模糊の旅人
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カテゴリ:チェコ( 45 )
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2011年 01月 04日 |
今日からは、主要観光地のプラハ城関係も載せていきます。
プラハ城にそびえるのは、城ではなく教会です。

聖ヴィート大聖堂はプラハの最大の観光地です。
建築が素晴らしく、ボヘミア・ゴシックの最高傑作であり、最終的な完成までには500年の月日を要しました。
また内部も、アールヌーヴォーを代表する画家ミュシャのステンドグラスなどがあり美しいので有名です。

この大聖堂の写真を撮るのも、今回の旅行の楽しみのひとつでした。
ただ巨大すぎて思うように撮れず、期待していだけに苦労しました。どう撮っていいやら・・
今日は、まず引いた全景を見ていただきます。

「気分はファンタジック」 ファンタジックフォーカス適用
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

余談ですが、上の写真で、多分、左側の傘をさしていないのが外国人のグループで、右側の傘をさしているのが日本人のグループだと思います。

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2011年 01月 03日 |
だいぶ元気になってきました。
もう熱も引き、身体も軽くなりました。
今日一日休んだら、明日からは気合を入れて始動いたします。

雪の中、歩き回ったプラハでは、寒かったですが、とても元気溌剌でした。
それにひきかえ、安楽な正月にダウンするとは、ちょっと情けないです。

ということで、雪を浴びながら撮った、プラハの街角写真を一枚アップします。

「気分はライトトーン」 ライトトーン適用
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

しばらくは、写真は、毎日一枚づつのアップになりそうです。
また、皆さんのブログへのコメント返しが出来なかったりしますが、ご容赦ください。

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2011年 01月 02日 |
昨日の荒れた天候に合わせたのか、昨夜は発熱してしまい、ぼーっとしています。
晴れたら回復すると思いますが、十数年ぶりの寝正月になりました。
そこで、なんとか今の気分の写真を一枚だけ現像してみました。あしからず。

「気分はデイドリーム」 デイドリーム適用
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

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2010年 12月 30日 |
クリスマスマーケットを堪能した後は、カフカになったつもりで、夜のプラハの町をさまよい歩いてみました(笑)
プラハは夜も魅力です。

プラハは、「百塔の町」「ヨーロッパ魔法の都」「北のローマ」「建築博物館の町」「ヨーロッパの音楽学院」「スラブの迷宮都市」など、さまざまに形容されてきました。リッペーノは、「神秘という言葉を説明するのは、プラハという言葉しかない。」と述べました。
私は、「スラブに向かって開かれた世界都市」だと思います。

そんなプラハの、夜の美しい路地の写真を二枚お贈りします。
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

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2010年 12月 29日 |
チェコの田舎町の教会の庭を散策していた時、チュチュチュと、鳥のさえずりが賑やかに聞こえてきました。
よく見ると、鳥の巣箱があり、何羽かのかわいい鳥が巣箱の周りを舞っていました。

鳥の種類は、ヨーロッパシジュウカラでした。

寒い中、町の人が用意した餌をついばんで巣箱に運んでいるような感じでした。
町ぐるみで野生の鳥を大切にしている微笑ましい光景で、まるで鳥が幸せを運んできているようでした。
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Canon PowerShot S95 (RAWで撮影しDPPで現像)


余談です。
今朝、ブログランキングにアクセスすると、昨日の「カフカの生家」という記事が、旅行・海外写真人気記事の1位になっていました。一週間のポチ数をトータルするブログランキングで1位になったことはありますが、個別の人気記事の1位になったのは、はじめてです。瞬間的なものだと思いますが、とてもありがたいことです。
「カフカの生家」は、あまりガイドブックにも載っていない私的な興味がある場所なので、マイナーな記事だと思っていたのですが、驚きました。
順位が全てではありませんが、マイナーな記事を多くの皆さんに見ていただいているということは、とても励みになりました。
本当に皆様に感謝いたします。ありがとうございます。


