今年もあとわずかです。そこで、今年の総決算ということで、
hiro_cloverさんのトラックバック企画に参加します。
昨日載せました11~20位に引き続きまして、今日は、2011年お気に入り写真ベスト10です。
私の場合、現像下手と撮影枚数の関係で、撮ってから年月を経過してやっと現像して陽の目を見るというケースが多々あります。そこで、あくまで撮影年ではなく、今年ブログに掲載した写真のベスト10ということになります。
私自身のお気に入り写真ですので、ブログを御覧になった皆様の評価とは違うと思われます。またそれも楽しからずやということで、いろいろ御意見やトラックバックをいただければ幸いです。
まずは10位から順にどうぞ!
↓【10位】
「謹賀新年」
↑滋賀県の白髭神社です。
この写真は1月1日にブログにアップして、謹賀新年の御挨拶にしたものです。
オリンパスの投稿サイトFotoPusでは、私の写真の中では一番人気があり、お気に入り登録数202票を獲得しました。
私自身のお気に入り順位とは違うところが微妙なのですが(汗)、国内旅行・モノクロ写真・加工写真も選定したいという気持ちもあり、10位とします。
↓【9位】
「樹林の宝石」
↑ルリビタキです。
今年撮った野鳥の中で、一番愛らしい鳥です。この雄のルリビタキ君は、私を認識しており、早朝散歩で会いに行くと、必ず飛んで来てくれました。
野生なのに馴れてくれたので、いろいろなポーズを撮影できました。その中で、特にルリビタキの可愛さがあふれている気がするこの写真を9位に選定しました。残念ながら、このルリビタキ君との逢瀬の場所は、今は工事現場となってしまいました(泣)
↓【8位】
「雲が湧く摩天楼」
↑大阪ステーションシティーから撮影しました。
大阪の街のスナップは、以前から温めているテーマです。庶民的で下世話・泥臭いイメージのある大阪ですが、最近はなかなかお洒落な町に変貌しつつあります。ブログ友とも楽しく大阪を撮影したのは今年の良い思い出です。
その新しい大阪のスナップから、ドラマチックトーンがうまく効いた作品を選んでみました。
↓【7位】
「桜キラキラ」
↑東京の千鳥ヶ淵で撮影しました。
花・植物は、私が日常一番多く撮影する被写体です。中でも春の桜は、大好きで数多く撮るのですが、なかなか良い作品が撮れません・・・
この作品は、私の一番好きなアートフィルターであるライトトーンを適用したものですが、なんとかうまくキラキラ感が出ましたので、7位に選定しました。
↓【6位】
「求愛のプレゼント」
↑カワセミの求愛給餌を撮影しました。
野鳥写真も、今年本格的に挑戦しようと心に決め頑張ったのですが、機材が重く途中で肩痛を発症してしまいました(涙)
肩痛までは、青い宝石:ルリビタキと、青い稲妻:カワセミに、熱中しました。その中で、一番気に入っているのはこの写真なので、6位に選定しました。
↓【5位】 (写真をクリックすると横1200ピクセルに拡大します)
「眠れる森の美女のような街」
↑チェコのチェスキー・クルムロフで撮影しました。
私のメインテーマは旅ですので、やはり上位になります。
この写真の光景は、美しい雪の街が、モルダウ川に囲まれ森の中に浮かんでおり、まさに「眠れる森の美女」のような雰囲気だと感動しました。
ZD7-14mmレンズのおかげで撮れた作品で、なんとか実際の美しさを再現できたかなと思います。
↓【4位】
「牧歌的な世界」
↑ルーマニアのトランシルヴァニアで撮影しました。
この作品は、今年実施した温故斬新の写真展で展示したものです。
画質は悪いのですが、非常に思い入れがあり、自分では大好きな作品です。FotoPusマイセレクト写真集のロゴにもしています。
ヨーロッパ最後の中世と言われるルーマニアの原風景が見れたような気がしました。この一枚が撮れただけで、ルーマニア旅行は価値があったと、自分では勝手に思い込んでいます(笑)
↓【3位】 (写真をクリックすると横1000ピクセルに拡大します)
「ノラ ~新しい生命」
↑近所で生まれた野良猫の子を撮影しました。
この作品は、FotoPusグランプリで、作品賞にノミネートされたものです。ブログでも皆さんの好評を得ました。
猫写真というのは、そんなに熱心に撮影してきたわけではないのですが、犬猫を飼ってきた経験もあり、好きな被写体ではあります。
この写真は、子猫の野性的な目の雰囲気を狙って撮りました。自分の評価と、外部の評価が一致した珍しい作品でもあり、3位に選定しました。
↓【2位】 (写真をクリックすると横1000ピクセルに拡大します)
「ハンカチの ひとひら落ちて 光射す」
↑花の文化園のコンテストで、フルル花と福祉の応援ネット理事長賞を受賞した作品です。
思いがけず高く評価していただいて嬉しかった作品であるとともに、ZD14-35mm松レンズで、はじめて納得のいく撮影ができた作品でした。
また、通い続けてホームグラウンドとなった花の文化園で、ようやく良い写真が撮れたという意味でも、素直に喜びたいと思います。
↓【1位】 (写真をクリックすると横750ピクセルに拡大します)
「美しき天然」
↑クロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園で撮影しました。
この写真が、自分の中で今年のベストであることには、まったく迷いがありませんでした。
この絶景に接したとき、感激のあまりちょっと涙が出ました。夢中で無念無想で撮影しました。
写真技術的には何の工夫も無く、全く普通に撮っているだけであり、ひとえに被写体の美しさに拠っています。この美観は、私の人生の中でもベストスリーに入ると思います。
旅の感動を残したいというのが私の写真撮影の原点であり、技術・機材云々より「美しい景色を撮りたいんだ」という単純なことを再認識しました。旅を続けてきて良かったと思います。
どの写真にも思い入れがあり、私的な物語があります。
特にベスト選定となると、写真というより、被写体に対する自分の強い感動・印象が残った作品が優先するようです。私自身は、あまり凝ったものより、雄大な景観や美しい自然を普通に撮影したものが好きなのだと思います。
これからも、写真撮影という趣味を生かして、楽しく夢を持って、みずみずしい感性を忘れず、しなやかに生きて行きたいものです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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