夕刻、アンコールワットで階段に座り、ゆっくり沈み行く太陽を見たり、壁に刻まれた女神像を鑑賞したりするのは至福の時間でした。
完成されたワットの女神像は、洗練された様式美を見せています。
銀塩で撮ったプリントをスキャナーで読み込んだので、あまり良い写真ではないのですが、なんとか女神像の柔らかさが出ているように思えます。
ところでアンコール文明の女神像は、初期と後期では変化します。
古い遺跡の女神像は、ふっくらしており全体に太目なんですが、アンコールワットになると細身でひきしまっった身体つきになり乳房だけが大きいのです。面白い現象ですが、私には理由はよくわかりません(笑)
カンボジア【アンコールワット7】
特に違和感がないというより、逆に雰囲気があって良いですね。
被写体の雰囲気とあっているように感じます。
EOS55は私も使っていますが、デジ1で視線入力はしないのでしょうかね。
便利な機能だと思うのですが。
>被写体の雰囲気とあっているように・・・
ありがとうございます。銀塩はやはりデジタルより優しい感じがします。
EOS55も使ってられたんですか。いやあ同じですね。
私はこのカンボジア旅行ではEOS55が主力でした。デジカメはサブでした。
視線入力は、最近のキヤノンは、あまり力を入れていないようですね。
顔認識のほうが可能性が高そうな気が・・・あまり嬉しくないですが。
当時の高貴な女性は、このような姿だったのでしょうか。
なんだかフランスの自由の女神に通じるものを感じます。
雰囲気はアジアそのものですけどね。
日本には石ででき古代の彫刻というものは無いので感動するでしょうね。
>当時の高貴な女性は、このような姿だったのでしょうか
多分そうですね。当時の理想の女性像なのでしょう。
石の浮き彫りは立体的なので、とても素敵です。
美意識というのは変化するようで、文明が後期になると、細身の女性のほうが美しいとされるのが不思議です。
別に良い悪いや好き嫌いの問題ではないですよ(笑)