模糊の旅人
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2017年 11月 18日 |

皆さま、お元気ですか?

私は元気に帰ってきました。楽しくてとても有意義な旅でした。また、ブログや「たびねす記事」を書いていきますので、今後ともご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。


ブログでは、モロッコの歴史順に観光スポットを紹介して行こうと思いますが、今日はまず、最新の、タイムリーな話題を一本載せます。



11月11日(土)、夕刻、モロッコの旧都マラケシュの中心部のジャマ・エル・フナ広場をゆっくり見学していました。

↓暗くなってくると、フナ広場の店舗や屋台の明かりが輝き、なんんとも妖しげで美しい雑踏の雰囲気でした・・・

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すると、18時頃、突然、広場全体で「ウオーッ!ウオーッ!」という超大きな叫びが響き渡り、抱き合う人々や歓喜の拍手も起き、びっくりしました。

これは、サッカーのW杯アフリカ最終予選の最後の試合(コートジボワール対モロッコ)が行われており、モロッコが試合前半に先取点を挙げた瞬間でした!


アフリカ最終予選C組・最終戦、首位のモロッコと二位のコートジボワールの決戦で、勝った方がワールドカップに出場するという文字通りの天王山。試合はコートジボワールで行われているので、モロッコの人々は、かたずを飲んでTVを見守っていたのです。

コートジボワールといえば、かつて英雄ドログバ(プレミアリーグ得点王)もいたサッカー強国です。アフリカ最終予選C組の他の国:ガボンとマリは弱いので、事実上、モロッコとコートジボワールの争いとなり、その決着が今夜つくのです。


この五分後、また「ウオーッ!ウオーッ!」という大きな叫びが響き渡りました。モロッコが二点目を挙げたのです!



その後、フナ広場近くのイタリア料理レストランで夕食(ピッツア)を食べていると、客も店員もTVにかじりついています・・・

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私も、ちらちらとTVを見ながら、食事をしました。私はサッカーの試合そのものより試合状況に熱中する店員や客の表情に興味があります(汗)・・・皆さん、惜しいシーンやピンチに一喜一憂しています。


試合後半はコートジボワールが押し気味でしたが、両チーム無得点で、ついにモロッコが勝利! レストラン中、皆で歓喜の輪が広がります。


↓店員と客が抱き合っています。

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↓店のTVを撮影

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これで、モロッコは20年ぶりの、サッカー・ワールドカップ出場を果たしたのです!
いわば、マラケシュのレストランで歴史的瞬間に立ち会えたわけで、そういう意味では良かったのですが・・・



食事後、道路に出てみると、モロッコの旗を掲げた若者が、歓喜のバイクの暴走をはじめました。

そこで、私は、その暴走バイクを流し撮り・・・・

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その夜、フナ広場は、歓喜の群衆で埋め尽くされたそうです。

↓ホテルに帰り、部屋のTVをつけてみると、話題はこのW杯出場のことばかり。

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大騒ぎで、ちょっと怖いので、深夜は、私はホテルで大人しくしていましたが、明け方まで騒ぎ声が聞こえ、やかましくて寝苦しかったです。。。。



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2017年 10月 22日 |

やっと足の調子も良くなり、いろいろあった諸事もなんとか終えましたので、海外旅に出ることにしました。

前回はスペイン~ポルトガルと来ましたので、今回はその続きで海を渡り、マグレブ(北アフリカ西部地方)のモロッコを旅することしました。


今日のブログは、ポルトガルの旅で食した料理のうち、私の気にいったベスト5プラスαを紹介します。ただし、あくまで私の好みというか独断的偏見による順位付けですのでご了解ください。



↓まず、第1位は、ポルトガルのステーキ「ビーフェ」です。

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スペインからポルトガルに入り、広い草原地帯を旅すると、車窓からたくさん黒い牛が放牧されている光景に出会いました。
そこで、このポルトガル牛を食べたくなり、レストランでステーキを注文してみたのです。


このステーキは赤身で私の口に合いました。もともと私は霜降り肉よりも赤身肉が好きなので、とても美味に感じました。焼き加減も絶妙なミディアム。つけあわせの長粒種のコメも良かったです。
値段もリーズナブルで好感が持てました。いやあ、良いレストランに当たったのかも知れませんが、ポルトガルのステーキがこんなに美味しいとは知らなかった!


