模糊の旅人
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2019年 05月 29日 |

前記事で書きましたように、旅に出ることになりました。
しばらく、ブログ記事の更新ができないと思いますので、ご了承ください。
(Wifiフリー環境があれば、スマホからごく簡単な更新をするかもしれません)


今回の旅の目的地は、ピレネー山脈です。
イベリア半島の付根、スペインとフランスと国境にあるピレネー山脈は、アルプス山脈よりも古い時代の地層からできており、高山植物も豊富です。
また、キリスト教の最大の巡礼地であるルルドや、ピレネー山中のミニ国家アンドラ公国もあります。

私が民俗学的に興味を持っているバスク地方が、ピレネーを跨いでスペインとフランスの両国の海岸側にあり、イベリア半島に最も古くから居住していたバスク人の社会があります。私は、かつて モロッコ文明のはじまり という記事で書きましたように、有史以前もモロッコとイベリア半島は文化を共有しており、同じような民族(現在のベルベル人やバスク人の共通の祖先)が住んでいました。そうしたバスク地方も訪ねます。

スペインのマドリードから入り。旅を楽しんできます。


それでは行ってきます。皆さん、しばらくの間、ごきげんよう!





以下、祖先つながりと山つながりということで、これまでブログに載せる機会を逸してきた、モロッコの山の写真をアップしておきます。


モロッコのアトラス山脈の中にある有名な断崖の谷・・・それがトドラ渓谷です。

トドラ渓谷に足を踏み入れると絶壁が出迎えてくれます。
この岩の迫力は素晴らしく、深い谷から見上げる景色に圧倒されます。

私が行った日は、ド快晴で、あまりにもコントラストが強い光景でしたので、写真はかえって難度が高かったです。
以下に紹介するすべての写真は、これでも少し彩度を下げて現像しています。

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トドラ渓谷は、この雄姿ですから、当然「ロッククライミングの聖地」とされ、世界中のクライマーが集まってきます。

↓この日も、垂直に近い岩壁を登山者がチャレンジしていました。

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私も、若いころは少しだけ岩登りにチャレンジしたことがありますので、しばらくクライミングを見学させてもらいました。
ダイナミックな登攀を見て、少しうらやましく感じました・・・・







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2019年 05月 23日 |
LINEトラベルジェイピーの旅行ガイドで、私の「いよいよ世界遺産へ!堺市の仁徳天皇陵古墳を一周しよう!」という記事が公開されました。
世界遺産の指定がほぼ決定し注目を集めている百舌鳥古墳群の盟主墓:仁徳天皇陵古墳を一周するコースの紹介記事ですので、ぜひ↓お読みください。




この記事は、百舌鳥・古市古墳群についてユネスコ諮問機関(イコモス)の世界遺産への登録勧告が出て、2019年7月に世界遺産になることがほぼ確定したので、各方面からご指導を受け、緊急に作成したものです。

仁徳天皇陵については、多くの記事が出ていますが、今は注目度が高いので、タイムリーな記事として読んでいただければ幸いです。



私は次の海外への長旅を計画しており、この記事が正式にアップされてから、行くことにしていました。
次記事で旅内容について書きますが、これで心置きなく日本脱出できますので、ほっとしているところです。


旅前に、最近撮影の、近所で見られる身近な野鳥写真もアップしておきます。

晩春から初夏にかけて、野鳥は子育てのシーズンです。

↓まずは、美しい声で鳴くイソヒヨドリ。
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↑この鳥は、本来は海岸の岩壁地帯に生息していたのですが、人間の都市化に適応し、どんどん生息域を広げています。
多分、人間のつくる家屋・ビル・マンションといった建造物が、岩壁的な環境に似ており、鷹などの天敵が少ないこともあり、都会が大好きなようです。


↓次に今の季節に飛び回るツバメ
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↑おなじみツバメさんで、春になると南国から飛んできて、軒下などに巣をつくって子育てをする典型的な渡り鳥です。
日本の街や村の5月の風物詩ですね。


↓田んぼの野鳥:ケリです。
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↑田んぼの畝が耕されると、縄張りを主張し夫婦で子育てをする気の強い野鳥です。
これも田植えシーズンの風物詩ですね。



イソヒヨドリ、ツバメ、ケリ・・・これらの野鳥は、人家を怖がらず、イソヒヨドリは毛虫類を、ケリは田んぼの虫類を、ツバメは蚊などを食べてくれます。
カラスのようにゴミ箱をあさったり、スズメのように穀物を食べるわけではありません。いわば直接害を及ぼすわけではないので、人間にもさほど嫌がられず、春から夏にかけての風物詩として親しまれています。少しばかり人と共生しており、親しまれている野鳥です。これからも長く人間世界とつきあって姿を見せ続けてほしいものです。




