模糊の旅人
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カテゴリ:和歌山( 32 )
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2014年 09月 17日 |
宗教的巡礼というのは敬謙な気持ちになりますので、せっかく新宮まで来たこともあり、熊野信仰の中心地である熊野速玉大社にお参りしました。

熊野速玉大社は熊野三山のひとつで、熊野川の河口付近にあります。
熊野三山とは、熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社の3つの神社の総称です。

もちろんユネスコの世界遺産に登録されています。
はるか古代より、熊野三山は修験道の修行の場所で、平安時代中ごろ以降は阿弥陀信仰が広がり、熊野の地は聖なる浄土と見なされるようになりました。
院政期には歴代の上皇の熊野参詣が非常に多く実施され、中でも後白河院の参詣は34回に及んだとのことです。
そして熊野三山に詣でる巡礼の道として、熊野街道が大いに発展し、街道沿いに九十九王子と呼ばれる熊野権現の御子神が祀られるようになりました。

ここ熊野速玉大社の創建年代は不詳で、とにかく恐ろしく古いようです。もともとは前回紹介した 神倉山の磐座 に祀られていた熊野夫須美大神(伊邪那美神)を現在地に移して祀られたと思われます。(現在は熊野速玉大社が本社で、神倉神社が末社です)
本地仏は、苦しみ・病気を癒す薬師如来です。

以下の写真は全てクリックすると横1000ピクセルに拡大されます。ぜひ大きくしてお楽しみください。
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↓天然記念物オガタマノキがありました。この木は珍蝶ミカドアゲハの食草として有名な巨木なのですが、残念ながらミカドアゲハの飛翔は見られませんでした。
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2014年 09月 05日 |
補陀洛山寺は、捨身行という、ちょっと怖い歴史のある寺なので、これまで避けてきたのですが、今回は思い切ってお参りすることにしました。

ここは、仁徳天皇の時代にインドから熊野の海岸に漂着した裸形上人によって開山されたと伝えられますが、なんといっても平安時代から江戸時代に、人々が小舟で海に流され、観音浄土である補陀洛山へと旅立ったことで有名です。
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「補陀洛渡海」というのは、一種の自殺行ですが、日本各地で行われたらしく、記録が明確な事例40件のうち25件がこの補陀洛山寺から出発しています。。。。

↓復元された渡海船(船上の屋形には扉が無く人が入ると板が嵌め込まれ外から釘が打たれたそうです)
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私は井上靖の『補陀洛渡海記』という小説でこの寺の事を知りましたが、ここがその渡海の出発地なのかと、復元された舟の前で瞑目し手を合わせました。

なお、補陀洛とは古代サンスクリット語の観音浄土を意味する「ポータラカ」の音訳で、チベットのダライ・ラマの宮殿ポタラ宮も同じ意味です。
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2014年 09月 03日 |
熊野古道を歩いたあと、新宮市に向かいました。
新宮市をドライブしていると、山の中腹に巨岩と小さな神社の姿が見えました・・・お、これはひょっとして熊野の火祭りの場所かもしれない・・・・そこで望遠レンズで一枚撮影してから、その神社にお参りすることにしました。

↓新宮市内からの超望遠ショットです。
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↓この神社は神倉神社というそうで、恐ろしいほどの急階段の参道です。まるで岩登りです・・
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↓やっと神倉神社の本殿と巨岩の天の磐盾が見えてきました。すごい迫力です。
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↓お参りをしている人もおっかなびっくりな様子です。
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↓下には新宮市と熊野灘が見えます。
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この神社と巨岩(天の磐盾)は神武東征神話の謂れのある非常に由緒のある場所とのこと。
有名な熊野の火祭り(お燈祭り)は松明を持った2000人の男たちがこの神社から急峻な階段を一気に駆け下りる勇壮なものだそうです。

↓説明板を御覧ください。
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大自然の圧倒的な存在感と力を根源とする熊野信仰のルーツがここにあることを肌で感じる、すごい場所でした。
やはり熊野は聖地なのです。


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2014年 08月 31日 |
勝浦温泉に泊まった翌日、世界遺産に指定されてから熊野古道を歩いていないなあ・・・と気が付きました。そこで朝の一時間ほど、巡礼の道である熊野古道をゆっくり歩くことにしました。