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2010年 12月 28日 |
私は青春時代に翻訳独仏文学の影響を受けました。
ドイツ文学で傾倒したのは、ヘッセ、トーマス・マン、カフカ、リルケの4人なのですが、このうちカフカ、リルケの2人までもが、プラハ生まれのプラハ育ちなのです。そのことから、プラハへの憧れというものを抱きました。

プラハは、文化の香り溢れる古都であるとともに、スラブに向かって開かれた世界の窓であり、国際的な迷宮都市なのです。それゆえ、ある意味とても現代的な文化人を多く輩出してきました。

特に、フランツ・カフカ(1883年-1924年)は、「カフカはプラハであって、プラハはカフカである」(ウルズィディル)と言われるように、いつも思索にふけりながら夜のプラハの街をさまよい歩いていたそうです。
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カフカは、プラハのユダヤ人の子として生まれ、支配者階級の言葉であるドイツ語の教育を受けました。昼間は労働者傷害保険協会の職員として働きながら、夜は執筆活動を行い、生涯のほとんどをプラハで過ごしました。
カフカは紛れもないチェコ人ですが、プラハのドイツ・ユダヤ・チェコという三重の文化の中でもがきながら、人間の不条理を昇華させた優れた作品を生み出しました。
生前はほとんど評価されませんでしたが、死後、高い支持を受け、現代文学の淵源として世界中に計り知れない影響を与え続けています。

今回、プラハでは、カフカの生家を訪問するのも、目的のひとつでした。
ここで、カフカが生まれたのかと感慨に耽り、街の雰囲気を噛みしめました。。。。
そして、私も、ようやくここまで来たのかという旅の達成感の中で、写真を撮りました。

↓「カフカの生家」 (ライトトーン適用) 頬のこけたカフカの顔が飾られています。カフカはこの2階で生まれました。
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↓「カフカの生家」 (ライトトーン適用) 現在、1階部分は、カフカのミニ博物館となっています。
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

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2010年 12月 27日 |
クリスマスが終わってしまいましたので、クリスマスマーケット写真もひとまず終了し、旅を地域的に案内していきます。
まずは、「プラハ散策」と「チェコの田舎を行く」というシリーズを併行して走らせてみます。

昨日は、プラハの旧市街広場を紹介しましたので、その近辺からはじめます。今日はその広場の二大スポットです。

↓「ヤン・フス像」 (ライトトーン適用)
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ヤン・フスは、プラハ・カレル大学の学長かつ教会の説教師でしたが、ローマ教会の腐敗と堕落を批判し、信念を曲げなかったため、異端として1415年に火あぶりの刑に処せられました。
フスは、まさに宗教改革の先駆者であり、その広範な書物によりチェコ文化に大きな影響を与えました。そのため、フスの火刑は、チェコの民衆に衝撃を与え、いわゆる「フス戦争」と呼ばれる、20年に渡るボヘミア大騒乱の原因となりました。
ポーランドのスラブ人の援軍も受けたフス派は、連戦連勝でしたが、最終的には敗北し、チェコはカトリックの国になります。
フス派の思想は、その後、プロテスタント運動に受け継がれ、フス没後500年の1915年に、プラハの中心、旧市街広場にフスの像が立てられました。
フスの像の周りには、フス派の戦士たちや、国家再生の意味を込めた母の像が彫られています。


↓「旧市庁舎塔の天文時計」
ゴシック様式の塔の下部には、精巧な天文時計があります。これは1490年頃に作られたもので、当時の宇宙観(天動説)による天体の動きと時間を表しています。毎正時になると仕掛けが動き出し、窓が開き12使徒が現れては消えていきます。写真は丁度10時で仕掛けが動いたところです。
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

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2010年 12月 26日 |
今回、ウィーンとパリを除いて、ほとんどが初めて訪れる場所でした。