<5月25日追記>
本日、午後7時30分よりNHKテレビでブラタモリという番組があり、「古墳の町・堺~巨大古墳は日本の歴史を動かした!?~」・・・大阪堺 巨大古墳は世界遺産へ▽自由都市誕生の秘密▽千利休の茶室を体験▽タモリ火縄銃に挑戦?・・・という内容が放映されます。記事と関連があるようなので、ぜひご覧ください。



<5月27日追記>
上記ブラタモリの「古墳の町・堺~巨大古墳は日本の歴史を動かした!?~」を見ました。古墳にはじまる堺の魅力を要領よく紹介した番組でした。タモリさんが「古墳好き」だったのは嬉しい驚きで、そのタモリさんの「大阪や京都が栄える前は、まず堺だった」という大胆な発言は、非常に優れた認識で、まさに慧眼といえるでしょう。
奈良盆地南部の大和から、大阪湾に面した堺へ、ほぼ東西のルートとして、古墳時代から丹比道(たじひみち 後の竹内街道)があり、大和政権の海への玄関口であったのです・・・だからこそ巨大古墳が造営されることになり 、その濠掘削用鉄器がつくられ、鉄の加工技術が磨かれ、鉄砲・包丁・自転車へ!・・・かくして堺が誕生し、摂津国と和泉国(とさらに河内国と)の境目になったことから自由な自治都市が発展していったのです。
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2019年 05月 17日 |

LINEトラベルジェイピーの旅行ガイドで、私の「チュニジア中部・歴史とリゾートの街“サヘルの真珠”スースを歩く!」という記事が公開されました。
チュニジア中部にあり、古い旧市街と地中海リゾートを楽しめる街スースの紹介ですので、ぜひ↓お読みください。








さて、百舌鳥・古市古墳群 について、ユネスコ諮問機関(イコモス)の世界遺産への登録勧告が出ました。(5/14)
これで、7月の世界遺産への登録がほぼ決まりました。


発掘調査が進まず陵墓名と遺跡名が混在しているといった問題点があるものの、古墳群の価値が傑出していると大きく評価されたようです。


私も、ライターとして百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録への、民間からの応援・協賛活動をやってきました。旅行業の一端を担う者として嬉しい限りです。これで、大阪府ではじめての世界遺産が誕生します。


一古代史ファンとしても、大阪の古墳群の歴史的価値が評価されたことを喜んでいます。


↓仁徳天皇陵古墳(大山古墳・大仙陵古墳)の一周コースより

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↓仁徳天皇陵古墳の現地解説看板

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↓日本語解説部分を拡大・・・ここに世界遺産登録のことも書かれるのでしょうね。

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私の、百舌鳥・古市古墳群に関するトラベルJPの記事には、以下の三本があり、今回の指定を受けて、表題やリード文を少し修正してみました。
ぜひ、お読みください。


いよいよ世界遺産!堺市・百舌鳥古墳群の6大古墳を完全制覇




もうすぐ世界遺産!大阪・河内の古市古墳群を歩こう!




いよいよ大阪に世界遺産が誕生!百舌鳥・古市古墳群をめぐり古墳カードを集めよう





古墳関係では、以下の記事もあります。


日本の夜明けだ!邪馬台国のロマンを求めて奈良・オオヤマト古墳群を歩こう






ブログでは、古墳関係記事も多く書いてきました。その代表的なものを、まとめて以下に紹介しますので、よろしければお読みください。



仁徳天皇陵古墳の真の被葬者は誰か?  百舌鳥古墳群と古市古墳群の被葬者の比定


百舌鳥古墳群の古墳配置と仁徳天皇陵の等高線乱れ  ~百舌鳥古墳群を歩く(1)


仁徳天皇陵の陪塚など小型古墳を見る  ~百舌鳥古墳群を歩く(2)


古墳カード記事がアップされた件と大仙公園の小型古墳  ~百舌鳥古墳群を歩く(3)



古市古墳群紹介記事の公開のお知らせ  ~古市古墳群を歩く(1)


仲姫命陵古墳の真の被葬者は誰か?  ~古市古墳群を歩く(2)


謎の古墳:古室山古墳 ―大和川水系に王権あり― ~古市古墳群を歩く(3)


箸墓古墳は卑弥呼の墓か? ~大和日帰りドライブ(6)


旅行ガイド記事公開  ~邪馬台国のロマンを求めて~







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2019年 05月 12日 |

今日は、日常に見られる田んぼの野鳥:ケリです。

田起こしがはじまると、ケリの季節がやってきます。

田や畦などの地面に藁を敷いて巣をつくり子育てを行うので、田んぼの風物詩になっています。

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身体の下部・羽の裏部は白くて綺麗です。

その羽が見えた写真を3枚、ご覧ください。

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ちょと巣に近づきすぎたのでしょうか、カップルで鳴きあって「キリッ、キリッ」と大きな声で警戒しはじめました。

