模糊の旅人
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カテゴリ:トルコ( 35 )
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2016年 05月 07日 |
サフランボルには内部を公開している民家があり、イスラム圏では、こうした古い庶民生活の場を見られる場所は少ないので、貴重な経験となります。必見の観光スポットです。

一番有名な、カイマカムラル・エヴィという民家を見学しました。

↓カイマカムラル・エヴィ外観
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かつてトルコの裕福な市民は、大家族で暮らし、大きな家を建てて一族がまとまって生活していました。
築200年の古民家住宅であるカイマカムラル・エヴィでは、こうした家庭内の様子を、人形などを使って分かりやすく展示しており、非常に興味深いものです。

1階は土間のようになっており、馬が繋げる空間と玄関があります。

↓1階土間
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2階~3階は大家族の生活の場で、中央広間を囲んで多くの部屋があります。

↓2階中央広間(トルコ絨毯が敷かれています)
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↓セラムルクと呼ばれる男性専用のサロン(食べているのは、レンズ豆orひよこ豆or小麦のスープ)
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↑男性専用サロンでくつろぐ人々の様子です。人形を使うことにより、目の前に昔の古民家の生活の雰囲気を感じることができます。銅製の食器なども歴史を感じさせるものです。


かつてイスラム教の教えに基づく厳格な生活を送っていたサフランボルの人々は、家屋の構造にも気を配っていました。
カイマカムラル・エヴィの室内には、このための工夫がいろいろあります。

女性の部屋は男性が入りにくくなっており、家の外からも中が見えないように窓が目隠しされています。

↓台所
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↓トルコ料理(ラフマジュン=トルコ風ピザorタコス)を作る主婦の様子
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↓台所からベランダに出ると、細かい格子に囲まれており、住人の女性が顔を見られることなく外を覗くことが出来るようになっています。
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ドアを開けて直接食事を運ぶのではなく、男性客がいる中央広間へは回転式の配膳棚があり、まったく顔を合わせないで給仕する仕組みに工夫されています。

↓回転式の配膳棚
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↓ハラムルクと呼ばれる女性専用のサロン(中央広間からは二重扉で覗かれないようになっています)
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女性だけのサロンのみならず、鮮やかな衣服が飾られた衣装部屋や育児部屋もあり、女性を中心とする、それなりに豊かで楽しそうな家族生活が垣間見られます。

↓衣装部屋
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↓育児部屋
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↑部屋の周りを囲んである長いソファは、サフランボル発祥のものだそうです。大家族が座れるようになっているわけですね。

↓3階から2階へ降りる階段(階段にはキリムが敷かれています)
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↓照明のシャンデリアもなかなか豪華です。
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2016年 05月 04日 |
「たびねす」に、私のサフランボルの記事が掲載されました。
世界遺産に指定された古き良きトルコを感じる木造古民家の町ですので、ぜひ、ご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。

(31)世界遺産サフランボルでトルコの古民家の街並みと生活展示を楽しもう!
http://guide.travel.co.jp/article/17966/






上記の、たびねす記事とタイアップして、当ブログでもサフランボルの案内を前後2回に渡って載せることにします。

私がサフランボルを訪ねた日は、アンカラでテロがあった翌日で、涙雨が降っていました・・・


サフランボルは、トルコの首都アンカラから北150kmの山間に広がる小さな町です。
黒海沿岸から近く、昔は香料サフランの集積地であったことから「サフランの町」という意味でサフランボルと名付けられました。
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↓大きな木造家屋が多く、しっとりとした良いムードの田舎町でした。
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ここは、非常に古くからシルクロードの中継点であり、オスマン帝国の時代は宿場町として栄えました。
しかし、鉄道の路線からはずれたことから、20世紀の近代化の波に取り残されたのです。
過疎化した寂れた田舎町となりましたが、最近は古い街並みが貴重な観光資源として再評価され、木造の伝統的古民家集落の町として注目されるようになりました。そして、1994年にはサフランボル旧市街全体がユネスコの世界遺産に登録されました。
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現在のサフランボルでは、修復された2~3階建ての木造家屋が連なり、独特の景観を形作っています。
大都市や遺跡の多いトルコの観光地としては、こうした古民家集落は珍しく、重要伝統的建造物群保存地区として保全されています。
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↓確かにサフランボルには、近代的な建物は無く、アートフィルター「ヴィンテージ」が似合う街並みが揃っています。中央に咲いている白い花木は梅です。
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↓こちらは、ドラマチックトーンで
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↓サフランボルの建物のミニチュアを売る店が印象的でした。
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↓修復されていない家屋は、ボロボロの感じですが、なんともいえない不思議な魅力があります・・・で、ヴィンテージ風に
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サフランボル旧市街の真ん中にかわいいバザールがあります。
17世紀から続いている伝統のある商店街で、アラスタバザールと呼ばれています。

