模糊の旅人
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2014年 03月 31日 |
今回は、受胎告知教会の内部です。

前回述べましたように受胎告知教会はマリアの洞窟の上に建てられた教会です。

入場すると一階にそのマリアの洞窟があり、それをまず見学し、次に二階に聖堂がありそこをお参りする形になります。

↓一階の全景(左下側に人が集まっているのがマリアの洞窟です)
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↓マリアの洞窟の前です。一目拝したいと、世界各国の人々で混みあいます。
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↓洞窟内部。ここが受胎告知の洞窟です。十字が飾られた祭壇があります。
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↓祭壇内部下側に文字が書かれています。その下にエルサレム十字のあるお皿のようなものが見えますが、これが受胎告知の場所です。
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↑祭壇内部に書かれた「VERBUM CARO HIC FACTUM EST」とは、「みことばはここで人となり」というラテン語が書かれています。
(受胎告知の)御言葉が、ここで人となったという意味です。神の子の受肉を意味します。

もともとヨハネの福音書の冒頭にある三つの言葉賛歌の2番目の「ことばは神とともにあった」(ヨハネの福音書1.1)からくるもので、カトリックの「お告げの祈り」の一節となり、「みことばは人となり、わたしたちのうちに住まわれた~アヴェ・マリア♪」と唱えられます。

↓左側に洞窟の岩が残されており、当時の雰囲気を残しています。
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↓美しい意匠のステンドグラス
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↓一階の洞窟前から二階の聖堂を見上げる。
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↓二階に登る階段です。
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↓二階の聖堂全景
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↓主祭壇
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↓柱の装飾
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↓美しい天井の造形(教会の屋根は天の女王マリアの王冠を模し、その内部は純潔を示す百合の花がモチーフです)
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イスラエルでは、教会内部等で撮影禁止のところは少なく、私のような写真好きの旅行者には最高でした。
受胎告知教会は素晴らしく、撮影も十分楽しんだので、満足しました。

マリアの洞窟は、これまで有名な西洋絵画↓で見てきた受胎告知の雰囲気とはやや違いましたが、なるほど実際はこういう洞窟の中だったのかといささか感動しました。

↓(参考)「受胎告知」レオナルド・ダ・ヴィンチ(ウフィツィ美術館/フィレンツェ)
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↓(参考)「受胎告知」エル・グレコ(ブダペスト国立西洋美術館)
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2014年 03月 29日 |
イエスが誕生するより前に、主の使いのお告げを受けて、マリアは聖霊によって神の御子を宿されたわけですから、キリストの時の流れを辿る旅は、まず、ここ受胎告知教会からはじまります。


御使が言った、「恐れるな、マリアよ、あなたは神から恵みを受けたのです。見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい・・・」(ルカによる福音書1.30~31)


ナザレの街は、ガリラヤの平原に盛り上がった大きな丘の上にこぼれ落ちるように貼りついて出来た集落です。
したがって、坂道が多く、丘の中腹にある受胎告知教会に行くにも下から坂道をだいぶ登っていかねばなりません。

イエスの頃は寒村だったようですが、今は結構大きな町になっています。

↓アラブ化した交通量の多いナザレのメインストリートを歩いていくと、丘の上方に受胎告知教会が見えてきました。
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↓下から見ると重厚な屋根が綺麗に見えます。
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↓前ファサードが大きく、とても美しい教会です(この写真はクリックすると横1000ピクセルに拡大されます)。
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↓上の写真の右端の部分を望遠側で撮影しました。
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↑に書かれているのは、「ECCE VIRCOCONCIPIET ET PARIET FILIUM ET VOCABITUR NOMEN EIUS EMMANUEL」

すなわち、いにしえの旧約聖書の預言
「見よ、おとめが身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと名づける。」(イザヤ書7.14)
です。

インマヌエルとは『神がわれわれと共にいます』という意味で、キリスト教徒から見れば、この古いイザヤ書の預言が、イエス生誕により完全に成就したのです。また、イエスが神であるということも表しているのです。