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↓「出ていけ!」と言っているかのように、こちらを見ながら鋭く鳴いています。

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とうとう私の周りを飛翔しだし、「キリッ、キリッ」と鳴きながら、ぶつかるかのように追い出しにかかります。

ケリは、羽を広げると、結構大きいので、近くを飛び回られると怖いです。

これは申し訳ないことをしました。もう帰りますよ、ケリさん。

↓飛翔姿を一枚撮ってから、退散しました。

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2019年 05月 06日 |

前回紹介したヤツガシラ以外のチュニジアの野鳥も教えてほしいとのリクエストがありましたので、今日はチュニジアの野鳥特集です。

それでは、よく見かける順に紹介していきます。


チュニジアで最も多い野鳥は日本と同じくスズメ類です。
ただし、日本のスズメ(学名 P. montanus )とは同種ではなく、スズメよりやや大きい イエスズメ(学名 P. domesticus )になります。
イエスズメの中でも北西アフリカ亜種(学名 P. domesticus tingitanus )が分布しています。

↓北西アフリカ亜種のイエスズメ 雄の眉が独特の特徴があります。日本のスズメとは印象が違います。

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イエスズメ(俗称 House Sparrow) はアフリカ原産で、人類の発展とともに分布を広げていった典型的なシナントロープで、農耕環境や都市環境に適応しています。
現在は南極大陸を除く世界中に広がり、世界一分布域の広い鳥類となっています。

面白いのは、大きな空白域として朝鮮、日本、台湾、フィリピンがあり、ここには代替種としてスズメ(俗称 Tree sparrow)が分布しています。

スズメも分布の広い鳥ですが、イエスズメと競合する地域では、英俗称の Tree sparrow どおり、森に棲んでいます。
これは、多分、餌の多い都市や村では、より大きくて強いイエスズメに駆逐されるためと思われます。
ただ、日本のような東アジアでは、状況が逆転しており、スズメが優勢なのは謎です。
スズメひとつとっても自然界の不思議がありますね。



次にチュニジアで多いのは、タイリクハクセキレイ(学名 Motacilla alba )です。

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日本のハクセキレイのほうが、この種の亜種とされています。
この種も人間の住む様々な環境に適応しており、世界中でよく見られる野鳥です。

↓タイリクハクセキレイ(White Wagtail)は、日本亜種(Japanese Pied Wagtail)のような過眼線がなく、背中が灰色なのがよく分かる特徴です。

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三番目によく見る鳥は、クロウタドリ(学名 Turdus merula 俗称 Blackbird)です。

この鳥も分布が広くユ-ラシア~アフリカでよく見られます。
何より鳴き声が美しく、高い樹木や建築物の上で囀るので、すぐに分かります。

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↓地上に降りて虫などをついばみ、その際観察すると、黄色い嘴と、目の周りのアイリングが意外に可愛らしいです。

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↓クロウタドリ飛ぶ!

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以下は、アフリカらしい鳥をいくつか紹介します。


まずは、アフリカヒヨドリ(学名 Pycnonotus barbatus 俗称 Black-eyed Bulbul)です。

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この鳥は強勢でたくましく人家にも近づき分布を広げています。日本でいえばヒヨドリ(Brown-eared Bulbul)とムクドリ(White-cheeked Starling)を合わせた感じの位置をしめています。

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私の限られた経験では、モロッコ、チュニジア、エジプトではこのアフリカヒヨドリが優勢で、イスラエルに行くとこの種に代わって カバイロハッカ が多く荒野では トリストラム が分布し、ドバイでは シリアカヒヨドリ が多かったです。



次にいかにも砂漠の荒野にふさわし野鳥で、シロガシラクロサバクヒタキ です。
長い名前ですが、和名を漢字で書くと「白頭黒砂漠鶲」、学名は Oenanthe leucopyga 、俗称は White-crowned Black Wheater となります。

↓シロガシラクロサバクヒタキ 雄の白い頭が非常に特徴的で一度見ると忘れられません。

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私はこの鳥を、やはりモロッコ、チュニジア、エジプトで観察しており、それも半砂漠地帯や遺跡、荒野のカスバなどで目撃しました。
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下の写真は、上の写真が逆光で空が白く飛びシロガシラクロサバクヒタキの白頭が目立たなく写ったので、空を青くHDRなどの技術を使って修正したものです。

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最後に、多分 サバクヒタキ(学名 Oenanthe deserti )の雌と思われる写真を掲載します。

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↑この写真はチュニジアの土漠地帯の人家の軒先で撮影したものです。撮影場所の環境と色合いからしてサバクヒタキの雌ではないかと思われるのですが同定に自信はありません。
もしこの野鳥の正体をご存知の方がおられたらご教示ください。よろしくお願いいたします。








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