↓アラスタバザールの門
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↓門から、バザール内部を撮影
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↑中央に人が集まっているのは簡易チャイハネです。炭火で湯を沸かしてチャイを露天販売しており、お馴染みさんが集まり談笑しているようです。
古い葡萄棚が上部にあり、冬は太陽が降り注ぎ、夏には葉が茂って日よけアーケードとなり、素敵な雰囲気を醸し出しています。

↓簡易チャイハネの炭火
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アラスタバザールでは、食品・衣類・玩具・理髪店・土産物店などが立ち並び、小さいながらも市民の生活を支えていることが分かります。
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↓靴屋さんはハンドメイドの店として長い歴史があり有名です。
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↓ここで作られている木製のおもちゃは、暖かみががあり懐かしさを感じるものです。どこか日本の木製品にも似ています。
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サフラン入りのロクムというお菓子で、これぞサフランボルならではの名物です。
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* ロクムをもう少し詳しく説明ておきます。

ロクムはトルコを代表するお土産です。砂糖とデンプンを使った餅状の菓子で、日本の「ゆべし」あるいは「求肥(ぎゅうひ)」に近いもちもちした食感です。「朝鮮飴」や「ボンタンアメ」にも通じる味です。

ロクムは、非常に古くから作られていたようで、その原型はササン朝ペルシアの菓子「アブヒサ」に遡ります。15世紀からトルコでも作られるようになり、オスマン帝国ではトルコ語で「喉に優しい」という意味の「ラハット・ウル・フルクム」と名づけられ、その後「ロクム」と略されて広がりました。

英語では「ターキッシュ・デライト(トルコのよろこび)」と呼ばれ、欧米で人気を博し、例えば映画『ナルニア国物語』で、少年が魔女からもらって食べるお菓子としても登場します。

サフランボルは、このロクムの名産地で、ヘーゼルナッツやピスタチオ、クルミなどを入れたものが多いですが、サフラン入りのものが特にサフランボルならではの名物です。

トルコは世界最大のヘーゼルナッツの生産国で、黒海沿岸地方が産地です。
地中海沿岸では、ピスタチオがたくさん生産されています。ピスタチオは、イランが最大の生産国で、トルコは第3位です。
ロクムに関しては、ピスタチオ入りのものが一番人気があるようです。

↓ヘーゼルナッツとピスタチオが入った、定番のロクム
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2016年 04月 17日 |
熊本で大きな地震がありました。一昨日の夜は、TVをつけながら徹夜仕事をしていたのですが、何度も余震の情報が報道され続けたことから、これは甚大な災害だと思い、午前2時半ころ前回のブログ記事をアップしました。
その後、昨日未明に、さらに大きな地震があり被害が広がりました。
前回記事に、【追記】【再追記】【再々追記】を加え、地震関連情報を簡単にフォローしています。
この熊本地震は、1995年の阪神淡路大震災と同じ規模だそうです。本当に、被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。




さて、今日は明るい話題もと考え、アンタルヤで宿泊したホテルの食事などを紹介します。

コンヤアルトゥ・ビーチの背後の崖の上にある「アンタルヤ・ダウンタウン」というリゾートホテルに宿泊しました。
今回のトルコ旅行では一番高級なホテルでした。私にしては珍しい良いホテルなので(汗)、ここは記念にとホテルの外観や夕食風景などもたくさん撮影しました・・・

