ぜひ、ご覧ください。


どうぞよろしくお願いします。




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2015年 12月 19日 |
本日は、特急サプサン号の車窓風景です。

サプサン号は高速で走行しますが、意外に乗り心地は快適で、ロングレールが使われているので線路つなぎ目のカタンコトン音もあまりしません。
サンクトペテルブルク―モスクワ間は、ほぼ真っ直ぐで、急なカーブもないので、車内でパソコンのキーボードを叩いたり、本を読むこともまったく問題ありません。

とはいえ、鉄道旅の一番の楽しみは車窓風景です。せっかくのロシアの地上を走るサプサン号ですので、ゆっくりと景色を楽しみます。

↓サンクトペテルブルグを出発すると、しばらくは車線区で他の電車などが見えます。
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↓車線区を過ぎると郊外の町風景です。
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↓そして白樺の森が広がります。
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森が途切れると、沼地や原野が広がり、荒涼とした冷帯の景色が連続します。
日本のように起伏に富んだ地形はなく、高い山や深い谷はありません。どこまでも広い平原と森のいわゆるタイガで、日本では見られない景観ですので、これがロシアの大地なのかと実感します。
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景色の変化は少なく、単調です。
日本やスイスの山岳を走る鉄道のようにスペクタクルな景色が展開するわけではありません。
どこまでも疎林と原野が続きます。シベリア感があります・・・
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時折、町や湖に面した集落が見え、なぜかほっとします。
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ロシアの田舎の家屋は木造で赤っぽい屋根が多く、良い雰囲気です。
これを見ると、サンクトペテルブルグやモスクワの石造りやコンクリートの巨大なビルの大都会世界は、広大なロシアでは特殊な世界だと思われます。
ほとんどのロシアの大地は、車窓から見えるような大いなる田舎の世界なのです。
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↓大きな川があり、鉄橋を渡りました。ここはとても良い景色でした。
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↓途中の停車駅です。
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↓駅のホームに蒸気機関車が展示されていました。
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↓高緯度で日が短いので、途中で西の平原に夕日が沈みます。
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↓車窓から撮影した湖に沈む夕日です。とても感動的でした。
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暗くなってしまうと、もう窓の外の写真は撮れません。

↓一枚だけ車内スナップ
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↓そろそろモスクワが近づいてきたようです。車内電光表示です。
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モスクワは恒常的な交通渋滞に悩まされており、飛行機で移動してきても、飛行場から都心への移動に非常に時間がかかる場合があります。
その点、サプサン号の到着駅であるモスクワのレニングラード駅は都心にあるので、サンクトペテルブルグからのモスクワへの移動に最適です。
サンクトペテルブルグでエルミタージュ美術館を観光して、次はモスクワ都心観光というロシアの二都を結ぶ旅行にピッタリでしょう。

↓モスクワのレニングラード駅に到着しました。
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夜に到着すると、ホームはしっとりとした雰囲気でした。

↓モスクワのレニングラード駅の外観です。この駅舎は1849年に建てられた由緒あるもので、ライトアップされていました。
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この駅は、クレムリン大宮殿や兵器庫の設計で有名な建築家コンスタンチン・トーンが建設しました。
当初、ニコライ1世がサンクトペテルブルク―モスクワ間の鉄道敷設を決めたところからニコライ駅と呼ばれていました。ロシア革命後に10月駅になり、1937年からレニングラード駅となりました。
今は、レニングラードはサンクトペテルブルグに回帰したのですが、レニングラード駅の名前はそのままです・・・

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2015年 12月 15日 |
本日は、特急サプサン号の座席や諸設備などの情報をおおくりします。

サプサン号には、特等(1等プレミアム)、1等、2等の3種類の座席があります。
1等以上は革張りシートで、食事料金がチケット料金に含まれており、スリッパ・アイマスクなども装備されています。
2等は布張りシートで、食事サービスはありませんが、食堂車があり車内販売もあります。

1等と2等は、見た目はほとんど変わりませんので、普通は2等で十分でしょう。
日本の駅弁のようなものはありませんが、テイクアウトの軽食を買ってきたり、お菓子などを持ち込み、テーブルに広げてくつろげば、存分に半日の列車旅行を楽しめます。

