模糊の旅人
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水仙の花を柔らかく撮る・・・ ~久しぶりに E-1 で撮る(2)
2012年 04月 03日 |
花の文化園では、水仙も花盛りでした。

水仙はなかなか難しい被写体ですが、軟調写真にチャレンジしてみました。

E-1はWBが時々暴れるのですが、それがまた面白い気がします。
水仙の白い花弁が光の加減によって微妙に変化するのが、自然の造化の不思議を感じるのです。
本当の色というのは、いったい何なんだろう、、、、それは自由な感覚で良いのではないだろうかと思いました。
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OLYMPUS E-1 with ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5

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More さて、中古カメラ談義を少しだけ・・・

私は中古カメラや中古レンズが大好きです。

それは、貧乏カメラ馬鹿なので、いろんなカメラを使ってみたくとも、中古でないと揃えられないという経済的理由があるからですが、それだけではないのです。

高級な新品カメラを買うと、大切に扱わねばならないという強迫観念が湧いて、落ち着いて撮影できないのです。

つまり、私にとって高価な新品カメラはストレスがあるのです。

かつて、コンタックスG1というカメラを、発売時、新品で購入しました。
コンタックスG1は、コンタックスブランドとしては、安いほうなのですが、20万円強というのは、当時の私としては非常な大枚なので、結局おそろおそる使うだけで、十分に活躍させず、もったいないので売り払ってしまいました。そして、18年経過した今になって、そのカメラを中古ジャンクで超格安で買戻し、伸び伸び使いまくっています(汗)

中判カメラでも、同じような経験を何度もして、悟ったのです。高級な新品カメラは、もう買うのはやめようと。


高級な新品カメラを壊れ物のように扱うメリットというのは、高く売り払えるという一点だけなのです。それだけのために、神経を消耗するのは、私のようないいかげんな人間には耐えられないのです(笑)
なぜなら、カメラやレンズというのは、写真を撮るということが目的なのですから、神経はすべて撮影することに集中させたいのです。思い切って「使えない」のは、まさに使えない機材です。

安い中古カメラ機材なら、臆することなく、ストレスフリーで安心して使うことができます。
壊れても、大した金額ではないので、心に余裕があるのです。



次に、中古でないと手に入らないカメラや、レンズというのがあります。

軟調レンズというのが、その典型で、今の時代にマッチしていないので、現在では売られていません。
欲しければ、中古しかないのです。

カメラの長い歴史の中で、消えていくプロダクツや流行があり、本当に自分にあったスタイルが今生産されているとは限らないのです。
かつては、圧倒的に二眼レフという時代があり、スプリングカメラが人気の時期もありました。そして、レンジファインダーから一眼レフ・・・AEカメラ、AFカメラ、デジタルカメラ・・・・
現在、主流のデジタル一眼レフというのも、将来は、どうなるか分かりません。またいろいろ変化していくことだけは確実です。。。

幸い、カメラ機材という「モノ」は、割と長く使える性格を持っています。
特に複雑な消耗可動部分の少ないレンズは、100年使えると言われています。
まあ、最近の超音波駆動レンズなどは、長く持たないようですが・・・身にしみて感じています(爆)
だから、構造の単純な、オールドレンズのほうがが良いのですね。。。

100年もの歴史の中から選択できるというのは、実に素敵で幸せなことだと思いませんか?
そこに、一期一会の出会いの偶然性のドラマも加わり、中古カメラ機材はとても面白いのです。


最後に、中古機材には、多かれ少なかれ、前に使っていた方の思いが残されており、いろいろな物語がカメラというモノから立ちのぼってきます。

例えば、今私が主力として愛用している 中古E-1 には、方眼マット式フォーカシングスクリーンが装備されています。そして、カメラ本体の親指の腹のあたる部分だけに、塗装が厚く重ねられています。そこが、一番接触し使うところだからでしょう。他にも特殊なオリジナルカスタマイズの部分が何ヶ所かあります。
こうした大胆な使い方をする方は、私のように新品カメラをおどおど使うのではなく、度胸の座った人物だったのでしょう。

ことほどさように、古いカメラやレンズには、生産者の叡知・工夫の歴史とともに、使用者個人の歴史も刻印されていきます。
このカメラやレンズが、いったい、どこで生まれ、どのような経緯で、ここに至ったのか・・・特に古い外国製のものは、スケールの大きい時間と空間の変遷を感じて、陶然とするロマンにひたることが出来ます。

手に取ってそのカメラやレンズの身になって、この子が経てきた有為転変のドラマを想像する・・・・これはもう、ほとんど病気ですね(笑)
しかし、こういうことが、好きになると、ちょっと救いようのない沼にひきずりこまれてしまいそうですね。