↓夕刻、海岸の公園散歩から帰ってくると、ホテルのフジの花が盛りで綺麗でした。3月中旬開花とは日本より時期的に早いですね。
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↓ホテルの屋外プールもアンタルヤの海賊船をイメージ
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↓な、なんと夕闇迫るの寒い中、冷たい屋外プールで泳いでいる人がいました。
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この時期、晴れた昼間は暖かいものの、夜ははけっこう寒く、私などは温水プールでないと、とても泳げません。

↓私の部屋はオーシャンビューではないのですが、エレベーターで最上階に上がって、海側テラスを撮影。
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↓いよいよ高級ホテルの夕食を体験します。ビュッフェ形式(バイキング)です。奥まで料理が並んでいます。
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↓うーん、メインデッシュもデザートも種類が多くて、なかなか決めきれません。
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迷ったすえに、せっかくなので珍しいものをと、なるべく食べた経験のないものをセレクトしました。

↓ということで、私の一回目のメニュー。まずはメイン、パン系、サラダ類と三皿取ってきました。
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↑右大皿上部にドーンと乗っているのが、私の選んだメインディッシュ高級魚:フエダイです。
同じ皿の魚の左下の四角いのは、珍しい具がいろいろ入ったトルコピザ各種です。魚の右下はパプリカの肉詰め(ドルマ)です。どれも美味!

メインのフエダイは白身で素晴らしい味。トルコでこんな美味しい魚が食べられるとは思わなかった・・・
ちなみに、フエダイの仲間は種類が多いですが、どれも美味な魚として知られ、日本でも千年鯛とも呼ばれ、千年に一度しか食する機会がないと表現されるくらいです。
沖縄でも超高級魚とされ、細かい種類によってイクナー、サンバナー、ビタローなどと呼ばれます。

↓更に数皿食べた後に、デザートを・・
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↑左上の茶色容器に入っているのが豆やナッツ&フルーツたっぷりで、日本の善哉(ぜんざい)蜜豆のようなもの。大麦等各種穀物、各種豆類、各種ベリー類、杏、レーズン・無花果等各種ドライフルーツ、へーゼルナッツ、胡桃、アーモンド等々・・・数え切れないほどいろいろなものが入っており、とても美味でした。

これはアシュレあるいは「ノアの方舟」と呼ばれるデザートの一種です。
旧約聖書で、ノアの方舟が大洪水の後に、現在のトルコ東部にあるアララト山に漂着し、船に残ったドライフルーツなど食材すべてにより作った祝い菓子に由来します。
アシュレはペルシア語ではアーシュラーで、(スンニ派とシーア派では意味合いが大きく異なりますが)イスラム圏ではユダヤ教時代から伝わる重要な日または祭りのことです。以前、イランのヤズドの記事で少しだけ紹介しました

トルコのデザート・菓子類は蜜風味が多くとても美味しいのですが、、、、糖分の摂り過ぎになりそう(汗)


このホテルの厨房には有名な賞を受けたシェフがいるとのことで、どの料理も素晴らしかったです。今回のトルコ旅行の中では一番美味な夕食でした。
世界三大料理のひとつとされるトルコ料理ですが、この夕食をいただいて、なるほどと納得しました。


トルコ料理というのは、いささか調理過剰気味で、シンプルに食材の風味を大切にする日本料理とは方向性が違いますが、トルコの料理やデザートのあり方というのは、これはこれで大いに評価できると感じました。
とにかくトルコの食は手が込んでいて、とても奥が深いです。


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2016年 04月 13日 |
夕刻、崖の上にあるホテルの海側の公園(アタチュルク文化公園)をゆっくりと散策しました。
とても雰囲気の良い公園で、野鳥や花を撮影したり、ベンチに座って海を眺めたり、のんびりと旅のひとときを楽しみました。

