模糊の旅人
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フランス シャルトル大聖堂(5) 「聖母マリアの衣」と迷路
2008年 04月 03日 |
シャルトル大聖堂の内陣に飾られた最高の聖遺物「聖母マリアの衣」です。(↓の写真です。)
聖母マリアが生前に着ていた衣で、ビザンチン皇帝がシリアで獲得し、それがシャルルマーニュ(カール)大帝を経て、876年に禿頭王シャルルにより、ここに献上されました。
これによりシャルトル大聖堂は、マリア崇拝の中心地となりました。

実際に見て、いわゆるマリアの服の色といわれるバージン・ブルーではなく、白い布であったのがリアルでした。
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ステンドグラスの中で最も重要といわれるのが、この聖母子像です↓
やはりこの大聖堂が、ノートルダム(フランス語で「我らが婦人」)こと聖母マリアに捧げられたものであることが分かります。
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↑聖母子を取り囲む青を主体のステンドグラス。これが現代では再現できないといわれる有名なシャルトルの青色=シャルトル・ブルです。

大聖堂の床に表現された迷路↓
これは迷宮(ラビリントス)であり、聖地エルサレムを象徴し、巡礼の旅の苦難を表していると言われます。
この迷路を、時間をかけて、ゆっくりと辿っている御婦人がおられました。
f0140054_20564943.jpg

聖地エルサレムか!
私はこの時、いつか必ず聖地エルサレムのヴィア・ドロローサ巡礼の旅に行こうと、決心したのでした・・・・


また、椅子に座り頬杖をついて、陶然とステンドグラスを見上げ、いつまでも過ごしている御婦人もおられました↓。さすがノートルダム!
(フォトショップE6によるアーティスティック加工・エッジのポスタリゼーションを使用)
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私自身もまた、写真撮影を終えると、ステンドグラスに囲まれた世界を、座って静かに何時間も楽しみました。