まあ、あくまで趣味なのですから、好きなように出来るわけですが、そこそこに押さえて、沼の世界を楽しんで行きたいと思います。
by mokonotabibito | 2012-04-03 22:45 | 花の文化園 | Trackback | Comments(14)
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Commented by miyatannaotan at 2012-04-04 00:08
水仙も少し遅めの乱れ咲きといった風情でしたね。
柔らかさの中にもちゃんとキリっとした部分があって心地よい描写だと思います。
こうやって目的を持って撮影すると、楽しいですよね^^ 僕の目標は何だろう・・・?
Commented by BOOCHAN at 2012-04-04 08:41 x
最後のお写真、圧巻ですね(*^_^*)
こんなにたくさん咲いているなんて、すごいです。
真ん中の部分が白い水仙は、あまり見たことが無いです。
珍しい品種なんですか?
黄色いお花は、春を感じますね。
Commented by bonbon at 2012-04-04 13:47 x
ご無沙汰しまして・・。
1枚目・・フリルがお洒落さんですね~。
後姿もいいですね^^
ゴージャス水仙、集まって咲いた水仙。。
それぞれの命、生き方を見せていただいきました。
Commented by mokonotabibito at 2012-04-04 19:31
【miyatannaotanさん】
そのとおりで、スセインが咲き乱れていましたね。
「柔らかさの中にもちゃんとキリっとした部分があって心地よい描写」と言っていただき、ありがとうございます。
ソフトフォーカスではなく、軟調というのは、そうなんですよね。
ちゃんとピント合った部分は解像しているのですが柔らかい・・・今は、そうした写真をめざしています。
ZDレンズは、少しキリっとしすぎているような気もしますが(笑)
目標というかテーマを持った撮影というのもまた楽しいものですね。
Commented by mokonotabibito at 2012-04-04 19:32
【BOOCHANさん】
最後の写真、圧巻ですか。
ありがとうございます。
この水仙は実は小さな花なので、アップで撮影しました。
真ん中の部分が白い水仙は、結構多かったです。
この植物園で特に多いのかも知れませんが、多分、そんなに珍しい品種ではないと思います。
本当に春を感じさせてくれる花たちでした。
Commented by mokonotabibito at 2012-04-04 19:32
【bonbonさん】
プチお久しぶりです。
お怪我の具合はどうでしょうか。
1枚目・・フリルがお洒落さんですか。
ありがとうございます。
後姿もお褒めいただき感謝です。
私は今、軟調の柔らかい写真をめざして、いろいろ試行錯誤中です。
また御覧いただければ幸いです。
Commented by youshow882hh at 2012-04-04 20:24
こんばんは。 ゆーしょーです。
さすが模糊さん! 素晴らしいスイセンの写真ですね。
中でも私がハッとしたのは4枚目です。
このような形で咲く水仙を見たのは初めてです。
ポチ♪
Commented by kujirax1 at 2012-04-04 21:46
スイセン、菜の花と黄色い花が映えますよね。
このやわらかい丸ボケがやさしくてよいですね。
ちなみに、私の12-60入院しました。年末から具合が悪かったのですが、マイクロの12-50に伴い、チャンスとばかり入院。もしかしたらSWDも具合悪いかもといわれたのがちと不安です(; ̄ー ̄川 アセアセ
Commented by mokonotabibito at 2012-04-04 21:59
【ゆーしょーさん】
素晴らしいスイセンの写真ですか。
ありがとうございます。
「ハッとしたのは4枚目です」と言っていただき、嬉しいです。
この花の文化園には、いろいろな水仙が咲いていました。
水仙というのは、品種も多いようですね。
この季節は花が次々咲くので楽しいです。
ポチも感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2012-04-04 22:04
【kujirax1さん】
このやわらかい丸ボケがやさしくてよいですか。
ありがとうございます。
水仙は上品な色合いが気にいっています。
え、kujirax1さんの12-60mmも調子が悪く、入院したのですか。
このレンズ、写りも動作も素晴らしのですが、故障が多いようですね。
SWDの故障なら、修理代が高いですよ・・・
私はどうするか検討中のまま寝かせています(笑)
Commented by vimalakirti at 2012-04-04 23:13
こんばんは、ポチ~☆
春の野の妖精たちですね。人知を超えた自然の造詣ですもの、
それを完璧に写し取ることはほとんど不可能ですよね。写真も
絵も、対象に向かう人の感動が伝わってくるかどうかがカギでは
ないかなと思っているのですが、いかがでしょう。
Commented by 麻友子 at 2012-04-05 00:22 x
「軟調写真」というのがあるんですね!
水仙にぴったりですね!
Commented by mokonotabibito at 2012-04-05 06:37
【vimalakirtiさん】
おっしゃるとおり、春の野の妖精たちですね。
確かに人間の目は、ある視点からのパースペクティブであり、自然をすべて捉えることはできませんね。
だからこそ、写真は撮影者の表現でもあり、その一瞬の感動を伝えるアートという面も持っていますね。
カメラマンにもいろいろタイプがありますので、そのへんを、今日の「野草的な花を・・・ 」というエントリーのMoreで書いてみました。お読みいただければ幸いです。
ポチも感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2012-04-05 06:45
【麻友子さん】
軟調写真というのは、今の私のマイブームなだけです(笑)
最近どうも、新しいデジカメ達の高画素でパキパキ硬調に写る写真が嫌になり、軟調の写真を求めて、フィルムカメラやオールドレンズを渉猟しています。
要するに、あまり写り過ぎない、やさしい表現がしたいのですよね。
それには、古い機材があっているようで、デジタルでもオリンパス最初のデジタル一眼であるE-1を保管庫から持ち出して、久しぶりに使いまくっています。
水仙にぴったりと言っていただき、とても嬉しいです。
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