この榕樹は、土の中では育ちません。他の木か遺跡の上から発芽し根を空中に下ろして大きくなります。
アンコールの遺跡は、榕樹の絶好のすみかなのです。
榕樹は、日本ではガジュマルと呼ばれ南西諸島に分布し、学名 Ficus microcarpa。沖縄ではいたずらな妖精キジムナーが棲むと言われ親しまれています。
↓この木は上部に比べて根が絡む塀が薄く、相当不安定になっています。大雨や大風でも来たら心配です。今はまだ残っているのでしょうか。
カンボジア【タ・プローム2】
エイリアンの世界のような‥
ちょっと怖いですね。
私もこの光景をはじめて見た時は驚きました。
ちょっとグロテスクな雰囲気ですね。
私は『エイリアン』というより『インディー・ジョーンズ』の世界を連想しました(笑)
榕樹ってそんな不思議な木だったんですね。「北国の春」の中国語翻訳版のタイトル「榕樹下」にもなっている木だし、綺麗な白い花が咲いていたので先日私のブログでも紹介したのですが、そんな恐ろしい木だったとは思いもしませんでした。(>o<")
そうなんです。
多分熱帯では、木々に隠れて幼木時は光が得られないので、木や遺跡の上から発芽し、光を浴びてある程度大きくなり、それから根を足らす方法が、編み出されたのだと思います。
根を地面垂らしてからは、地中からも栄養分を吸い、急激に大きくなります。そして上部は太陽の光を独占するのですね。
「北国の春」が「榕樹下」になっているんですか。知らなかった!
「ガジュマルの木の下で」という歌もありますね。
沖縄では、この木には、キジムナーという妖精(妖怪?)が棲んでいると言われています。
まさにそんな雰囲気のする木ですね。
余談ですが「チョンチョンキジムナー」という歌は私の18番です(笑)
一種異様な感じのする木ですね。初めてみたら不気味に感じるでしょうね。
ちょっと夜には見たくないかもしれません。(笑)
榕樹って知りませんでした。他の木に住み着いて絞め殺すんですか。
恐ろしい木もあるものですね。
世の中、知らないことがいっぱいありますね。
ちょっと怖いですが、確かに写真撮りたくなります。
今、デジタル一眼持って行ったら、このあたりで何百枚と撮ってしまうでしょうね。
ここは特に日本人観光客に人気があるみたいです。
熱帯アジアに住んでいたら当たり前の景色かもしれませんが・・・