ここには馬ケ背という断崖と、クルスの海という景勝があります。今日は馬ケ背と岬先端からの景観をおおくりします。
↓日本一の柱状岩「馬ケ背」の案内看板がありました。中国人や韓国人の観光客が多く、説明も三か国語です。

↓遊歩道をしばらく歩くと、切り立った柱状節理の断崖があります。これが馬ケ背です。すごい迫力です。

越前の東尋坊と似ているなあという印象でした。ただ、あちらは北陸の厳しさが感じられるのに対し、こちらは明るく壮大な雰囲気でした。
さらに前に進むと、細い岬の先端に至り、そこから全方向に岩場の海を見下ろせます。
↓連なる岩場の風景

↓岬の先端から右側、馬ケ背の柱状節理をのぞくと、ほとんど垂直に切れ込んでいます。

柱状節理は約1500万年前、火山により地下のマグマが地表に出て冷え固まって出来たものだそうです。岩の断面というか四角い柱の連なりが大迫力ですね。自然の造形の驚異を感じます。
↓岬の先端の左側も切り立っており、目もくらむような岩場を見下ろします。

↓沖に見える島

↓岩場の波頭・・・日向灘の荒波です。

↓象の鼻のように海に突き出た岩場

↓この岬の先端は狭くてナイフリッジ状で、非常に高度感があり怖いですが、遊歩道にしっかりした手すりが設けられており安全です。

無事、案内看板のところに帰ってきて、最後に歌碑を、落ち着いて見学しました。

樹は妙に草うるはしき青の国 日向は夏の香にかをるかな 牧水
若山牧水は宮崎県東郷村(現・日向市)の出身で、故郷の歌も詠んでいますが、この歌もそのひとつですね。
牧水は、長男に「旅人(たびと)」という名前をつけたくらいの旅好きで、日本全国を回りました。ここで旅を愛する歌人の歌碑を見て、嬉しかったです。


若い頃、宮崎には何度か行きましたが、ここは訪ねた事がないので、
しまった!と思っています。見たかったですね。
柱状節理という不思議現象が日本でも見られるとは・・・
私は北アイルランドで、この形とはやや異なる岩場を体験しています。
日向はもともと天孫降臨の国なので、高千穂のみならず、海岸地帯までがどこか神秘的ですね。
それに牧水のお國でもありますし、私にはとても関心の持たれる処です。
マグマとふドラマの果ての断崖に寄する波涛のうるはし日向
日向灘岬に佇てば水平線はるけき旅の思ひいざなふ
旅に生き歌に生きたる牧水の歌碑慕はしや我も旅人
「馬ケ背」、今まで知らなかったです。
宮崎にこのような名所があるのですね。
白浜温泉にある三段壁と似ています。
馬ケ背は、奥行き200m幅10m高さ70mで垂直に立ち並ぶ
柱状節理は約1500万年前火山の噴火物や地下のマグマが火柱や
割れ目に貫入して冷え固まるときに出きたものだそうですね。
素晴らしい光景を見せていただきました。
ポチ♪
Lagoさんの歌、読み返しましたが何度読んでもいいですね。
私も機会があれば旅に出たいです。

日向岬の馬ケ背の柱状節理はまさに絶景ですね。。こんなに景観はじめて見ます。。旅をしないとこのような絶景にはお目にかかることはない、写真好きには羨望の景色を見せていただき有難うございます。。
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