ここでクロウタドリを撮影したのですが、それは、すでに掲載しました ので、今日はそれ以外の写真をアップします。

↓ホテルの海側の庭から管理ゲートを出ると、公園があり崖の上から海が見えました。
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↓東側には、アンタルヤ湾と崖の上にあるアンタルヤ新市街のマンション群が遠望できました。
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↓西側には、逆光のコンヤアルトゥ・ビーチが広がり、後ろにはタウロス山脈が迫っています。
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↓タウロス山脈の印象的な山とアンタルヤの市街地
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↓公園にはたくさんの花が咲いており、春のアンタルヤの自然を満喫しました。
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↓野良猫を可愛がるトルコの上品な御婦人をスナップ。
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上のように、トルコのマナーの良い人々がたくさん散策していました・・・・平和でのどかです・・・ここに居るとテロのことが嘘のように思えてしまいます。

↓野良猫たちも幸せなようです。
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ここでクロウタドリなどの野鳥をいろいろ撮影しましたが、なんと、飛ぶ人間も撮影しました!

それは








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パラグライダーです。

しばし、飛鳥ならぬ鳥人を望遠レンズで追いかけてみました(笑)
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この鳥人の方は非常に上手くて、崖付近の上昇気流をとらえ、一時間以上とても長く飛んでいました。
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↓そろそろ暗くなってきましたのでホテルへ戻り夕食をいただくことにしました。
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2016年 04月 10日 |
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「パイレーツ・オブ・アンタルヤ」
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↑アンタルヤ港で撮ったお気に入りの一枚です。

アンタルヤの旧港は、ローマ港あるいはヨットハーバーとも呼ばれ、ケメル行き海上バス乗り場やアンタルヤ湾をクルーズする船の出発点があるため、各種の船が係留されており、観光客もたくさん集まっています。
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ここは海賊船型の観光船が並んでいます。
これは、別に「カリブの海賊」を真似しているわけではなく、ここアンタルヤはかつてトルコの海賊の本場でもあったのです。(歴史的には、カリブの海賊より、地中海の海賊の方が古いのです)

↓海賊提督バルバロス・ハイレッディン・パシャの胸像がありました。
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バルバロス・ハイレッディン・パシャは、16世紀前半に活躍したオスマン帝国の提督で、「バルバロス」(赤髯またはバーバリア王の意)と呼ばれ、ヨーロッパ人から非常におそれられた大海賊です。
1538年のスペインとのプレヴェザ海戦の勝利を導いたトルコの英雄でもあります。

 * 当時、他国に対する海賊的行為は常識で、イギリスの海賊ドレークが英国海軍提督となったことは有名です。
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観光船は、適当にお客が集まったら出航するので、呼び込みの声が飛び交います。

↓ムール貝
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↓突堤の先まで歩き、海を撮影します。
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↓突堤の先でのスナップ
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↓港風景
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↓いろいろな土産物店が並びます
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↓ザクロとオレンジ(頼めばジュースにしてくれます)
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↓錨が無造作に置かれています。
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↓魚介が名物のオープンなレストラン
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港の北側奥に行くと観光の出発点であったトプハーネ公園に上がるエレベーターがあります。入口の側には露店がありそれを見ながら、しばらくエレベーターに乗る順番を待ちます。

↓露店のアクセサリー
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エレベーターを上がった場所は小さな展望デッキになっており、絶好の撮影スポットです。

↓港を見下ろしアンタルヤの旧市街に別れを告げます。
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アンタルヤは、本来、港とそれを囲む城壁に囲まれた城塞港湾都市であったわけです。
こういう都市は地中海にはよく見られます。
例えば、モンテネグロのコトルや、クロアチアのドブロブニクもそうですね。

私個人的には、初期キリスト教に興味を持っているので、聖パウロがこの港に降り立ち、コンヤなどへ伝導に向かったのか、ひょっとしてパルナバやマルコも一緒だった時もあったのでは?・・・・という感慨がありました。


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2016年 04月 07日 |
温泉にゆっくり入り疲れをとってきました。また、トルコの写真アップを再開しますので、よろしくお願いします。