↓エルサレム十字
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大きな十字を、四つの小さな十字架が取り囲んでいます。四つの小さな十字は、(1)四福音書を表す、(2)エルサレムから地球の四方向に福音が伝えられたことを表す、(3)四つの聖教会を表す、(4)キリストの御傷を表す等といわれています。

↓フランシスコ会を示す十字
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↑エルサレム十字の下の両手は、イエス(左手)と聖フランシスコ(右手)を表し、その下の球は地球を表しているそうです。

ここは、マリアが受胎告知された洞窟跡とされており、356年にコンスタンティヌス帝の母エレナにより洞窟跡上に最初の教会が建てられました。その後、ビザンチン教会、十字軍の教会が建てられた後、トルコ軍によって破壊され、17世紀にカトリックのフランシスコ会が教会を作り直し、1969年にフランシスコ会により新たに再々建されたのです。とても複雑な歴史があります。
したがって、現在の教会は古色蒼然たる感じはなく、現代様式で非常にセンスの良い上品な教会になっています。
フランシスコ会が新たに全力を注いだだけあって神聖な雰囲気があり、印象はとても良かったです。


↓前庭に美しいマリア像がありました。
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↓マリア様の後方に月が浮かんでいました。
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↓教会建物の側面も美しい造形です。
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↓教会の建物の中央扉です。イエスの生涯が彫り込まれています。
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なお、マルコの福音書には受胎告知については書かれておりません。こうした各福音書の異同とイエスの事跡・言行の有無・順序の考え方については、下の More に書きましたので、御興味のある方はそちらをお読みください。


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More 各福音書の異同とイエスの事跡・言行の有無・順序の考え方について
2014年 03月 27日 |
百聞は一見にしかずと申しますが、現地に行ってはじめて実感できることがあります。
すなわち、今回の旅で驚いたことの三つ目は、「治安の良さ」です。

日本では、「イスラエルは世界の火薬庫」のように報道されており、私自身もちょっと不安に思っていました。
しかし、実際に行って見ると、とても安全で、アジアの他のどの地域よりも治安が良かったです。
もし、かつて非常に希に起ったイスラム過激派の自爆テロや、現在も繰り返されるガザ地区からのロケット弾攻撃がなければ、世界でも有数の安全で治安の良い国であると思われます。

確かに街中でもイスラエルの軍隊や警察の姿が目立ち、空港や国境での検問や検査は厳しく時間がかかります。パレスチナとの境には分離壁もあります。
でも、逆に言えば、それだけセキュリティーに徹底的に気を配っているからこそ、とても安全な場所となっているのです。

ロケット弾についても、イスラエル西南部や、ガザ地区周辺に立ち入らなければ問題ありません。
少なくとも、我々が観光に行くような所は、どこも安全な場所ばかりです。

↓エルサレムでの敬謙なユダヤ兵士さん
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↓パトカ―が観光地を巡回しています。
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本当のところは、イスラエルは多くの聖地を抱え、歴史文化の見所が多く、野鳥や花もたくさん見られ、自然・気候風土も変化に富んだ、とても素晴らしい場所なのです。
衛生面も綺麗でホテルの水道水も問題なく飲め、食べ物もとても美味しかったです。
円安になってきましたのでやや物価が高くなりましたが、これまで私が旅してきた東欧諸国より、ずっと英語が通じますし、ドル札がそのまま使える場所も多いです。

実際、イスラエルは観光立国という面もあり、世界中から、多くの観光客が集まって来ています。
世界中に広がるキリスト教徒の聖地巡礼団の数は非常に多いですし、ごく普通の世俗的な観光客もたくさん来ています。
ただ、他の世界の有名観光地と比べて、日本人観光客が、異様に少ないのです(笑)

