まずは朝の立山です。(全て、クリックすると横1000ピクセルに拡大します)
朝のうちは雲ひとつない晴天でした。朝は室堂から立山は逆光になるので、まぶしいですが、山岳紅葉の盛りに映えてとても美しかったです。
↓朝9時、まだ人が少なく、立山記念碑も無人で撮影できました。
↓立山。左から富士ノ折立(2999m)~大汝山(3015m)~雄山(3003m)。大汝山より雄山のほうが高く見えるのが不思議です。
↓室堂平と立山。室堂の原は標高2400mもあり森林限界を超えているため樹木が無く見晴らしが最高です。紅葉した高山植物帯が広がっています。
↓赤い線が今回の室堂逍遥の歩いたコースです。(黄色い線は前回、立山から五色が原・薬師岳へ縦走した登山コースです)
OLYMPUS OM-D E-M5 with M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
↑黄色コースにありますように、以前は山歩きが大好きで北アルプスの縦走登山もよく行ったものです。
ただ、5年前にヒールストライクという左足の踵が非常に痛くなる病気になりました。踵の神経が痛むので底の硬い革靴が履けなくなりましたが、街に居る限りはそんなに怖い病気ではありません。
ただ、徒歩ルートの長い深い山中でヒールストライクが発症すると下山できなくなりますので、事故につながります。つまり、本格的な登山が出来なくなったわけです。
とはいえ、スケールの大きい山岳風景を見たいという気持ちは止み難く、どうしても本格的な山を見に行きたくなりました。
そこで、登山バスやケーブルカーやロープウェイなどで行け、手軽に本格的な山岳景観を楽しめる場所を探して、一日で逍遥できる範囲で、軽いカメラを片手に、ゆっくりと歩きまわり山の空気と撮影を楽しんでいます。
今回は、爽やかな天気で、気温も涼しくて丁度良く、歩いていても撮影していても非常に気持ち良かったです。高度感のある、美しい最盛期の山岳紅葉を楽しみました。
なお、私が帰宅した翌日、天候が悪化し、立山全体に雪が降り、冠雪して紅葉は見られなくなったようです。
2400mを超える高山帯では、天気の変化が激しく、気温も急に下がったりします。いつもこの時期にこのような紅葉が見られるとは限りませんのでご注意ください。
なお、元気だった頃、上記の黄色のコースで縦走した際のフィルムによる写真も何枚かアップしてみましたので、御覧になりたい方は、下の More をクリックしてください。
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More フィルム時代の立山~薬師岳方面の写真
フィルム時代の写真は、なかなかアップする機会がないのですが、今回の記事のついでに、何枚かデジタル化してみました。
プリントをデジタル化していますので、褪色や劣化がありますが、雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。
↓立山
↓槍ヶ岳・穂高岳方面を望む
↓五色ヶ原付近の雪渓を歩く
↓左から笠ヶ岳~黒部五郎岳~薬師岳方面を望む。中央から左に傾斜するなだらかな斜面が五色ヶ原です。
↓五色ヶ原の高山植物の大群落のお花畑とライチョウ(中央に小さく写っています。)
Nikon F3 with Ai Nikkor 50mm f/1.2
この山行は、10年以上昔ですが、ライチョウ(雷鳥)を何度も見かけ、一度はクマ(月輪熊)にも遭遇した、とても思い出深いものです。またいつの日かこのあたりに行ってみたいものです。
上々の天気に恵まれ最高の一日でしたね。
ここで雨に出遭うと最悪です。
かなりのコースを歩かれています。
右側からぐるっと廻られたのだと思います。
疲れたところで 「みくりが池温泉」 でゆっくりと・・・
高山植物が咲いていた室堂平もいい紅葉になっていますね。
夏でも立ち止まると涼しかったのに、10月の室堂平はかなり冷えたのではないでしょうか。
ポチ♪
立山に行かれていたんですね。
室堂平といえば、北海道行きの飛行機から眺めるのみでしたが、思いがけずも見ることができてよかったです。
高山植物の紅葉も宝石のようですね ^_^