↓2等座席の前のポケットに置かれた雑誌。折りたたみ式のテーブルもあり飛行機の座席のようです。
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サプサン号は、日本の新幹線のように、席のすべてが進行方向に向いているわけではなく、向きが固定されています。
また、窓が座席それぞれにあるわけではないので、車窓風景が見にくいことがあります。
そこで、あらかじめ予約される場合は、進行方向に向いている座席を確保することと、景色の妨げとなる柱の位置の座席を避けることが肝要です。それが、より快適なサプサン号の旅をするコツです。

↓2等車内全景
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2等座席の半分は進行方向を向いていますが、半分は逆方向を向いています。

↓したがって、二等の車両の真ん中は向かい合わせの席になります。テーブルが大きいのが良いですが知らない人と長時間向かい席になるのは恥ずかしいですね・・・四人グループなら最適でしょう。
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↓上の向かい合わせ席セッティングばかりがあるのが、食堂車(ビュッフェ車両)になります。
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↓食堂車のメニューです。好きな料理やコーヒータイムを味わうことができます。
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↓鉄道グッズ販売コーナー
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スーツケース用の荷物棚は各車両にありますが、全部の座席分あるわけではないので、混む季節や大きな団体ツアーで旅行される場合は、早めに格納場所を確保したほうが良いでしょう。

↓荷物棚
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↓私のスーツケースは飛行機の機内持ち込み可能な小さなものですので、座席上の棚に置きました。
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↓コート用ハンガースペース
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↓各車両にあるトイレも非常に綺麗で清潔でした。
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いろいろ車内を探検し撮影を済ませ、満足して自席に戻ってきました(笑)

↓座席ポケットに入れられたサプサン号の説明書。ロシア語なので詳細には分かりませんが、それなりに参考になりました。
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↓サプサン号の説明書から地図
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↓サプサン号の説明書から車両説明図
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次回はサプサン号の最終回で、車窓風景をおおくりします。

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2015年 12月 12日 |
「たびねす」に、私の特急サプサン号の紹介記事がアップされました。
サプサン号は、ロシア版新幹線といえる新鋭高速列車ですので、ぜひ、ご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。

(25)ロシア夢の超特急サプサン号で、ペテルブルグとモスクワ間を駆け抜けよう!
http://guide.travel.co.jp/article/14632/





上記の、たびねす記事とタイアップして、当ブログでも特急サプサン号について三回に渡って紹介することにしました。
「たびねす」では一記事について5枚しか写真を載せることができません。ブログなら自由に写真をアップできますので、サプサン号関連写真を全部で30枚以上お見せします。

本日は、出発駅やサプサン号の外観などを中心にお送りします。

↓サンクトペテルブルグのモスクワ駅
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ヨーロッパに多い方式ですが、ロシアでは鉄道始発駅に関しては、出発地ではなく目的地が駅名になっています。
したがって、サンクトペテルブルグからサプサン号に乗車する場合、サンクトペテルブルグのモスクワ駅から出発し、モスクワのレニングラード(サンクトペテルブルグの旧名)駅に到着します。

サンクトペテルブルグのモスクワ駅 ←<サプサン号>→ モスクワのレニングラード駅

何故このような方式が取られているかといいますと、モスクワのような大都会では、沢山の鉄道始発駅があるので、目的地方面の名前がつけてあるのです。

ロシアの二都を結ぶ駅名が、それぞれ相手の都市名を名乗るとは、ややこしいですね(笑)
ただし、チケットや時刻表は、日本と同じ方式なので、このあたりを混乱しないようにしてください。

↓駅構内(中央の銅像はピョートル大帝です)
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↓ロシアの鉄道の説明図
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↓電光掲示板 3時と3時10分にサプサン号が発車すると表示されています。
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サプサン号のホームには特別改札があり手荷物検査もあります。最近は世界中でテロが多いので、このほうが良いと思います。少し手間ですが、安心して乗車できますね。
今後、ロシアの鉄道は全てこのような手荷物検査改札型になっていくようです。