間違っているとまでは言いませんが、日本におけるイスラエルとパレスチナの報道が、一方的に過ぎる面が大きいと考えます。
ちょっとした噂のある場所に観光で行くのは危険で自粛すべきで事あれば自己責任だとする過度なマスコミ報道や、付和雷同する世論の動向が、イスラエルに行く日本人観光客の少なさに現れていると思います。
私は、キリスト教に興味をお持ちの方にだけではなく、一般の方にも素敵な観光地として、イスラエルをオススメします。


もちろん、イスラエルの抱えるパレスチナや周辺国家との対立問題を忘れろというわけではありません。
このあたりのことを詳述すると長くなり、同じ事象を説明しても立場の違いで見方・意見が大幅に異なってしまいます。
中東では常識の「平和とは力で勝ち取るもの」などと言うと日本では誤解を招く可能性が高く、いろいろ難しい問題が発生しますので、詳しい政治的な意見記述はあえて省略させていただきます。ただ、決して事実を隠しだてするつもりはありません。


二千年間にわたってディアスポラ(離散)のユダヤ人たちが、ポグロム(ユダヤ人に対する集団的迫害)やホロコースト(ナチスの大虐殺)や社会的差別の中で民族のアイデンティティーを失わず耐え抜き、いにしえのカナンの地に入植し続け、永年の悲願であるイスラエル建国を勝ち取ったのは事実です。
また、そのイスラエル建国により、居住地を失ったアラブ人たちが多数存在し、パレスチナ難民が発生しているのも事実です。

第四次中東戦争が終わってから40年くらいになり、本格的な戦争の時代は過去になりイスラエル国内では穏健なイスラム教徒がほとんどですが、パレスチナではいまだガザ地区からイスラエル南部への散発的なロケット弾攻撃があり、周辺アラブ世界のイスラム強硬派はイスラエルとの対決的な姿勢を崩していません。
もうすでに長く平和な状況であるともいえますが、中東の情勢は予断を許さないという見方もあります。
ものごとには、コインの表裏のように、二面性があるのです。

写真紹介の自然な流れに沿い、出来る限り中立的な立場に立って、イスラムとユダヤの問題も書いていくつもりです。

↓パレスチナ国のアラブ人居住区から撮影したイスラエルとの境の分離壁
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↓イスラエル国内のイスラムモスクのあるアラブの街(平和的に共存するアラブの街には分離壁はありません)
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上の二枚の写真が示すように、イスラエルのアラブ人の街を紹介する際、どちらか一枚だけ掲げると、コインの一面だけが強調されてしまうのです。


ガザ地区やヨルダン川西岸地区に成立した、パレスチナという国家については、2012年11月29日には国連総会においてパレスチナを「オブザーバー国家」に格上げする決議案が採択され、国連では「国家」の扱いを受けることとなりました。パレスチナを正式に国家承認した国は、世界で134国に達します。(日本はまだ未承認)
そこで、それを尊重して、イスラエルからパレスチナに返還され自治を任されたパレスチナ自治区(A地区)については、私はパレスチナという国として表記し、写真等も載せて行くことにします。

↓現在のイスラエル国とパレスチナ国(グレーに塗ってある部分:ヨルダン川西岸地区とガザ地区)の状況地図
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さて、イスラエル~パレスチナを旅行される際は、せっかくなので、ぜひ歴史的・宗教的な本や資料も読んで行かれることをオススメします。
なぜなら、この地は、数千年の昔から有名な歴史の舞台であり、歴史的・宗教的な知識を得ておくと、はるかに当地への理解が深まり、とても興味深い旅行が出来るからです。

何より、聖書に書かれた場所が、そのまま今でも存在し、イエス・キリストはもちろんのこと、モーゼからペトロ、パウロに至るまで、多くの関係者の足跡をたどることができます。まさに聖書の大地の旅を実感して楽しむことが出来るのです。

私もここ聖地巡礼の旅はだいぶ以前から行きたかったので、あらかじめ何年も前から、少しずつ関係書籍を読んできました。

↓今手元にある私があらかじめ読んだ本(詳しく知りたい方はクリックすると横1000ピクセルに拡大しますので、大きくして参考にしてください)
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歴史本や案内書には、それぞれ一長一短があり、難易度が違います。特にイスラエル・パレスチナに関しては宗教的見方や政治的立場・心情・考え方で相当内容が異なり、決定版というべきものがありません。