カラアリオウル公園からアタチュルク通りを北へ戻り、ハドリアヌス門を海側に曲がり旧市街を観光します。

↓ハドリアヌス門
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ハドリアヌス門は、130年にローマ帝国のハドリアヌス帝がここを統治した記念に建てられたものです。
三つのアーチを持つことからユチュ・カプラル(三つの門)とも呼ばれています。

↓ハドリアヌス門を外側(東側)より
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↓ハドリアヌス門を内側(西側)より
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↓ハドリアヌス門のアーチを下から
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↓旧市街カレイチが見えてきました。
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カレイチとはトルコ語で城内を意味し、城壁に囲まれた場所であったことが分かります。
古い木造の家々が立ち並び、土産物屋もたくさん軒を連ねています。

↓狭い道に二階が突き出した木造家屋が印象的なカレイチのメインストリート
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↓魅力的なディスプレイで様々なものが売られています。
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↓ストリートスナップ
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↓プチホテルの庭
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そして、ブロークン・ミナレットと書かれた古い遺跡のような塔を見学したら、そこを右に折れ、細く曲がりくねった通りを海側に下っていきます。

↓なんとも雰囲気のあるブロークン・ミナレット(ケシッキ・ミナーレ)
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【ケシッキ・ミナーレ説明追記】
ここは、非常に古くからの聖地で、もとはギリシア・ローマ神殿(女神ティケ神殿)でしたが、キリスト教化したビザンチン時代に聖母マリア教会となりました(古代の女神信仰が聖母マリア信仰に置き換えられていく経緯については、こちら)。この聖母マリア教会は、7世紀のアラブの襲撃で破壊されたそうです。
さらに、13世紀になるとセルジュク朝トルコによりイスラム教のモスクが建設されましたが、14世紀にキプロスに征服されキリスト教の教会となり、15世紀に再度イスラム教のモスクになりミナレット(塔)が建てられました。
最終的には、1896年に焼失し、再建されていないとのことです。
宗教的パワースポットとして幾多の歴史を刻んできた遺跡は、不思議な存在感がありました。

↓内部はこんな感じです。バシリカ様式なのが見て取れます。
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↓港へと急坂を下ります。
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↓港へ道すがらのショットです。
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2016年 04月 03日 |
「たびねす」に、私のアンタルヤの記事がアップされました。
トルコのリビエラと呼ばれる魅惑のリゾート地の観光案内ですので、ぜひ、ご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。

(30)トルコの地中海リゾート地アンタルヤで観光とホテルライフを満喫しよう!
http://guide.travel.co.jp/article/17332/






上記の、たびねす記事とタイアップして、当ブログでもアンタルヤの観光案内を前・中・後の三回に渡って掲載することにします。

アンタルヤで徒歩観光した概要は、アンタルヤの地中海の見えるレストラン→トプハーネ公園→イヴリ・ミナーレとアタチュルク像撮影→トラムの走るアタチュルク通りを南へ散策→市役所→カラアリオウル公園で海を望む→アタチュルク通りを戻りハドリアヌス門→旧市街カレイチを散策→ブロークン・ミナレット→曲がりくねった道を港へ下る→アンタルヤ港を楽しむ→エレベーターでトプハーネ公園へ上がるという周遊コースです。


↓海の見えるレストランからの眺望
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↑右に崖から落ちる滝も見えて綺麗でした。

海のむこうにはタウロス山脈が聳え、地中海に迫っています。
ビーチと高級ホテルが並び、南国的なリゾートの雰囲気です。

↓トプハーネ公園付近からアンタルヤの町のシンボルともいうべきイヴリ・ミナーレと建国の父アタチュルク像を撮影。
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↓トプハーネ公園付近の街角スナップ
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↓トルコ名物ドンドルマ(伸びるアイスクリーム):売り手のパフォーマンスも楽しめます。
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↓アコーディオンを弾く人:東洋的な顔立ちをしていますね。
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↓トラムの線路の上は観光馬車が占拠
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トラムの走るアタチュルク通りを南へと歩きます。

↓白いエキゾティックなトラムでした。
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↓スタバもあります。
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↓喫茶風景
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↓市役所
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ようやく海を眺望するカラアリオウル公園に到着しました。