↓これがサプサン号です!
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サプサンとは、ユーラシアの広い地域に生息し地球上最速の肉食鳥であるハヤブサを意味します。まさに世界最大の国土を誇るロシアの大地を駆け抜ける超特急にふさわしい名前です。

↓10分後に発車する、もうひとつのサプサン号
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サプサン号は、ロシアの新進気鋭の速く美しい超特急です。
サンクトペテルブルグとモスクワ間は、640kmあるのですが、この距離を、従来よりも50分短縮の最短3時間40分で結びます。
日本の新幹線でいえば距離的には東京―岡山間に相当し、ほぼ同じような時間で到着するので、そのスピードが分かります。
実際は時速350kmで走行可能ですが、現在はロシアの最高法定速度である250kmに抑えているそうです。今後はさらに時間短縮されるかも知れませんね。

↓正面から見たサプサン号
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ドイツのシーメンス社製のヴェラロシリーズをロシアの広軌規格に合わせて幅を広げた高速型のスマートな車両で、なかなか美しいシルエットです。

1編成あたり定員は600名の10両編成で、全体の長さは250mです。

↓各車両のドアには女性車掌が立っています。 10両編成なので10名の車掌がいるわけです。
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↓連結部分
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↓やっと自分の指定席にたどりつきました。進行方向席で窓も見られる席なのでほっとしました。
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なかなか、綺麗な座席でした。


なお、エルミタージュ美術館などサンクトペテルブルグの写真はまだまだ沢山ありますので、サプサン号のブログ記事が終わればまた再開する予定です。

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2014年 12月 20日 |
ゲントは、ベルギーの古都です。
日本でいえば、さしずめ、ブリュージュが京都で、ゲントは奈良にあたります。
今のゲントは大学とトラムの町です。

ブリュッセルでは地下鉄が便利ですが、ゲントに地下鉄は無く、町中に路面電車=トラムの架線がはりめぐらされており、まさに市民と学生と観光客の足となっています。そこでまずはトラムの乗り方に慣れることです。
私は、地下鉄よりも、地上の景色を見ながらゆっくり走るトラムが好きなので、乗ってわくわく楽しくゲント観光をしました。

私は、以前からゲントに行きたかったのですが、ここ5~6年はゲントの町が大きな全体工事中のため、写真撮影に適さない状態で、トラムも停車駅などがいろいろ変更されて分かりにくく落ち着かない雰囲気との情報を得たので、工事が終わるまで後回しにしていました。
今春にほぼ工事が終了したとのことで、今回のゲント行を主目的とするヨーロッパの旅が実現したわけです。


さて、ブリュッセルからIC(インターシティ特急)でゲント・セント・ピータース駅に到着するところまでは、前回の フランドル紀行(1) で説明しました。

↓ゲント・セント・ピータース駅の中央出口です。(ブリュッセルから来た場合は進行方向に向かって右側の出口)
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↓ゲント・セント・ピータース駅の外観です。
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上記の写真は、ゲント旧市街を見たあと、いったんゲント・セント・ピータース駅に戻り、駅近くの博物館に行く際に撮影したもので、まだ午後3時30分ごろの景色ですが、日が傾いて、夕刻が迫っている雰囲気でした。

↓下記の写真は、ちょうど旧市街に行くトラムの停車場1番あたりから撮影していますので、駅を降りたらこの写真を撮っているところに向って歩いて来る(ブリュッセルから来た場合は、進行方向に向かって先頭右側方面に歩く)形になります。参考にしてください。
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何よりも旧市街に行くには、トラムの1番線に乗るということが大切で、その1番線用停車場を見つけてください。私が行った時には1番と2番が同じところにありました。ややこしそうですが、実際には最も目立つ場所で、とても分かりやすいです。

ただ1番線でも反対方向に乗ってはいけませんので、道を向こう側に渡らないことが肝要です。駅を出て、カーブした道路の手前側が旧市街行きトラムの乗り場です。
トラム1番の Evergem 行き に乗ってください。もし、不安な場合はトラム前方部から乗って運転手に「コーレン・マルクト、OK?」と聞いてください。コーレン・マルクトとは、旧市街の中心広場です。(フランダース・エキスポ行きというのが反対方向になりますので絶対に乗らないように)

