↓後方には、現代的な高層建築も見えます。新旧とりそろえているところが、今も活動的に生きる大都市フランクフルトです。
お、道の向こう側に、日本語の看板があるぞ?
↓コスプレとあります・・・ドイツにも日本の文化が及んでいますね・・・
さて、こうして、ドイツの民主主義の象徴であるパウルス教会を後にして、5分ほど北に歩くと、聖母マリア教会(リープフラウエン教会)があります。
↓オベリスク状の装飾塔の右側奥に見えてきたのが聖母マリア教会です。
この教会は、これまで見てきた教会と違って可愛い雰囲気です。これは中型の建物であるのと、外部装飾がロココ様式であるためだと思われます。
↓聖母マリア教会ファサードは、まさにロココですね。
↓ファサード後方
↓寄ってワイドに撮影
↓門扉も素敵です。
↓聖母マリア教会の歴史説明板
ここは、中型の綺麗で穏やかさのある佇まいのカトリック教会です。この教会は、1344年創建のゴシック様式教会を基礎とし、18世紀後半にバロック様式の塔屋が建てられロココ様式の装飾が施されました。その後、第二次大戦で被災したため、1948年に再建されたものです。
↓内部に入ると、いかにもカトリックらしい雰囲気で、聖人の像に飾られた柱が並んでいます。
↓聖フランチェスコ像と信者が灯したロウソク
↓この扉の奥には、聖水井戸があり、信心深い人たちが参って祈りを捧げていました。
↓しばらく内部見学をしていると、人が沢山集まってきました。
これから10時のミサがはじまります。
私はカトリック派の信者ではないのですが、許可を得てミサに参加させてもらいました。
最近珍しい、来るものは誰も拒まない心の広い教会です。ただ、ミサ中は写真撮影は控えました。
私はドイツ語は、ほとんど分からないので、正確にはミサの内容は理解できませんが、約40分間の心の洗われるような体験でした。
美しいパイプオルガンの演奏と、透き通る声の歌手による独唱、聖歌隊および参列者全員による合唱がありました。上品で音楽的な演出が見事です。
途中、多分、「互いに平和の挨拶を交しましょう」というくだりだと思うのですが、皆さん突然立ち上がって両手で握手しあいます。私の前後左右の見知らぬ人たちも、私に強い握手を求めてきました。女性も寄ってくるので驚きましたが、これが普通のようです。
今も多くの人に愛されている生きた教会なんだなあと実感しました。
↓ミサを終えて、外に出るとクリスマスマーケットの出店と教会の重なりが良い感じでした。
↓最後は、聖母マリア教会を出て、遭遇した子どもたちのスナップです。
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ドイツでもコスプレ用の服を売っているのですね。
しかも看板は日本語です。
驚きましたね。
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聖マリア教会も再建されて、今も変わらぬ信仰の拠り所となっているのですね。
柱の聖人像の多さがちょっと気になりますが、建物の内外とも優しい感じがいたします。
コスプレも今や世界の流れにてウィンドに看板見ゆるをかしさ
清楚なれどロココの装飾美しく信仰集むるマリア教会
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