↓紀元前2世紀に建てられたフドゥルルックという古い城塞と海
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↓地中海に面して切り立った崖が連なり、その向こうにビーチが見えます。
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さらに遠くには、かすかにタウロス山脈が横たわり、海に向かって落ち込んでいます。アンタルヤが山に囲まれた海岸線を持つ景勝の地でもあることが分かります。
ビーチは4月からは泳ぐ人も多くなるそうです。その後ろには高級なホテルが立ち並んでいました。

↓遠くの崖の海岸線と高級ホテルを望遠で撮影・・・パラグライダーも飛んでいます。
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ここは海から見て東側に位置するので午前中は順光になり綺麗な写真が撮れます。また、夕刻は逆光の夕陽が見られるので、あえてそこを狙うのも一興でしょう。

↓しばしゆっくり休んだあと、最後に一枚スナップしてカラアリオウル公園をあとにしました。
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さて、明日からごく小さな旅ということで、和歌山県の白浜温泉で骨休めをしてきます。
少しだけブログ更新を休みますので、どうぞよろしくお願いします。


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2016年 04月 01日 |
トルコの地中海リゾートであるアンタルヤの町は海に面した崖の上にあります。
私の泊まったホテルは海に近く、夕方、海側の公園(アタチュルク文化公園)を散策しました。崖の上から海を望む、とても素敵な公園でした。

その散策時の景観は後日掲載予定ですが、先般コウノトリを載せたこともあり、今回は、公園で観察したクロウタドリという野鳥を紹介します。


公園を歩いていると綺麗な鳥の声がしました。その方向を見ると木の上で鳴いている黒っぽい中型の鳥を発見しました。クロウタドリです!

あまり人を怖がらない感じで、近づいても動かないので、作品的な写真は撮れませんでした。
それでも大きく撮れましたので、記録として三枚アップします。
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クロウタドリは、ヨーロッパではあちこちで普通に見られますが、大きく撮影できたのはポーランド以来でしたので、嬉しかったです。

容姿はカラスに似ていますが、種類系統は全然違い、ツグミに近い仲間です。雄は黒い体に黄色いくちばしで、目の周りが黄色いのが特徴です。
カラスと違い声が非常に美しいので、なんだか可愛いらしく感じます。

ヨーロッパでは人気があり、ビートルズの楽曲「Blackbird」やマーザーグースの6ペンスの唄に登場し、スウェーデンの国鳥でもあります。

トルコではでは留鳥として通年見られるようです。

歌鳥という名前のとおり、とても綺麗な声で鳴いていました。澄んだ音色の華やかな旋律で、しばし聞き惚れてしまいます。
日本ではめったに見られない鳥ですので例えようがないのですが、しいて言えば声の美しさは日本のイソヒヨドリのさえずりに近いでしょうか。


なお、クロウタドリの声を聞きたい方は、このKAICHOさんのホームページ をご覧ください。見事に録音されておられます。



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2016年 03月 30日 |
「たびねす」に、私のクロアチアの世界遺産ドゥブロヴニクの記事がアップされました。
ドゥブロヴニクを望むスルジ山からの写真撮影技法という独自の視点から書いていますので、ぜひ、ご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。

(29)眺望絶佳!世界遺産ドゥブロヴニクを望むスルジ山で撮影を楽しむ
http://guide.travel.co.jp/article/17196/





さて、今回、アンカラやイスタンブールでテロがあり、ベルギーのブリュッセルでも関連した大規模テロがありました。
皆様方には、ご心配をおかけしました。
無事帰国祝いのお言葉や、トルコの状況に関する御質問がメール&コメントでありましたので、レポートさせていただきます。

まず、今年に入ってからのトルコでの主なテロを列挙しておきます。

1/12 イスタンブールの観光地スルタンアフメット地区で自爆テロがあり10人死亡
2/17 アンカラの中心官庁街で軍用車両を狙ったテロがあり28人死亡
3/13 アンカラの都心クジュルライ広場近くでテロによる大規模爆発があり37人が死亡
3/19 イスタンブールの繁華街イスティクラル通りで自爆テロがあり5人が死亡

