この賑やかな広場の中心には、ハウプトヴァッヘと呼ばれるバロック様式の印象的な建物があります。
↑この建物は、1729年に建てられた警察兼監獄で、今は洒落たカフェになっており中に入ると土産物も売っています。
広場の一角にあるカタリーネン教会は、1681年に建てられたバロック様式のプロテスタント教会で、第二次世界大戦で倒壊し、1954年に再建されたものです。正確な地図は、こちら。
フランクフルトで生まれ育った文豪ゲーテは、ここで洗礼を受けました。このあたりは、ゲーテが育った場所なのですね。
↓カタリーネン教会はすっきりと立っておりスマートな印象です。
↓裏から見るとバロック感があります。
実は、聖母マリア教会でのミサを終えて、ここに来たのですが、その時点では、カタリーネン教会は開いていませんでした。教会の前にある予定表を見ると午後2時から5時までの内部公開となっています。
そこで、出直すことにして、ゲーテハウスやシラー像など他の場所を観光取材してから、3時頃に戻ってきました。
↓入り口前にある露天で売っていたクリスマスにちなんだ木工品
内部は、チャールズ・クローデルの制作による見事なステンドグラスに囲まれ、比較的明るい雰囲気です。
↓上の写真とほぼ同じアングルですが、色味を記憶色に調整してみました。
↓プロテスタントなので、個々のステンドグラスはシンプルな印象でした。
個々は地味目とはいえ、たくさんのステンドグラスがぐるりと取り囲んでいるので、華やかな雰囲気でした。
しばらく、教会の椅子に座って、上品なステンドグラスを見ながら、休ませてもらいました。
↓この教会にも、戦前の建物の一部が展示されています。
↓子どもたちも可愛いです。
↓広場の子ども列車は、やはり人気です。
↓教会の建物の外側の隅で売られていたクリスマスグッズ
↓教会をバックに、アートフィルターを使ってみました。
←応援ポチいただければ嬉しいです。御覧いただきありがとうございます。
メムリンク『聖ウルスラ伝の聖遺物箱』HansMemling“St. Ursula Shrine”メムリンク美術館 初期ネーデルランド絵画の画家ハンス・メムリンクの最高傑作のひとつ『聖ウルスラ伝の聖遺物箱』は、メムリンク美術館が誇るベルギー7大秘宝のひとつです。伝統的に聖ヨハネ病院のために制作された聖遺物箱の装飾としてメムリンクが手がけたとされ、5世紀の英国王の娘で、ローマ巡礼からの帰途の際にケルンのフン族の襲撃に遭い、巡礼に同行した1万1000人の処女と共に殉教した聖女「聖ウルスラ」の伝説が描かれて...... more
元監獄であろうと、これならカフェになりますね。
今日はゲーテ絡みの紹介ですが、この地の生家と晩年を過ごしたワイマールの家と、何れも観光の目玉。
やはり洗礼を受けた教会は関心が持てますね。
ゲーテは愛読作家とまでは言えませんが、詩集や「イタリア紀行」、[若きウェルテルの悩み」、
そして「ファウスト」などは思い出の書です。
ステンドグラス巡らす教会カタリーネン洗礼受けしゲーテを偲ぶ
ポチ♪
ポチ♪