ただ、図が多く特に分かりやすく小さくて手軽に持って行けるのは、↓の本です。
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ということで、次回からは、まず、聖書の記述に沿ってイエス・キリストの生涯をたどる形で、聖書の大地の旅を紹介していこうと思います。


見よ、わたしはこの地をあなたがたの前に置いた。この地にはいって、それを自分のものとしなさい。これは主が、あなたがたの先祖アブラハム、イサク、ヤコブに誓って、彼らとその後の子孫に与えると言われた所である」(申命記1.8)

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2014年 03月 26日 |
今回の旅で驚いたことは三つありました。
一つは前回述べた現地の「多様性」ということですが、二番目はキリスト教の聖地が、今や完全にアラブ・イスラム化しているということです。

イスラエル~パレスチナにおけるキリスト教の三大聖地は、ナザレの受胎告知教会、ベツレヘムの聖誕教会、エルサレムの聖墳墓教会ですが、どれも現在ではアラブ人の住むイスラム地区の真ん中にあります。
それらの教会自体はキリスト教徒のものであり、世界各国から多くのキリスト教巡礼者が引きも切らず訪問しているのですが、その教会の周辺は、キリスト教地区でもユダヤ教地区でもなく、完全にイスラム化しているのです。

この事実は私にとって、かなりショックでした。
教会自体は荘厳な雰囲気はあるものの、一歩外へ出れば、ごちゃごちゃ雑然としたアラブ世界が広がっているのです・・・

↓聖墳墓教会の目の前、入り口反対側にそびえるイスラム教モスクとイスラム市場
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↓聖墳墓教会の鍵を管理しているムスリムのヌッセイベーさんに写真を撮らせてもらいました(左後方に見えるのが聖墳墓教会入り口です)
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聖墳墓教会は、キリスト教各派(ギリシヤ正教会、アルメニア教会、シリア教会、カトリック教会、コプト教会等)が仲悪く共存しており、「鍵」の管理については大いにもめるため、「鍵」は聖墳墓教会の前の店のイスラム教徒一家が管理することが古くから慣習化されています。
上の写真のヌッセイベーさんは、まさにキーマン(キーパーソン)です・・・・

ことほどさように、キリスト教聖地のイスラム化は進んでいるのです。

↓イエスが十字架を背負って歩いたヴィア・ドロローサ(苦難の道)は、今はアラブ人の御土産屋が立ち並ぶ入り組んだ騒がしい路地です。
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そういえば、インドでも、仏教の聖地は、今やヒンズー教の社会に取り囲まれていました。

ブッダが説いたことが古代バラモン教へのアンチテーゼであったように、イエス・キリストが説いたことは古代ユダヤ教のあり方への批判が根底にありました。

そして、ブッダの教えが仏教となり、イエスの教えがキリスト教となり、世界宗教として広がったのにもかかわらず、それぞれの本元の聖地が、現代では、ヒンズー教やイスラム教の世界の中で、ぽつんと孤立する場所となっているのです。これは、不思議な感覚でした。

このことは偶然なのかも知れませんが、仏教もキリスト教も誕生した故地を離れて、異邦人の地域で世界宗教として独立して行くという、なんともいえない奇妙な歴史上の共通点があるのは事実です。


この方は自分のくにに来られたのに、ご自分の民は彼を受けいれなかった。(ヨハネの福音書1.11)

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2014年 03月 24日 |
聖地巡礼の旅を詳しく紹介する前に、まずは、三点ほど非常に驚いたことを書いておきます

今回の旅は、主にイスラエルとパレスチナを回ったのですが、まず第一に、その「多様性」に驚かされました。
自然、風景、民族、政治、宗教、社会、文化、習俗、食べ物・・・その非常に変化に富んだ風土は想像を超えていました。