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by mokonotabibito | 2008-04-03 20:55 | フランス | Trackback(1) | Comments(26)
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Tracked from 世界遺産 放浪記 at 2008-04-29 21:29
タイトル : シャルトル大聖堂
1979年登録,文化遺産 登録範囲: シャルトル大聖堂 登録理由: (i) かなり速くかつほぼ一貫した方針で建てらたシャルトル大聖堂は,その建築様式と装飾の統一性により,中世キリスト教の精神に最も一致する外観の1つとして,完全で完璧です。 (ii) シャルト... more
Commented by imhotep at 2008-04-03 20:59 x
最後の写真、エフェクトが掛かってますか?
模糊さんのお写真で、こういう処理をされてるのを初めて見た気がしたので少し驚きました(^^;;;
Commented by maribell1225 at 2008-04-03 23:00
こんばんは。ステンドグラスに込められた祈りはすごい物ですね。
この世とは思えない、素晴らしい芸術にただ頭が下がります。
ここに行くと、何時間も居たくなるのが分かります。
カールたいていが献上した生前マリア様の着ていた衣装とは、どんな物なのか見てみたいですが、きっと撮影することが出来ないのでしょうね。
今夜もポチ。
Commented by ohkujiraT at 2008-04-03 23:54
上を見上げすぎて首がいただくなること間違い無しですね。
迷路もじっくり楽しんでしまいそうです。
Commented by 100-400IS at 2008-04-04 00:05
こんにちは。
このステンドグラスの青の色は、現代の技術でも作る事が出来ないんですか。
そういうものが13世紀に作られていたなんて凄い事ですね。
ポチっと。
Commented by paposuke at 2008-04-04 00:31
床の迷路、こんなのがあるんですね。
うちの「たか」が大喜びしそうです(^^)
でも、行けませんけど(^^ゞ
Commented by yozora_nagameyou at 2008-04-04 00:53
こんばんは。
すっごい大きなステンドグラスですね!
こんな素敵なところへ行かれた模糊さんが羨ましいです。
ぽちっと*
Commented by kujirax1 at 2008-04-04 01:25
写真でも見事なわけですが、これをリアルで観るとさらに感動が大きいのでしょうね。こういうところで時間を忘れて何も考えずに過ごしたいですよ。
Commented by NIMITZ at 2008-04-04 06:53 x
こんにちは。
聖母マリアって本当にいたのですね。
ということはイエス・キリストもいたわけですよね。
なんだかとても不思議な感じがします。
私は青が好きなので、青いステンドグラスはとても好きです。美しいですね。
聖地エルサレム。ここをめぐる戦いが今でも行われているんですものね。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地ですからね。
こう見ると、日本はやはりまったく違う文化の国だとわかりますね。
Commented by kaseno-sanpo at 2008-04-04 21:20
やはり現地でしか見れないものでしょうねえ。
写真撮影と、ゆっくり見て回る時間と両方と言う気持ちも良く解りますねえ。
ぽち。
Commented by torotorotorori at 2008-04-05 17:27 x
キリスト教をめぐる物語は興味深いです。
ダビンチ・コードの話もほとんど信じかけたのですが、実際は違うんだという番組がやっていました。
ちょっとがっかり‥
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:26
【imhotepさん】
最後の写真は、フォトショップE6によるアーティスティック加工・エッジのポスタリゼーションをしています。
あまりリアルにご婦人の顔をアップにしたくなかったのと、この効果は細かいステンドグラスにはあまり影響しないという不思議なレタッチなので、使用してみました。
老後はこんなことにのめりこんで過ごしたいです(笑)
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:27
【フクロウままさん】
そうですね。
ここに来る人は、信仰を持った人々と、ステンドグラス目的の観光客がいますが、どちらも皆静かに、この美を楽しみ幸福感に浸れます。
聖母マリアの衣が、最初の写真です。
内陣の奥に飾られていました。
この衣が、この大聖堂とステンドグラスを生んだ原動力なのです!
ポチ感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:27
【ohkujiraTさん】
そうですね。
首が痛くなりますが、皆、幸福そうでしたよ。
迷路も祈りながら巡礼している人もいました。
聖母マリアの衣や、外側の建築、彫刻群もあり、一日中いても見飽きない場所ですね。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:27
【100-400ISさん】
そうなんです。
シャルトル・ブルーは再現できません。
コバルトだけでなく、独特の不純物が必要なようです。その製法は失われました。
私の写真ではうまく再現できないですが、本当に美しいブルーです。
13世紀の奇跡ですね。
ポチ感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:28
【paposukeさん】
13世紀にこんな迷路があったのですよ。
床石の色で模様になっており、相当の手間がかかっているようです。
この大聖堂は、細かいあらゆる部分に最高のものをという中世の人の情熱が感じられました。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:28
【yozora_nagameyouさん】
そうですね。
ステンドグラスで埋め尽くされています。
その数と模様・意匠の細かさ、多様さには、圧倒されます。
これぞ世界遺産でしょうね。
ポチ感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:28
【kujirax1さん】
そのとおりだと思います。
私の写真では、何分の一も、その感動を伝えきれません。
ここでまる一日を過ごした時間は、私の非常に大切な思い出です。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:28
【NIMITZさん】
聖母マリアの衣は、本物だと言われていますから、やはり実在したのでしょうね。
聖母マリア、キリスト、マグダラのマリアについては、ぜひ「ダヴィンチ・コード」を読んでください!
十字軍の頃から、聖地エルサレムを巡る争いは延々と続いていますね。
人類の大きな問題でしょうね。
世界に平和をもたらす宗教であってほしいものです。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:29
【kaseno-sanpoさん】
そうですね。
ここは、せめて一日かけて、じっくり詳細に見たいものです。
写真を撮るのも良いですが、静かに大聖堂の中で、ステンドグラスを身体で感じる、余裕の時間が、本当に素晴らしいです。
この大聖堂自体が、ひとつの大きな宝物ですね。
ポチ感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-05 18:35
【torotorotorori さん】
「ダヴィンチ・コード」は面白いですね。
この話はキリストが人間であったということですから、正統的なキリスト教からは認められるはずがありません。
ただこの話にも真実が含まれています。
テンプル騎士団が超大金持ちであったのは事実です・・・
えーと、こんな話をはじめると止まらないので、このへんで(笑)
Commented by Yokusia at 2008-04-05 20:51 x
また遅れてしまいました。
ポーランドそうでしたが、フランスも、聖母信仰が強いところはいかにもカトリック的ですね。
プロテスタント信者は「聖母」にも「処女受胎」にも無関心だと、以前、聴いたことがあります。
Commented by meteortrain at 2008-04-06 00:11
とてもうらやましい時間を過ごされたのですね。
座って何時間も楽しめるような旅をしたいです。
シャルトル・ブルを見せていただきありがとうございます。
mokoさんはこれの実物を見ていたのですね〜〜〜。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-07 22:26
【Yokusiaさん】
聖母信仰とゴシック建築の発展は、どんな関係があるのでしょうね。
少なくとも13世紀フランスでは、両者が一致してるようですね。
サンドニ、シャルトル、ラン、ランス、アミアンなどパリ周辺はゴシック大聖堂の宝庫です。
そちらにお住まいのなのは、私には非常にうらやましいです。
プロテスタントは、基本的に偶像崇拝は駄目ですから、やはり教会内部も相当シンプルですね。
Commented by mokonotabibito at 2008-04-07 22:27
【meteortrainさん】
そうですね。
パリから1時間強で行けますので、一日ゆっくりシャルトルで過ごしました。
この一日は、私にとっても生涯忘れられない一日ですね。
シャルトルの青は、不純物の関係で、今では出ない色だそうです。
微妙な色合いは、写真では表現できません。。。すいません。
また行きたいと思っています。
Commented by pretty-bacchus at 2008-05-03 19:15
聖母子像、それからラビリントスを巡るご婦人はイイですね〜〜〜!
この内部は撮ったことがありませんので、嬉しく拝見しています。
Commented by mokonotabibito at 2008-05-05 20:56
【pretty-bacchusさん】
こちらにまでコメントありがとうございます。
聖母子像、それからラビリントスを巡るご婦人が良いですか。
ありがとうございます。
ここは素晴らしい大聖堂ですね。最高でした。
私もまた訪問したいと思っています。
ヨーロッパの大聖堂めぐりのゆったりした旅行を夢見ております。
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