大阪平野では、真夏は鳥枯れの季節なので、アオバズクは貴重な夏の野鳥です。
今年もまた見られるだろうか?と心配しましたが、雄雌のつがいは例年通り、やってきていました。
ただ、雛の姿は見られませんでした。
私たちと同じように撮影にきていたベテランの方に聞くと、少し前に雛が上から落ちて、保護されているとのことです。
もう一羽、雛がいるはずなのですが、落ちた事件で怖くなって、樹洞に戻ったか隠れてしまったそうです。
昨年は 雛が並んでいる写真が撮れた のですが、今年はちょっと残念でした。
いつもうまく行くとは限らないのが野生の生き物の撮影ですね。それでも、親鳥は撮れましたので、まあまあ良かったです。
以下、同じような写真を並べますが、ご覧ください。
↓まず雌のアオバズクを撮影。ちょっと遠いところにいるので、こちらを見てくれず、なかなか良い写真が撮れません・・・

↓多分、この雌の近くに雛が隠れているのでしょうが、雛さんは出てきてくれませんでした。

↓こんどは、少し離れた場所に陣取っている雄を撮影。


↓こちらは、時々、目線をくれます(笑)


↓片方の羽を広げた瞬間


↓最後は、KFさんのカメラを借りて雄を撮影させてもらいました。(レンズは二人とも同じ EF 100-400mmL 2 です)


↑KFさんのカメラは EOS 5D Mark3 という高級なカメラで三脚付きですので、私の 7D Mark2 手持ち撮影より綺麗に撮れたような気がしますが、どうでしょうか?
落ちた雛や隠れている雛が、無事育ってほしいものです。もし今夏の子育てがうまく行かなかったとしても、めげずに来年も励んでください。
アオバズクさん、これからも、なんとか世代を繋いで、鎮守の森に来てください。そして、下から観察させてください。
頑張れアオバズク夫妻!
小雨がぱらついてきたので撤収し、久しぶりに会ったKFさんと夕食へ。
カメラ談義や旅行談義に花を咲かせました。KFさんは登山家なのでいろいろ貴重な情報をいただきました。楽しい半日でした。
<夏休みのお知らせ>
暑いですね・・・あまりの酷暑で頭が回りませんので、昨夏と同じく都会を脱出することにします。そこで、同じお知らせ記事を書かせてもらいます。
ということで、しばらく信州へ山ごもりしてきます。
人の少ない隠れ家的な安い山小屋で、読書と執筆活動に専念してきます。インターネットにはアクセスせず、ブログもしばらく更新を休止させていただきます。
カメラは持っていきますが、あくまで気分転換用ということで、控え目に撮影するするつもりですが・・・(笑)
それでは、ほんのしばらく、皆さんごきげんよう!