↓途中の車窓から見たポルトガルの黒牛たち

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↓第2位は、ポルトガルの国民食「バカリャウ」です。

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バカリャウとは、タラ(鱈)の塩漬けの干物を用いた料理で、種類が多くさまざまなバラエティがあります。
写真の一品は、バカリャウをほぐし、ジャガイモを細切りにして揚げたものと混ぜて調理したもので、パリパリした適度の歯ごたえが良く、味付けも見事でした。


バカリャウはポルトガルをはじめとしたカトリック系南欧及び南米諸国でポピュラーです。これはかつてカトリックの四旬間に鳥獣を避けた食習慣から来ており、その時に、保存食バカリャウは定番の魚料理として使われました。
また、大航海時代には、北海で捕獲したタラを塩漬け干物にしたバカリャウは長期保存できる蛋白源としてきわめて重要で、長い船旅に必須の食料だったのです。ヴァスコ・ダ・ガマも食べたのです。まさに、ポルトガルの歴史と共に歩んできた食材ですね・・・


そんな歴史を噛みしめながら、バカリャウを食したところ、とても美味しかったのでした・・・・。



↓第3位は、おなじみのムール貝です。

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地中海諸国やフランス・ベルギーでも愛されるムール貝は、やはりポルトガルでも最高。
貝が好きな旅人には、もう外せませんね。私には、ポルトガルではイワシよりムール貝のほうが美味に感じました。



↓第4位は、タコのリゾット「アローシュ・デ・ポルヴォ」です。

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これも、タコの食感が本当に素晴らしいです。中央のゴロっとしたのがタコの切り身です。
味付けは少しクセがあり、トマトとニンニクとワインがタコと混ざって独特の風味です。
人により好き嫌いがあると思いますが、関西人で蛸の味に慣れた私は、大いに気に入りました。



↓第5位は、デザート系になりますがエッグタルト「パステル・デ・ナタ」です。

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エッグタルトは、ポルトガルで最も有名なスイーツなのであちこちで食べましたが、このホテルのバイキングレストランのエッグタルトが一番デリシャスでした。思わず三個も食べてしまった(汗)・・・


エッグタルトは、リスボンのジェロニモス修道院の修道女たちによって17世紀頃に発明されたと伝えられます。今でもその伝統をひく「ベレン洋菓子店」のパステル・デ・ベレンは超人気で、いつも買い求める人で長蛇の列ができています。

マカオでもエッグタルトは名物スイーツですね。



プラスαは、アルコールの話です。


下戸の私は、アルコールは苦手分野ですが、少しなら飲めます。

↓私が一番気にいったポルトガルの飲み物は、緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」です。

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これは、若摘みブドウから作られる微発泡性の爽やかなワインで、若草色のほのかな緑色が特徴です。ヴェルデ(緑)という名前のとおり、若々しい雰囲気で、アルコール度数も低く、私のような下戸でも食事中に飲める素敵なワインです。
フルーティーで微発泡性も相まって非常に飲みやすいのです。

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日本で探してみたのですが、なかなかヴェルデを置いている酒屋は見つかりません。



↓逆に、濃厚で甘いのが、かの有名なポートワイン「ヴィーニョ・ド・ポルト」です。

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ポートワインは、酒精強化ワインです。すなわち、発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めたもので、強烈な甘さとアルコール度数は20度を超えるのが特徴です。

これは、下戸の私には無理でした。あくまで、ほんの一口の食前酒(アペリティフ)または食後酒でしょう。


あと、オビドスのサクランボのワイン「ジンジャ」については、こちら をご覧ください。




さて、最近、何人かの方から「今年度の写真展はいつ開催ですか?」というご質問を受けておりますので、回答します。


例年、11月に開催しておりました「グループ温故斬新の写真展」ですが、今年は会場を提供していただいているオリンパスさんの御都合により、来年2月中旬に一週間に渡り開催する予定にしております。

なお、会場のオリンパスプラザ大阪の「オープンフォトスペース」については、来年3月で終了となります。したがって、現在の形の「グループ温故斬新の写真展」は来年2月開催分が最終回となります。
最後の写真展ですので、2月開催の際には、皆様、ぜひお越しください。


写真展が2月になったので、11月が空きましたので、海外旅のチャンスができたわけです。



ということで、実際の旅は少し先になりますが、旅の準備と帰国後の整理を含めてブログ更新は一ケ月ほど休止します。どうぞよろしくお願いします。


それでは、皆さん、しばらくの間、ごきげんよう!