チェコ語やハンガリー語は全く分からないので、言葉も通じず、標識や看板の字も読めません。
そんな所では、何より道順の把握が、一番大切です。道に迷ってしまっては、撮影どころではありません。

さらに、夜のクリスマスマーケットに行く際には、暗いので余計に分かりにくくなります。
そこで、プラハやブダペストでは、昼間にガイドブックを片手に、街なかを歩いて、道順や土地勘の把握につとめました。

おかげで、同じクリスマスマーケットの昼と夜の表情を、写真に撮ることができました。

↓昼間のクリスマスマーケット (ライトトーン適用)
左側の塔が旧市庁舎で、右側の教会が聖ミクラーシュ教会です。
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↓下の二枚の写真は、ほぼ同じ場所から撮影していますが、昼と夜では雰囲気が違います。
なお、いずれも中央奥はティーン聖母教会で、左側の壁は聖ミクラーシュ教会です。
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やはり、夜のほうが雰囲気がありますね。
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4


ティーン聖母教会は、フスの乱で有名な、ヤン・フス派の宗教改革の拠点となったゴシック教会です。
聖ミクラーシュ教会は、室内楽コンサートが有名で、ボヘミア・バロックの代表的建築物です。

このあたりは、プラハの旧市街広場と呼ばれ、幾多の歴史の舞台となった場所で、貴重な建築物に取り囲まれ、世界遺産に指定されています。

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2010年 12月 24日 |
クリスマスツリーというのは、キリスト教起源だと誤解されているようですが、そうではありません。
本来、古代の北欧の「ユール」という冬至の祭で、生命の象徴とされていた樅ノ木が発祥なのです。
(クリスマス自体、古代ローマの冬至祭サトゥルナリアが起源)

冬でも葉を枯らさない常緑樹は、生命力をあらわすところから、樅ノ木・ヒイラギ・松・ヤドリギ・月桂樹・キヅタ・榊・椿など、世界中で「祝い」や「祭り」に使われています。
日本の門松もそうですね。
ロシアのヨールカも、新年を祝うものですが、クリスマスの時期から飾られ、クリスマスツリーと変わりません。

クリスマスツリーが、キリスト教と結び付けられたのは、15世紀のドイツで、クリスマスマーケットと同じ頃です。
余談ですが、18世紀にツリーがアメリカに導入された時、お堅いイギリス系清教徒から、「クリスマスツリーは異教の文化だ」と猛反発されたそうです。

実は、クリスマスというのも、キリスト教がローマ帝国に布教する際に、わざと古代ローマの冬至祝祭日をキリストの誕生日と同一化させたものです。
本来、冬至や新年の時期を、常緑樹を飾って祝ったり、野外市場を催して楽しんだりするのは、世界中にある習俗なのです。


ということで、メリー クリスマス!


とにもかくにも、写真を撮る者にとって、クリスマスツリーは、この季節の素敵な被写体ですね。

さて、S95の写真も見たいというお声がありましたので、S95によるクリスマス関連ショットを載せてみます。

「プラハのホテルにて」
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「プラハのクリスマスマーケットにて」
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Canon PowerShot S95 (RAWで撮影しDPPで現像)

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2010年 12月 23日 |
チェコの冬は、田舎に行くと、雪が降り積もり、真っ白でした。

建物のない平原では、白一面で、畑なのか、牧草地なのか、荒地なのか、まったく分かりません。

しかし、森林では、雪にけぶる樹木がすっくと佇立しており、冬将軍に敢然と立ち向かって、自分たちの生き様を主張しているようで、とても偉大に見えました。

平凡な風景なのかも知れませんが、私にはちょっと感動する景色でした。

そこで、その記憶の感動に近づけるため、アートフィルターを適用してみました。

↓「樅の木は残った」 ラフモノクロ適用
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↓「幻想の未来へ」 デイドリーム適用
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OLYMPUS E-5 with ZUIKO Digital ED 7-14mm F4

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