例えば、イスラエルでも緑豊かな北部と荒涼とした南部では全然雰囲気が違います。

イエス・キリストが教えを説いた場所であるイスラエル北部のガリラヤ地方は、緑が多く、野鳥が舞い、野の花が咲く、とても美しい大地でした。特に春三月は花の盛りの季節でとても良かったです。

↓イスラエルの萌える菜の花
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聖書でイエス・キリストが自然の恵みを讃える例として言う「カラシ種」(マルコの福音書4.31、 マタイの福音書13.31)は、実は、この類の花だとする説もあります。

↓下の写真はクリックすると横1000ピクセルに拡大表示されます。ぜひ大きくしてお楽しみください。
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現地に行って見ると、日本の識者がよく言う「キリスト教は自然を支配しようとしている」という言説は、とんでもない間違いであることが分かります。

実際に、イエス・キリストは、こうした「空の鳥、野の花」(マタイの福音書6.29、 ルカの福音書12.27)の話で、 花一本でも、自然の与えてくれるものは、ソロモン王の栄華をもってしても、人間には作りだす(着飾る)ことができないのだ・・・と語っています。

自然破壊というのは、西洋東洋関係なく、どこにでも発生している我々人間社会が抱える共通の問題なのです。

後日ゆっくり野鳥や花を載せる予定ですが、とりあえずイスラエルの綺麗な野鳥と花を一点ずつ御覧ください。

↓カバイロハッカ(Myna bird)
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↓セイヨウハナズオウ(ユダの木)
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一方、南部の死海地方に行くと、雨がほとんど降らない地域で、荒涼とした風景が広がっていました。

↓死海のほとり (死海の後方にうっすら見える山はヨルダンです)
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↓下の写真はクリックすると横1000ピクセルに拡大表示されます。ぜひ大きくしてお楽しみください。
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↓の立体的地図を御覧ください(アフリカへ続く大地溝帯~南北に続く地球の割れ目~にガリラヤ湖や死海があるのが分かります)
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北のシリアとの国境にあるゴラン高原にぶつかった雲が雨を降らせガリラヤ湖(淡水湖)に集まり豊かな大地に緑をはぐくみます。
そのガリラヤ湖から南へヨルダン渓谷をヨルダン川が流れ海面下425mの死海(塩湖)に注ぎます。死海の水はどこにも出て行きません。まさに地の底です。

中央部にあるエルサレム付近の高地は、地中海からの雲をさえぎり、そこから東ではほとんど雨が降りません。
したがって死海付近は荒涼とした砂漠のような気候となり、地の底にある死海は行き場のない水を溜めて干上がらせ、ミネラルを凝縮し世界でも類をみない塩分の濃い浮遊体験の出来る湖となっています。

こうした地形と気候のあり方が、この地の多様性の基盤となっているのです。

すなわち、新約聖書に、自然の恩恵への信頼感が強い記述が多いのも、イエス・キリストが、イスラエル南部の荒野の人ではなく、イスラエル北部の豊かな緑と果樹や農作物に囲まれたガリラヤ地方の人であったことを示しています。

この旅で、キリスト教が生まれたのは、決して砂漠ではないと実感しました。

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2014年 03月 22日 |
無事に帰ってきました。
いろいろありましたが、とても充実した楽しい旅でした。

下の現地からのブログ更新を御覧いただき、コメントもしていただき、ありがとうございました。
荷物を少しでも軽くするためパソコンは持って行きませんでした。私の場合、旅では、タブレットを持って行くなら、それよりカメラかレンズを追加します(笑)
ただ、宿泊したホテルにネット接続のパソコンがありましたので、利用させてもらい、ブログを現地から2回更新しました。
日本語変換出来るパソコンではなかったので、ローマ字で入力しましたが、新ためてインターネットの便利さを実感しました。