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2017年 10月 04日 |

伊吹山自生する花のうち、小型の花は、繊細な風情がありとても魅力的ですが、見分け方というか同定に苦労します。
簡単ではないけど奥が深い・・・興味が尽きないですね。伊吹山の懐の大きさ、自然の豊かさを実感することが出来る花たちです。


例えば伊吹山のフウロソウの仲間は、ゲンノショウコにはじまって、ミツバフウロ、グンナイフウロ、ヒメフウロ、ハクサンフウロ、イブキフウロと沢山あるので、種類の判別は非常に難しいです。


↓これは、ハクサンフウロです。

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↓下の二枚は、花弁に深い切れ込みがあり、明らかにイブキフウロです。

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↓これは、どうでしょう? ハクサンフウロとイブキフウロの中間型のように見えますが・・・・・判断に迷います。

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極めて小さな花がいくつも連なる「シソ科」の花も難しいです。クルマバナ~ヤマクルマバナ~イヌトウバナ~ウツボグサ~イブキジャコウソウ・・・少しずつ違います。


↓これは明らかにクルマバナですが・・・

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↓こっちは、ヤマクルマバナか?

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↓こちらは、イヌトウバナ??

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↓ウツボグサ・・・・かなあ? これが、ヤマクルマバナかも知れません。

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↓こちらは、間違いなくウツボグサですね。
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↓これは、イブキジャコウソウです。

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黄色系は割と分かりやすいです。


↓小さいのに黄色で派手に目立つのが、キンバイソウ

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↓同じ黄色系でも、小さくて地味なのがミツモトソウ
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↓青系の小さな花としてはクサフジが多いです。

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↓日本アルプスなどでもよく見られるイワアカバナ

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イワアカバナは花自体は極小で白く地味ですが、清楚な感じがして私の好きな花です。花が落ちた後の花茎が棒のように残るところが特徴です。


↓ということで、最後にイワアカバナのクローズアップをもう一枚

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2017年 09月 28日 |

伊吹山には中型の花が、たくさん自生しています。
観察しやすく、様々な色どりと造形を見せてくれる花たちです。

その中から代表的な花をセレクトして紹介します。以下、詳しい説明を省きますが、伊吹山の花図鑑をお楽しみください。

↓ミヤマコアザミ

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↓ミヤマコアザミの群生

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↓コオニユリ

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↓コオニユリの後姿の造形

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↓カワラナデシコ

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↓カワラナデシコの群生

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↓ヨツバヒヨドリ

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↓ツリガネニンジン

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↓キオン

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↓ヤマホタルブクロ

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↓サラシナショウマ

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↓トモエソウ

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↓ヤマアジサイ

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2017年 09月 04日 |

伊吹山には、綺麗だけれども同定が難しい花があります。それが、クガイソウ と ルリトラノオ です
どちらも青紫系の細長い花でとても素敵なのですが、花だけ見ると私には区別がつきません。葉の付き方でなんとか区別します。

↓スジグロシロチョウを撮影したのですが、その止まっている花がクガイソウなのかルリトラノオなのか・・・

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↓少し角度/構図を変えて、葉も入れて撮影すると分かります。葉が輪生なので、これはクガイソウです。

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↓伊吹山のクガイソウは、イブキクガイソウとしてクガイソウから独立した種類(亜種)とする考え方もあります。

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↓こちらは、ルリトラノオ
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ルリトラノオは、伊吹山と岐阜県揖斐川町(伊吹山の東側すぐ)にしか分布しない珍しい植物ですが、瑠璃色の花がクガイソウそっくりなので、花だけでは区別しにくいです。