↓これがトラムです。(1番線はゲントのメイン路線なので長い連結トラム車です)
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さて、トラムに乗るには事前に切符が必要です。車内でも運転手から買えますが割高(2ユーロ)になりますし、混んでいる場合は難しいので、停車場にある自動販売機で買っておくべきです。

↓トラムの切符自動販売機
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実はこの自動販売機には新旧いろいろ種類があって、クレジットカードも使えるやつ、紙幣も使えるやつ、コインしか使えないやつ、おつりの出ないやつもあるようです。
一番確実なのは、小額コインを使うことです。自動販売機なら、旧市街までは、1.3ユーロです。(2014年末現在)

ベルギー国鉄の切符と違うのは、特別券を除いて普通は往復切符(return ticket)が無いということです。
切符自体はトラム車内で打刻するまで未使用扱いで、購入時と使用時の日時が違っても使えますので、まず最初に帰り用の切符も含めて、2枚買っておくのが良いでしょう。帰りは混んで旧市街の自動販売機に行列ができたり、場所が分かりにくかったりしますので。

↓私が実際に買って使ったトラムの切符=チケットです。まるでプリペイドカードです。
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機械のタイプによって若干違いますが、自動販売機のボタンまたはデジタル文字表示に従って、最短の1-2区間(Zone1-2)を指定し、次に枚数2を指定し、2.6ユーロのコインを投入すれば2枚買えます。これで帰りのチケットも入手して安心です。

トラムに乗る際に、日本と違うのは、乗ってから自分で打刻(刻印)するという行為が必要だということです。(上記のチケットに記載されている大きな矢印は、トラムの打刻用の機械へ差し込む方向を示しています)
ゲントのトラムには車内のドア付近に、黄色い打刻(刻印)用の機械があり、その上部にチケットを差し込むと、いったん吸い込まれて、日時等が刻印されたチケットがまた上部に戻ってきます。(定期などのタッチ式IC用打刻機もありますが、チケットの場合は、上部に差し込み口のあるほうです)

ときどき抜き打ち検札があり、切符に刻印がない場合は高額の罰金の対象になるとのことですので、必ず打刻しましょう。

無事トラムに乗りましたら、車窓風景を楽しみます。
私が行った際には、品の良い大学生のような若者が多くて座らず立っていたので、結構混んでいたのに私はいつも座れました。(晴れた日を選んでブリュッセルからの2回のゲント行のトラム往復利用、合計4度の乗車とも)
ゲントの若者達のマナーが良いように感じました。

↓立っている若者が多い車内風景
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以下、トラムの窓のガラス越しですが、車窓風景をご覧ください。

トラムは低床型で、座ると視点が低いのですが、案外景色がローアングルで素敵に感じられて、車窓風景を満喫しました。
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ゲントは、現在ベルギー第三の都市ですが、いわゆる新市街にゲント・セント・ピータース駅があるため、トラムはその新市街や大学街を通って、観光すべき旧市街に行く形になります。
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ブリュッセルよりクルマが少ないですが、なかなか大きな町ですね。
↓途中の停車場風景
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↓旧市街に近づくとお洒落な高級ショッピング街となります。
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↓トラムのスピードは遅いので、遠くの人や景色は止まって、近くの人は流れて、面白く写ります。
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そして、降りる駅ですが、コーレン・マルクトになります。
まあ、車窓風景を眺めていると、ぐっとカーブして突然聖ニコラス教会の巨大な建物が現れて、コーレン・マルクトに来たことが分かりますが、一応は車内放送や車内電光表示に気をつけていてください。
ただし、国鉄と同じく、ゲントはオランダ語圏で車内放送や車内電光表示はオランダ語だけなので、ちょっと分かりにくいです。電光表示に出る Korenmarkt という綴りをあらかじめ覚えておけば万全です。
語学が苦手な方は、ゲント・セント・ピータース駅からトラムに乗って、8番目の停車駅なので、それを数えていくと良いでしょう。

コーレン・マルクト(Korenmarkt)という車内放送や車内電光表示があったら、日本のバスなどと同じで次駅停車ボタンを押します。 コーレン・マルクトは、ほとんどの観光客が降りる場所なので押す必要がない場合が多いですが、すいている場合は必ず押しましょう。