今日から元の普通の形で、少しずつ写真等をアップしていきますので、またどうぞよろしく御願いします。


関空深夜発のトルコ航空を利用し、まずはイスタンブールへ向かいました。行きは13時間という、ちょっと長い飛行機搭乗です・・・

↓下戸の私は、ビールを2缶も飲むとすっかり酔っぱらって、ぐっすり眠りました(汗)
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トルコ航空は快適で、機内食やビールも美味しく、ゆっくり眠り、パーソナルスクリーンで映画を見たりゲーム(数独)をしたりしながら気楽に過ごすと、あっという間にイスタンブールに到着しました。

↓イスタンブールに到着前のトルコ上空での朝焼け
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イスタンブールのアタテュルク国際空港は巨大な空港で、世界中の人が行き交い、とても賑わっていました。
ここで、乗り換え、テルアビブに向かいます。

↓テルアビブ行きの飛行機です。ジャンボ機が多いアタテュルク国際空港では、とても小さく感じました。
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乗り込んでみると3-3の六席並びの中型旅客機でしたが、問題ありません。いよいよカナンの地へ向かいます。

↓このイスタンブール→テルアビブ間(2時間15分)は朝便なので、飛行機の窓から景色を存分に楽しめます。
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↓トルコの山岳地帯には雪が積もっていました。
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↓地中海に出て、キプロス島の上空を通過しました。キプロス島にもいつか行きたいなあ・・・
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↓いよいよカナンの大地が見えてきました! ヤッフォの海岸地帯です。
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↓無事、テルアビブのベン・グリオン国際空港に到着しました。イスタンブールと違って、この空港は閑散としていました。
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2014年 03月 17日 |
DEAD-SEA (SIKAI) no HOTORI de

YASEI no SIKA (An ibex) wo SATUEI SIMASITA
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USIRO ni MIERU MIZUUMI wa DEAD-SEA (SIKAI) desu
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2014年 03月 16日 |
I am MOKO.
Now,I am fine,thank you!

I am enjoying my trip in ISRAEL.


TABISAKI de GENKI DESU !
ISRAEL no NANBU ni ROKETTO DAN ga UCHIKOMARE MASITA ga WATASIWA DAIJYOUBU DESU.
GOSINPAINAKU !



Many thanks for your concern!
See you again.BYE!
2014年 03月 04日 |
ポーランド紀行はじめ諸シリーズがブログ掲載を完結していない中、次の旅が来てしまいました。
野鳥、花、落葉、街スナップなども結構たくさん撮っているのですが、整理する時間がなく、お見せすることが出来ず申し訳ありません。つい好きな撮影のほうを優先してしまい、どんどん在庫が溜まっていきます・・・
体調のほうは完全に快復しましたので、旅心を押さえることができず、日本を脱出することにします。まあ、今は旅こそわが人生と思っていますので、とにかく元気なうちに行ける所へ行っておこうという気持ちです。

今回は念願の中東聖地巡礼の旅です。
中東には世界三大一神教の聖地が集中していますので、以前から行きたいとは思っていました。これまで現地情勢やタイミングが合わなかったのですが、今回ようやく実現することになりました。
ユダヤ教やイスラム教の聖地は十分に回れないかもしれませんが、少なくともイエス・キリストの生誕から十字架刑に至る足跡はたどりたいと思っています。
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私自身は特別に宗教的な人間ではありませんが、自然や宇宙の姿に神々しいものを感じる時がありますし、宗教的芸術に感動することが多いです。
災害などがあると神も仏もあるものかと思う時もありますが、神道や仏教やキリスト教文化に興味を持ち、仏像や教会建築に強く惹かれ、ブッダやイエス・キリストなどの優れた存在に至高の倫理的良心を感じるのです。人の心の最良の表現が、宗教的なものに結実している面が多々あるような気がします。

私の生きがいは旅と写真撮影ですが、その主たる目的は、ひとつは美しい自然であり、もうひとつは宗教的な世界です。どちらも結局は神のなせるわざだと思うのです。

今回は神聖過ぎる場所が多く、あまりカメラを向けて積極的に撮影できないかも知れませんが、目立たない小さなサブカメラもゲットしましたので、存分に聖地の旅を満喫して来ようと思います。

↓それでも、32GBのSDカードを沢山用意して準備万端です(笑)
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しばらく、ネットやブログのことは忘れて、ひたすら旅と写真を楽しんできます。

↓早くも心は機上の人です(笑)
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それでは、皆さん、しばらくの間、ごきげんよう!