ルリトラノオは、葉が対生なので、そこで区別できます。

↓これは分かりやすい写真で、明らかに葉が対生なので、ルリトラノオです。

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↓ちょっと発色が青に寄りましたが、これもルリトラノオです。

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写真のように、クガイソウよりルリトラノオのほうが真っすぐ咲くような気がしますが、斜めによれて咲くルリトラノオもあるので、やはり葉の付き方で区別するのが正解です。


私自身は、昆虫とくに蝶がたくさん寄ってくるクガイソウのほうが好きなのですが、ルリトラノオの凛とした雰囲気も良いものです。

以下、5枚の写真はすべてクガイソウで、蝶や昆虫、カタツムリがいるものです。

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↓小さなカタツムリがいます。これは、ヒメボタルの餌になり、伊吹山頂の山小屋に宿泊すれば、夜に蛍の輝きを観察できます。

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↑周りをアカソが取り囲んでいますね。クガイソウも負けずに頑張って生きてほしいものです。



もうひとつ、名前的にややこしいのですが、イブキトラノオという白い花があります。

↓イブキトラノオ。これは、白い花とはいえ、やはり細長い虎の尾状の形をしています。

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↓シモツケソウの群落の中に咲くイブキトラノオの花たち。少し弱弱しい風情がなんとも個性的です。

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このイブキトラノオをはじめ、イブキフウロソウ、イブキトリカブト、イブキジャコウソウ、コイブキアザミなど、伊吹山にはイブキ~~と伊吹を冠した植物が30種近く自生しています。これは、伊吹山には花が多く植物研究のメッカであり、ここで発見命名された植物が多いからです。






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2017年 08月 29日 |

伊吹山の代名詞ともいえる美しい花がシモツケソウです。バラ科の多年草で、ピンクのふわっとした雰囲気は夏の山の妖精のようです。年によって開花量が異なりますが、運が良ければ群生して咲く景色も見られます。

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↓たくさん咲いていると見事です。
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10年ほど前から、シモツケソウの花が減り、心配されていました。

最近は、関係者の保護努力により、シモツケソウの開花数が復活しており、大きな群落も昔のように見られるようになってきました。
有難いことで、これからもこの繊細で美しい花の姿を見守っていきたいものです。

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群生するシモツケソウのお花畑の美しさは例えようもありません。
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↓霧が立ち込める中でのシモツケソウ群落も良いものです。夢幻的です。

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↓シモツケソウの上下に葉先が三裂した赤い細棒のような花が見えています。これがシモツケソウを圧迫しているアカソです。

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シモツケソウの減少をもたらした大きな原因は、このアカソという花の勢力拡大です。

アカソはイラクサ科の強勢な多年草で、60cmから120cmまで大きくなるため、アカソが繁殖すると他の植物が埋もれて枯れてしまうのです。

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伊吹山の山頂付近では多種多様な花が咲きますが、特にアカソ、次いでテンニンソウが優勢になってきており、他の植物が脅威にさらされています。特に生育環境が似ているシモツケソウの被害が多いようです。

異常繁殖した植物は盛期を過ぎると再び減少するものですが、アカソとテンニンソウに関してはそんな減少する気配が見られません。

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植物の生存競争といえばそれまででですが、伊吹山の植物の変遷には、多くの観光客や登山者にさらされる影響も指摘されており、人間が踏み込む環境に適したアカソのような植物に優位に働いているのです。


↓アカソも撮影仕方によっては、それなりに綺麗に見えますが・・・

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↓他の花(クルマバナ)を圧迫しつつあるアカソです。

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アカソは人気のない花なので可哀そうな気もしますが、お花畑がアカソだらけになってしまうのは、植物環境が貧しく単調になり考え物です。

外来種ヒメジョオンも広がってきており、これについては駆除する活動が行われているようです。

人間の生活環境に適応したススキやオオヨモギも勢力を増してきており、伊吹山独特の植物が減るのは望ましいことではありません。

入山者を制限すべきという意見もありますが、多種多様な花が咲き乱れる伊吹山だからこそ多くの登山者が殺到するわけで、それを一部の特権的な人にだけに見せるというのは反対です。誰でもこんな雲上の楽園を見たいわけで、伊吹山の素晴らしさを多くの方に味わってもらえるような方向で、自然保護に努めていくようにしてほしいです。