↓コーレン・マルクトに到着し降りてから、乗ってきたトラムを撮影しました。(1番線のトラムである表示が見えますね)
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私はトラムが好きなので喜々として乗りますが、どうしてもトラムが苦手あるいは元気いっぱいの方は、旧市街まで徒歩やレンタサイクルという手もあります。
ただその場合は道順と方向を間違えないようにしてください。地図を携え、トラム1番線のある道に沿って行けば、徒歩で30分~40分くらいだと思います。

あと、ゲント 「CityCard Gent」 (30ユーロ) を購入すると、市内を走るバスとトラムに何度も乗車できます。どれだけ博物館等を回るかによりますが、値段的に微妙なところですね。教会見学や街並み散策の日帰り観光なら CityCard Gent を買うほどのこともないと思います。48時間有効とのことですので、ゲントに連泊されるなら価値があるでしょう。


帰りは、コーレン・マルクトから、1番線の逆方向の フランダース エキスポ 行きに乗ります。乗り場は、来た際に降りた場所の一本西側の道であるVeldstr.の入口近くにあります。(コーレン・マルクト周辺には多数のトラム乗り場がありますので、1番線を確認しましょう)

↓コーレン・マルクト広場からVeldstr.に入ったところにある1番線停車場 フランダース エキスポ 行き の電光表示
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以上、ゲントのトラムの乗り方でしたが、他のベルギー各地の都市でも、ほぼ同じなので、今後の記事では他都市でのトラム等の乗り方は省略します。
もっとも、各都市間の切符は相互に使えるわけではありません。例えばブリュッセルの地下鉄のカード切符は、ゲントのトラムには使えません。(都市間によって相互使用できる地域もあるのですが、われわれ外国人観光客には分かりにくいです)
原則として、各主要国鉄駅を降りてから現地でトラムなどの都市内交通機関の切符を買うのが良いと思います。

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2014年 12月 10日 |
ベルギーは、オランダ・ドイツ・フランスに囲まれた小さな国で、首都のブリュッセルを中心に、国鉄が放射状に出ています。
そこで私は、今回のベルギーでは、ブリュッセル北駅近くのビジネスホテルに滞在し、そこからベルギー各地に日帰り観光を繰り返しました。ブリュッセルに仮住いしているような気分でした。

この同一ホテル滞在方式にしたのは、大きな荷物を持って移動するのが嫌だったことが最大の理由です。ごく小さなバッグにカメラ一台だけを入れて、軽やかに、ゲント、ブルージュ、アントワープ、リェージュ、ナミュールといったベルギーの町を回りました。ブリュッセルからならIC特急利用で短時間に通えます。

↓ベルギーの主な町とその周辺の国々の地図
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ベルギーの鉄道等の乗り方を教えてほしいという要望がありましたので、今日の記事ではそのへんを中心に、ゲント行を説明します。

海外旅では、ある程度現地情報の予習が必要で、特に交通手段だけは調べていく必要があります。
ベルギー国鉄は、インターネットで路線検索や切符購入(ネットチケット)もできます。

↓ベルギー国鉄のネットチケット購入ページ(英語版リンク
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ただ、ネットチケットでは日程が固定されてしまうので、私は、路線検索や時刻表の予習だけに利用し、切符は駅の窓口で購入しました。
今回の旅では、ゲント観光が最重要目的でしたので、晴れた日にゲントに行きたかったからです。ブリュッセル滞在中の晴れた日を選んで、二回もゲントに行きました。(北ヨーロッパの冬は、晴れた日が少ないのです)

また、ベルギー国鉄では、金曜夕から日曜深夜までは、往復切符を買えばウィークエンド割引ということで半額になります。ということで、週末は必ず国鉄往復切符利用で日帰り旅をしました(笑)

窓口で切符を買うには、「行き先」「往復切符」を告げればいいだけです。英語が通じますが、不安な方はメモ紙に「行き先」と「往復切符」であることを書いて窓口に出せば購入できます。
今回の例なら「ゲント Gent 往復切符 return ticket」で良いわけです。(日本人の発音で to Gent などど言うと、two Gent と勘違いされ切符が2枚出てくることがありますのでシンプルな表現が一番です)