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2014年 03月 03日 |
もう大きなカメラは要らないのですが、海外への旅が近づいてきましたので、どうしてもポケットに入るサブカメラが欲しくて、とうとう購入しました。

次の旅は中東ですので、出来るだけ目立たない小さくて地味で、そして出来れば高画質のサブカメラが欲しかったのです。
以前、リコーの GX100 やキヤノンの PowerShot S95 を使用して、旅のサブカメラとして大いに活躍してくれました。もう、GX100 も S95 も手離してしまったので、今はポケットに入るサブカメラとしては、フィルムのローライ 35S しかありません。

海外で臨機応変に撮りまくるには完全マニュアルのフィルムカメラでは困難なので、いろいろ検討してみました。


まずは、単レンズ固定の高級コンパクト系分野です。
リコーの GR DIDITAL、フジの X100S、シグマの DPシリーズ、ニコンの COOLPIX A、ライカの X2 そしてソニーの RX1(R) が挙げられます。

次はズームレンズ式の高品位コンパクトカメラ分野です。
この分野は多士済々で、キヤノンの PowerShot S120、オリンパスの XZ-2、ソニーの RX100Ⅱ、カシオの EX-10、フジの XQ1、パナソニックの LX7、ペンタックスの MX-1、ライカの X Vario などなど・・・

あとはレンズ交換式の超小型カメラ分野ですが、これは少なく、ペンタックス Qシリーズ、Nikon 1シリーズ、パナソニック GM くらいです。


この中でポケットに入るという条件で相当数がふるい落とされ、あまり高価なものも敬遠し、目立たないということで変わったフォルムやカラーのものは除くと、各分野ごとにひとつづつ、リコーGR、キヤノンS120、パナソニックGM が残りました。


そして、リコーやキヤノンのデジタルコンパクト機は過去に使った経験があるので今回は別メーカーを使ってみたいという点と、いざとなればマイクロフォーサーズのレンズをつけてメインカメラにもなり得ることから、パナソニックの GM に決めました。色はもちろん一番地味な黒です。

↓購入した パナソニックの GM キット(写真はE-5で撮影しライトトーン現像)
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↓いよいよ今回の旅カメラ三台が勢揃いしました。
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左からメインのオリンパスOM-D E-M1、サブのパナソニック GM、ひょっとしてフィルム使用機会があればとローライ 35S です。

真ん中のパナソニック GM に付けているレンズは、以前、何かのオリンパス製品を購入した際にキャンペーンプレゼントでもらったボディキャップレンズ BCL-1580 です。GMとボディキャップレンズはよく似合い、ローライ35Sより小さくなり、ポケットにすっと入ります!これでストロボ内蔵なので、旅でE-M1の足りない部分を補完してくれそうです。
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パナソニックの GM はコンデジよりも小さく、画質も良く、レンズ交換ができるというマイクロフォーサーズの魅力が凝縮されています。
フォーサーズ同大センサー使用でよくここまで高品位に小さくできたものです。いわばデジタル時代のローライ35とでも言うべきカメラですね。
ピンポイントAFやピーキング、新超解像といった機能もあり、いろいろ楽しめそうです。

↓私の持っている一番大きな一眼レフであるEOS-1Nと比較してみました。
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よくぞ、ここまで小さくしてくれました。
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しかし、考えてみれば、チェコ旅行では譲っていただいた7-14mm松レンズを使いたくて E-5 を直前に購入し、ポーランド旅行ではスカイランタンの夜間高感度撮影をしたくて EOS 6D を購入し、今回は目立たないのが必要ということで GM を購入したわけです。
目的があるからというものの、何かと理由をつけて新カメラを増やしていくとは、我ながら本当に救いようのないカメラ馬鹿ですね(汗)

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