地球温暖化や鹿の食害という問題もあり、人気の伊吹山ならではの自然保護の難しさがあるようです。






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2017年 08月 23日 |

近場で夏に涼しくて野生の花が沢山見られる場所というのは伊吹山が随一です。まさに雲上の楽園と言えるので、私は毎年登ります。

伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境に位置する独立峰で、雲が湧きやすく石灰岩系の岩質土壌のため山頂付近に樹林が無く、真夏に天然のお花畑が広がっています。日本のへそにあり、北日本と南日本の自然が交差し、多くの種類の植物が見られます。真夏でも20°C前後の気温で快適に自然を探勝できます。

今日は伊吹山の風景と登山模様を紹介します。


↓下から見る伊吹山。頂上付近が平らであるのが分かります・・・まさに、ここに天然のお花畑が広がっているわけです。

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↓伊吹山を詠んだ芭蕉の句碑

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「そのままの姿で月の風情も不要なほどに美しい」という意味で、伊吹山の毅然とした良さが短い言葉に詠みこまれています。さすが芭蕉ですね。


伊吹山の一般的な登山道は三つあります。

↓西登山道 最も登山者の多い道で、花が多く傾斜がなだらかです。

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↓中央登山道 距離的には一番短いのですが急傾斜で階段がずっと続きます。

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↓東登山道 もっとも人が少なく、深山の雰囲気があります。

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↓平らな頂上が見えてきました。右側の道に小さく見える多くの登山者が分かりますね。

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↓頂上が近づいてきました。景色が良いです。

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軽いリュックを背負って上る人がほとんどです。
最近はトレッキングポール(軽量登山杖)で登る人が多くなりました。(ちなみに私は写真を撮りながら登るのでトレッキングポールは使用しません。常に両手を空けておくのが私の流儀です。)

↓頂上付近で琵琶湖を見る人々

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↓頂上には神社も売店もあります。

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↓頂上のヤマトタケル像

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ヤマトタケルの最期について、古事記と日本書紀では内容が少し異なりますが大意は同じです。ヤマトタケルは伊吹山の神との対決に敗れ、ふもとの居醒めの清水(醒井の記事参照)で傷を癒すものの病の身となり、大和に帰ろうとしますが能煩野(現・三重県亀山市)で「倭は国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭し麗し」「乙女の床のべに 我が置きし 剣の大刀 その大刀はや」などの国偲び歌を詠んで死去します。
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ここは滋賀県の最高峰(1377m)です。

↓白い岩は石灰岩です。このように天気が良く琵琶湖が見える風景は高度感があり雄大ですが・・・

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↓霧が湧く天候もまた雰囲気が良いものです。幻想的であるとともに曇り空は光線が穏やかで気温が低く過ごしやすいのです。

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↓雲間の琵琶湖

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↓南西側の琵琶湖景観・・・中央右の半島の先に浮かんでいるやや大きな島が沖島で、その手前右側に豆粒のように見える島が多景島です。

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↓北西側の琵琶湖景観・・・竹生島が見えます。

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↓最後はモノクロで「雲の湧く時」

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次回から伊吹山の花を紹介します。




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2017年 08月 17日 |

醒井の後編です。

↓地蔵川風景

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↓梅花藻と醒井宿の街並み

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↓梅花藻の茎は長く、独特の水中世界を形づくっています。

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梅花藻はユニークな水環境を育み、水生昆虫が生息するだけでなく、梅花藻の茎葉を産卵床とするハリヨ(針魚)という淡水魚が見られます。

ハリヨは岐阜県と滋賀県の山間部にしか生息しない貴重な生き物で、年間を通じて低水温で清浄な浅瀬環境に適応しています。
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ここ居醒の清水近くの延命地蔵堂には地蔵川のハリヨを入れた水槽があり、飼育された姿を間近で見学することができます。

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ハリヨは、わずか体長5㎝ほどの小さな魚で、背中にや腹にトゲを持ちます。現在は環境の悪化や近縁のイトヨとの交雑が進み絶滅が危惧されているそうです。