↓私が購入した実際の切符(値段は50%オフで10ユーロでした)
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切符を買ったら、そのまま駅のホームを探します。
ヨーロッパではほとんどがそうですが、ベルギーでも国鉄には改札口はありません。(地下鉄は改札口があります)

ブリュッセル北駅にはたくさんのホームがあるので、どのホームから自分の列車が出るのか把握することが大切です。
中央通路に電光表示板があるので、それで入線ホームを見つけねばなりません。

↓ホームを見つけたら、そこに上がり間違いないかホーム上の電光表示板で再確認します。
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上の電光板の表示で、クノック行き、8:17分発、ICすなわちインターシティ特急、途中停車駅がゲント-セント-ピータース、ラルテ、ブルージュということが分かります。

ベルギー国内の場合、ICインターシティというのは座席予約できない特急列車で、日本で言えば快速にあたります。特急券は不要です。
ICなら、ブリュッセルからゲントへは30分強で行けますが、各駅停車なら一時間くらいかかりますので、あらかじめ時刻表で調べてIC利用で行くことをお勧めします。

↓ブリュッセル北駅ホームで待っていると、いろいろな列車が撮影できました。面白いです。
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↓待っている5番ホームのスナップ (この日は土曜日ということで、通勤客はおらず身軽な感じの人が多かったですが、大きな荷物を持ったマドモアゼルも一人いらっしゃいました)
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↓いよいよ私の乗る列車がやってきました。定刻どおりです。お、二階建て車両列車です!
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↓意気揚々と目の前の列車ドアのボタンを押して(日本のように自動的には開きません)二階車両へ乗り込んだのですが、綺麗な座席で、異常にすいています、アレッ??
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実はこの時、私はちょっとした間違いを犯していました。
発車後くつろいで車窓を楽しんでいると、優しそうな女性車掌さんが検札にやってきて、切符を見せると「シルヴプレ、(フランス語で)ここは一等車です、むこうの二等車に行ってください」とにっこり微笑みながら追い出されました・・・ああ恥ずかし・・・・Pardonne-moi!

↓てなことで、二等車に移ると結構混んでいました(大笑)
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↓朝8時台というのに、外はまだ薄暗く、さすが高緯度の国だなあと思いながら、ゲントまでの田舎の車窓風景を楽しみました。
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車内放送は(ベルギー北部はオランダ語圏なので)オランダ語だけなので、私にはさっぱり分かりません。
そこで、車内前方上部に表示される電光掲示に注意しておく必要があります(まあゲントの場合はブリュッセルを出て最初の大きな町なので車窓景色でも分かりますが)

↓ということで、9時頃、無事にゲントのセントピータース駅に到着しました。
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↓ゲントのセントピータース駅の天井です。なかなか見事でした。
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次回の「フランドル紀行」は、ゲントでのトラムの乗り方を載せる予定ですが、写真展が明後日に迫っていますので掲載は来週後半になるかも知れません。



<追記> (2014-12-12 22:58)

記事内容について、いくつか御質問を受けましたが、写真展開催中で個々に詳しくお答えする余裕がありませんので、以下まとめて回答させていただきます。

(1)電車のペイントについて
 5枚めの列車のペイントは、落書きです。
 ヨーロッパでは、結構落書列車が見られ、まだベルギーは落書きが少ないほうで、イタリアでは特に多かった思い出があります。(最近はイタリアに行っていないので改善されているかも知れません)

(2)オランダ語圏とフランス語圏について
 ベルギーでは現在もオランダ語圏とフランス語圏の対立はまだあります。ブリュッセルは両語の併用区域ですが、列車内の電光表示や車内放送も、ブリュッセルを出て北部に行くとオランダ語単独になり、南部に行くとフランス語単独になります。ブリュッセルでは両語表示しているので技術的・能力的な問題ではなく、主義・考え方の問題であるようです。境界の国ベルギーの長い歴史的事情があります。詳しくは後日書くつもりです。