なお、3/22 ベルギーのブリュッセルで起きた大規模連続テロ事件についてもトルコのテロ事件と関連するとする報道もあります。

↓日本の外務省によるリスクマップよりトルコを抜粋表示(2016.3.30現在)
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トルコではこれまで日本人観光客は年間8万人くらいありましたが、昨年来のテロで約8千人と10分の1に激減しており、今回のアンカラとイスタンブールでのテロでさらに減少するものと予想されます。

トルコの主要産業のひとつである観光業の痛手は大きく、ホテル・レストラン・土産店・絨毯店・旅行社・観光バス運転手業・ガイド業などその影響は測りしれません。
もちろん、観光業関係だけでなく、他のビジネスにも影響があるでしょう。

トルコは風光明媚で世界遺産などの観光名所が非常に多く、良いホテルや温泉プール・ハマム(岩盤浴やアカスリができるトルコ風浴場)などが整備されており、さらに食事も美味しく親日的なところから、日本人に大人気の観光地であっただけに非常に残念なことです。


今のところ、人口の少ない田舎の遺跡や観光地は、テロの現場ではないので、さほど危険な雰囲気はしなかったです。
テロで狙われているのは、人の多く集まる大都市のようです。首都のアンカラやトルコ最大の都市イスタンブールは主たる標的となっています。(それとは別にトルコ南東部シリア国境などは渡航中止勧告地帯です:上記リスクマップ参照)

観光地で気づいたのは、これまで多かったドイツ人団体観光客が全く見当たらなかったことで、これは先般イスタンブールでドイツ人団体を狙ったテロが行われたからです。
全般的に観光客は減少していましたが、中国人・韓国人・マレーシア人・アラブ人などの観光客は比較的多かったです。日本人観光客は目立たないものの各地で少しずつ出会いました。


トルコの観光地では多くの警察官やジャンダルマ(準軍事組織の国家憲兵)が警備しており、私服警官らしき人もよく見かけました。

↓イスタンブールで警戒にあたる警察(車窓より撮影)
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ジャンダルマについては、自動小銃を携行警備しており、さすがの私も撮影できなかったので、ウィキペディアより写真をお借りして下に表示させていただきます。
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トルコでは、この半年の間にテロで犠牲になった人は約190人にのぼるそうです。
エルドアン大統領は3月21日、「トルコは史上最も大きく残忍なテロ攻撃の波と向き合っている。軍や警察、諜報機関などあらゆる能力を結集し、テロ組織やその背後にいる者と戦いを続けている。短期間で成果が出ると信じている」と述べました。
検問も多く、国を挙げてテロ対策に力を投じていることは、各地で実感できました。


トルコ総領事館と警察本部の通達である 「テロ等への注意喚起」 によれば、ネヴルーズ集会の時期に大都市において地下鉄・メトロバス等への攻撃や自動車爆弾によるテロの危険性が高まるとことが指摘されていました。

今回のテロに関係する日本の外務省のスポット情報は、こちら


観光場所の実態ですが、有料入場施設では、手荷物検査のある所が多かったです。
例えば、イスタンブール観光の中心地である、アヤソフィア寺院やトプカピ宮殿では、厳重なセキュリティーチェックがあり、手荷物は空港と同じようにX線で調べられます。
そこで内部に入場してしまえば、安心してゆっくり観光できます。

セキュリティーチェックについては煩わしく感じる方もおられますが、こうしたチェックがあるほうが安全面で良いと思いました。

もっともそこに至る交通機関や人が多く集まる場所を通過する時は、常に警戒を要します。


少し高級なクラス以上のホテルになると、ホテルの入口にセキュリティーチェックがあります。

↓イスタンブールでのホテルの入口
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↓ホテルの荷物用エレベーターにもスーツケース等を透して調べるセキュリティーチェックあり
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したがって、アンカラやイスタンブールといった狙われている大都市であっても、ホテル内では安心して休むことができます。