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ハリヨの水槽のある地蔵堂の側に、雨森芳洲の歌碑があります。

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「水清き人の心をさめが井や底のさざれも玉とみるまで」

江戸時代中期の儒学者である雨森芳洲は、近くの現・長浜市の出身で、対馬藩に仕え李氏朝鮮との外交に活躍しました。この歌は、晩年、故郷近くの居醒の清水に思いを寄せて詠んだものです。


雨森芳洲は、木下順庵の下で儒学を学び、新井白石、室鳩巣とともに、木下門下の五先生あるいは木門十哲の一人とされた秀才です。朝鮮語と中国語に堪能で、外交官としての役割を果たすとともに、篤実な人格者で信頼され、対馬藩主の側用人にも就任しました。


↓ヤマトタケルの像(伊吹山の神に敗れたヤマトタケルは、ここの清水で傷を冷やしたとされています)

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↓その「居醒の清水」(平成名水百選のひとつ)

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↓上の写真の中央部分をズームでアップ・・・確かに相当の量の水が湧いています。

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居醒の清水を見たら、来た道を戻ります。

↓醒井宿の街並みは素敵です。

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↓帰路、醒井宿の民家玄関先に植えられていたルリヤナギの花

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醒井の街並みの西はずれ(大王水から西へ3分)に、西行水という湧水があり泡子塚が祀られています。これは西行法師の逸話に彩られたロマンチックな場所です。

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伝説によると、平安時代末期、西行が京から関東へ行く途中、この醒井の湧水で休憩していたところ、茶店の娘が西行に恋をして、西行の飲んだ後の茶の泡を飲むと懐妊していしまい、男の子を生みました。

西行は、関東からの帰り、ここに立ち寄り、娘から話を聞き、その生まれた子を見つめるや「今一滴の泡変じてこれ児をなる、もし我が子なら ば元の泡に帰れ」と祈り「水上は清き流れの醒井に浮世の垢をすすぎてやみん」と詠みました。すると不思議や、その子はたちまち消えて、元の泡になりました。西行は「実に我が児なり」と、ここに石塔を建てたそうです。

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↓西行水の近くには、中山道醒井宿の道標があります。

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2017年 08月 11日 |

「たびねす」に、私の <夏は滋賀県・醒井で梅花藻(バイカモ)の可愛い姿を観察しよう!> という記事が掲載されました。夏に最適の清流に咲く水中花の記事ですので、ぜひご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。






ブログでも、上記の、たびねす記事とタイアップして、醒井の街並みと水中花:梅花藻について、紹介します。

「醒井」は、JRの駅名は「醒ヶ井」と書き、いずれも「さめがい」と読みます。

『日本書紀』の日本武尊(ヤマトタケル)伝説に登場する「居醒泉」(いさめがい)に由来し、伊吹山の神に敗れたヤマトタケルの傷を冷やしたとされ、ここの湧水がはるか神話時代から有名であったことが分かります。

また、東日本と西日本を結ぶ交通の要衝で、泉が湧き、旅人が休憩する場所として最適だったのです。当然、昔より宿場町であり、中山道の61番目の宿場でした。


↓JR東海道線の醒ヶ井駅

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↓醒ヶ井駅前にある「醒井水の宿駅(さめがいみずのえき)」
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↑直売所として地場の野菜や名物お土産物を販売しており、おふくろバイキング 「みゆき」やミュージアムもあります。なにより「醒井の湧水」が入口前にあり、無料で試飲したり汲むことができます。美味しい水ですので、ぜひ試してみましょう。


醒ヶ井駅前から、南へ国道21号線を渡り、行きあたりを東(左)へ折れて歩いて5分ほどで、地蔵川に至り(十王水)、ここから地蔵川の水源たる居醒泉の清水まで約500mの間に、点々と梅花藻(バイカモ)が見られます。

↓十王水までの道の左側にある旧・醒井郵便局の建物

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↑有名なヴォーリズの設計による郵便局舎で、石造り風に見える木造モルタルの擬洋風建築という独特の建築物です。現在は醒井宿資料館になっています。