(3)ゲントの発音について
 「ゲント」は英語とドイツ語の発音で、オランダ語では「ヘント」でフランス語では「ガン」です。現地はオランダ語圏なので、「ヘント」というのが正しい表現だとは思いますが、「ゲント」という英語表現が日本では一般的で、旅行案内書にも「ゲント」と載っていますので、あえて「ゲント」としました。(「ゲント」を「ヘント」とするなら「ブルージュ」も「ブルッヘ」とすべきです。)駅の切符購入などでは「ゲント」で通じました。

(4)治安について
 ブリュッセルはヨーロッパ(EU)の首都であり、大都会ですので、いささか治安の悪い区域もあります。夜間に、大きな荷物を転がして長時間の単独行動をするのはなるべく避けるほうが良いです。今回、私がごく小さなバッグひとつで軽やかに行動したのは、そういう理由もあります。

(5)ブリュッセルの中央駅・南駅について
 説明不足でしたが、ブリュッセル北駅から出るゲント・ブリュージュ方面行きIC特急は、必ずブリュッセル中央駅と南駅にも止まります。三つとも大きな駅です。パリと違ってブリュッセルは、北・中央・南駅が国鉄路線としてつながっているのが便利なところです。

(6)blankengergeについて
 これも説明不足でしたが、電光表示板の「blankengerge」というのは、「ブランケンベルヘ」という町のことです。クノックとブランケンベルヘは両方とも北海に面した町で、夏には賑わう海辺リゾートとして人気があります。このIC特急は、ブルージュを出ると、二つに切り離されて、終点はクノックとブランケンベルヘの二つになるので、電光表示板のような表示になります。


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2014年 12月 08日 |
今回のヨーロッパ往還には、ドーハ経由のカタール航空を利用しました。

カタール航空は関空を深夜出発なので寝ておれば良いのですが、長時間のフライトになるので、TVモニターで好きな映画を選択して見たり、窓の外の写真を撮影をしたりして過ごしました。

↓今回、ドーハまでは割とすいており、非常口前席を確保できましたので。窓の景色を楽しみながらも足を伸ばして楽に休めました。ただしこの席は、離着陸時は目前でキャビンアテンダントさんと向かい合わせになるので、ちょっと気恥しかったです(笑)
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↓映画鑑賞後ぐっすり寝て起きると暗い窓から明かりが見えました。TVモニター位置情報によるとUAE上空なので、深夜にこれだけ明るい町は多分アブダビかドバイだと思われます。
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↓ようやく真夜中のドーハに到着です。
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ドーハの基幹空港は、2014年5月27日の発着便から、ドーハ国際空港からハマド国際空港に移転しました。

↓以前、何度も利用した分かりやすい構造の旧ドーハ国際空港は、ドバイに負けない無機質で超巨大な新ハマド国際空港に変貌していました。
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このハマド国際空港には、王室専用ターミナルや、500人以上が利用できるモスクも建設されたそうです。
ただ、あまりにも巨大すぎて、構造も複雑で、A01区画からE20区画への移動は大変です・・・・

残念ながら以前の旧ドーハ国際空港のように飛行機などを自由に撮れる構造ではなくなっており、窓はドット・マスクスクリーンで覆われていました。以前の旧ドーハ国際空港の様子は、 こちら をご覧下さい

↓仕方なく待合室スナップです。
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数時間待って、ヨーロッパへ向けて乗り換えです。

↓朝になり、再び機上の人となると、眼下にカタールの建設中の街が見えました。
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↓空の景色を存分に楽しみました。
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↓主翼に尾翼の影が落ちて模様のようです。
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↓雲海にもいろいろな表情があり、様々な空の景色を撮影しました。
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↓おっ、丸い虹が見えます!!
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これはサークルレインボーと言われ、太陽の反対側に雲がある時に飛行機から見える一種のブロッケン現象です。
↓記憶色に近づけようと現像時に色強調したサークルレインボーです。
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↓雲海上の夕焼け空の三重のグラデーション
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↓陽が落ちて主翼が光に浮かびます。
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↓オマケ(今回、全般的に機内食は私の口に合いませんでしたが、唯一美味しかったブルーベリーパンケーキです)
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