私はこれまで、ホテル到着後は、カメラひとつ持って近辺の夜の街歩きや徘徊スナップを楽しんできたのですが、今回は夜間の外出はやめました。
これは、もちろん、テロを避けるためでもありますが、私のような怪しい外国人が夜の町を彷徨していると不審な人物として警察やジャンダルマに尋問される可能性が高いからです。こんな時期にトルコ語を喋れない人間がトラブルに巻き込まれては大変です。

中型以上のホテルでは、内部にハマムや温水プール・フィットネスジム設備がありますので、夜の街歩きが出来なくとも、夕食後の時間をホテル内で有意義に過ごすことができます。
私も夜は、プールで泳ぐかフィットネスジムで身体を動かすように心がけました。


また、イスタンブールでは町の夜景が魅力なのですが、ホテルと車窓から撮る以外は、今回は夜景撮影を断念しました。
もっとも、前回トルコに来た時には、夜景を主に撮影していますので、それについては詳しくは こちら を御覧ください。

↓前回、2011.10に撮影したアヤソフィア寺院の夜景
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考えてみれば、前回、上の夜景写真を安全に撮影できた場所が、まさにドイツ人観光客が犠牲になったテロの実行現場となったので、戦慄を覚えました。
たった4~5年でこのように状況が変化してしまったのですね・・・


なお、テロの状況については、ホテルのTVのニュースなどで確認していました。

↓ブリュッセルのテロを伝えるCNNニュース
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■■■■結論■■■■

テロに負けないようベルギーやトルコを応援したいのですが、今現在は、まだテロの可能性があるので、ベルギーやトルコの旅行はオススメできる状況ではありません。

確率的には遭遇する可能性は低いかも知れませんが、現時点の自爆テロというのは自力で避けがたい危険性があり、一度でも遭遇してしまえば最悪の結果を招きます。



安心して旅するためには平和が前提となります。トルコは、テロを除けば政情不安でもなく普通の意味での治安が悪いわけでもありません。人は親切で優しく、歴史遺跡が多く、風光明媚で景観も変化に富んでいます。テロさえ無ければトルコは本当に素晴らしい場所なのです。
またいつか、テロの恐怖が消えたら、トルコを訪問し、ゆっくりと旅して、じっくりと散策してみたいものです・・・


トルコという国は、古来より東西文明の交差点として幾多の歴史的現場となってきました。
現代でも、イスラム世界とヨーロッパ世界の境界上に位置することから、いろいろな面で非常に苦労しています。
観光資源が豊かで親日的なトルコという国に、再び平安が訪れ観光客が安心して楽しめる時が来ることを願ってやみません。


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2016年 03月 28日 |
アナトリア半島南部の地中海沿岸にあるアンタルヤ近郊でコウノトリの飛翔を撮影しました。

これは、走行中のバスの車窓から撮影したものです。
以前、ポーランドでも車窓からコウノトリを撮影しましたが、それについては こちら を御覧ください。
コウノトリが羽根を広げて飛翔する姿を車窓から撮影できたのは、今回がはじめてでしたので、嬉しかったです。
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コウノトリ(Stork)は、ヨーロッパからインドにかけて春~秋に繁殖し、アフリカ方面で越冬する渡り鳥です。
和名では赤いクチバシのコウノトリという意味で「シュバシコウ」とも呼ばれます。(日本亜種のコウノトリはクチバシが黒いです)

トルコの3月は微妙な季節で、中北部ではまだ寒いのでコウノトリは見かけませんでした。
以前旅したイスラエルでは、3月にコウノトリを見かけたので、トルコ南部なら、そろそろアフリカから帰って来ているのではと期待していました。
その予想が的中し、暖かいアンタルヤで見ることができてラッキーでした。


4~5月になるとトルコ各地にコウノトリが多く飛来し、繁殖をはじめるそうです。

↓イスタンブールでは、コウノトリの複数形であるStorksという店がありました。時計屋さんのようです。
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<追記>2016年3月29日15:30
上記のコウノトリの写真はバスの窓ガラス越しに撮影しています。


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