↓旧・醒井郵便局の先にある案内看板(写真をクリックすると横1200ピクセルに拡大されますので、地図として参考にしてください)

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↓十王水。川の流れの中にあるので、水源がある湧水とは分かりにくいです。

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↓十王水付近で見る梅花藻

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河岸には「かわと」という川際に降りる階段状の場所が設けられ、果物を冷やしたり野菜を洗ったりできるようになっています。古くから地元の人たちの生活と結びつき保護されてきた水と親しむ街並みは、落ち着きと潤いのある情緒を醸し出しています。

↓水に親しむ地蔵川沿いの醒井宿風景

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↓夏は、地蔵川に咲く水中花である梅花藻(バイカモ)が一番人気。多くの観光客が訪れます。

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醒井宿資料館のひとつである問屋場のあたりが梅花藻が最も群生して見られます。

↓問屋場

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↓梅花藻は可愛い水の精

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地蔵川は、梅花藻が生息する貴重な場所として知られ、年間を通じて14度くらいの清浄で安定した湧水環境が維持されています。梅花藻は、初夏から初秋にかけて小さな梅のような花を水面に咲かせ、全体的に小規模ながら独特の華やな雰囲気があります。夏季の限定期間には、梅花藻の夜間ライトアップもあります。

↓梅花藻の群生

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↓梅花藻に近づいてクローズアップ撮影

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↓あれ?梅花藻に赤花があるかと思って、接近してよく見ると、上流で岸から落ちて流れてきたサルスベリの花でした。それでも、とても風情がありました。

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2017年 06月 09日 |
オビドスの最終回です。

メインストリートのディレイタ通りの突き当りにはオビドス城があります。石壁がひときわ大きくそびえ、強固な城塞のようで、ポルトガルの七不思議のひとつとされています。
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↓こちらは柔らかく仕上げてみました。
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オビドス城は、現在は、歴史的建造物を利用した国営のホテルである「ポサーダ カステロ デ オビドス(Pousada Castelo de Obidos)」になっています。
ポサーダ は、格式を誇るホテルで非常に人気があります。古城ホテルの一種というべきものですが、内部は綺麗に改装されており、快適に宿泊できます。

↓入り口付近
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このホテルに宿泊すると、オビドスを囲む城壁へ上るプライベートなアプローチを利用できるそうです。とても美しい景色を独り占めできるのです。このホテルは部屋数が少ないのが難点で、私も予約が取れずここには宿泊できませんでしたが、機会があればぜひ宿泊してみてください。きっと、ホテルからの城壁ルートや夕刻から夜にかけてのオビドス街歩きなど、一味違うオビドスを体験できるでしょう。

↓ポサーダ中庭への入り口
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↓中庭を撮影させてもらいました。周囲を城壁に取り囲まれていますが、中庭は石畳が敷き詰められ、白いホテル建屋が落ち着いて上品な雰囲気を醸し出しています。
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オビドス旧市街を囲む城壁へは、何箇所か上り口があり、素敵な景色を楽しむことができます。おすすめは、オビドス城手前から西側城壁に上り、南へ歩き、最初に紹介した城門(ポルタ・ダ・ヴィラ)に至る、半周コース。オビドス城壁は西側が高いので、このコースは見晴らしが良いのです。

↓ただし、城壁は片側が切れ落ちており怖いです。その雰囲気が分かるように、城壁を歩く人を撮影してみました。
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↓以下8枚、城壁の上を歩いて撮影した写真を、一気にお見せします。
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↑オビドスの城壁の内側が旧市街

以上のように、城壁の上を歩けば、スリル満点で素敵な景観も満喫できます。城壁上ルートは一応の道幅はあり、外側には石壁があるのですが、内側は手すりもなく切れ落ちており危険です。かつて観光客の落下事故もあったそうですから、城壁の上をめぐる際は、細心の注意をはらい、用心深く歩いてください。

何より、逆方向から歩いてきた人とのすれ違いが恐怖でした(汗)

↓城壁の穴から見た外側の景色です。田園風景が広がっていました。
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↓城壁の上から見下ろした、外の駐車場と水道橋です。
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