歴史を感じる巨木が並んでおり、石畳の坂をを登る人の姿も印象的でした。一枚だけ撮影し、あとはカメラをリュックに仕舞い込んで、黙々と歩きました。

ここはカラー写真は似合わない気がしましたので、モノクロ仕上げで御覧ください。
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2014年 08月 09日 |
古座川の虫喰岩の景勝地から東に峠を越えると、紀伊浦神の玉の浦に出ましたので、そのまま東へと進みました。
クジラで有名な太地や、ゆかし潟のある湯川を過ぎて、そろそろ夕刻なので、どこに泊まろうかと思案しながらクルマを走らせます。

そして勝浦温泉に入ったところで、大きな案内看板と「本日空室あり」の表示を発見!
即断即決、さっそくその温泉旅館に宿泊することに決めました。

日本の旅の魅力のひとつは、やはり温泉です。早朝からの運転と撮影で疲れたので、大浴場や露天風呂に浸かり身体を休ませました。

南紀勝浦温泉は、白浜温泉と並ぶ和歌山県を代表する温泉地で、勝浦湾を取り囲むように巨大温泉宿が並んでいます。湾の真ん中の島にも大きな温泉宿があり船で連絡されています。


以下の写真は、全てクリックすると拡大表示されますので、ぜひ大きくしてお楽しみください。

↓宿泊した部屋から勝浦湾をのぞみます。左側に見えている建物が「ホテル中の島」です。
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↓勝浦港の方向には磯が突き出ています、右奥に見える建物が「ホテル浦島」です。
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↓夕食後、部屋から向かいの夜の「ホテル中の島」を撮影しました。
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EOS 6D with CANON EF24-70mm F4L USM


上記の二番目の写真の突き出た磯ですが、トビやウといった野鳥がいたので、BORGを持ち出し撮影しました。
もう薄暗かったので綺麗に撮れませんでしたが、温泉に入って宿泊した部屋からBORGで野鳥撮影を楽しめるのは、ほのぼの極楽気分でした。
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OLYMPUS OM-D E-M1 with BORG 71FL BU-1


ところで、今日は自宅の窓の外は大雨です。
台風11号が接近しており、四国~近畿に上陸するのは避けられない状況で、これから一日間、大荒れの天候になりそうです。
暴風警報や大雨洪水警報・土砂災害警戒情報が出ている地域もあります。
どうぞ、皆さん、気を付けてお過ごしください。


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2014年 08月 04日 |
古座川に沿った道路案内板や「一枚岩」の道の駅で、古座川には様々な名勝や奇岩があることを知りました。
そこで、さっそく行って見ることにしました。

古座川は山間を蛇行して流れる水が極めて美しく、周辺には自然林が残っていて、素晴らしい川でした。
思っても見なかった景勝や奇岩を見ることができ、梅雨時の平日だったので観光客も少なくて、ゆっくりと古座川を満喫しました。

以下の写真は、全てクリックすると拡大表示されますので、ぜひ大きくしてお楽しみください。


↓古座川の中流にある淵で、川にせり出した岩肌に野生のサツキが咲いていました。
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一枚岩のさらに上流に天柱岩がありました。河岸からそそり立った感じで、なかなか迫力がありました。

↓天柱岩
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一枚岩の下流に戻り、北東の支流奥を遡ると「滝の拝(たきのはい)」と呼ばれる奇岩川床があります。今回はじめて知ったのですが、なかなか見事な景観でした。

小石が水流で転がって岩石を削り、深い穴になった甌穴(ポットホール)を多数形成し、奇岩川床ともいえる景色を作ったのだそうです。2010年に和歌山県の名勝・天然記念物に指定されました。

↓滝の拝
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↓甌穴にオタマジャクシが湧いていました。
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↓甌穴奥には小さな滝がありました。「滝の拝」の謂われでしょうか。
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古座川の下流にある役場付近から東の支流を少し行くと、高池の虫喰岩という奇岩がありました。
古座川弧状岩脈の一部が、風化・浸食されて形成されたもので、国の天然記念物に指定されています。

↓虫喰岩
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EOS 6D with CANON EF24-70mm F4L USM

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2014年 07月 31日 |
昼過ぎ橋杭岩を後にして先に進みました。朝から海岸線ばかり通ってきたので、紀州の山や川も見たいなあと感じてきたところ、古座川の河口に達しましたので、よし!この古座川を少し遡ってみようと決めました。行方さだめぬドライブ旅の面白さです。

古座川は「日本百景」や「日本の秘境100選」・「平成の名水百選」に選ばれている美しい川です。実際、まさに清流という雰囲気で、本当に水がとても綺麗でした。

しばらく上流へクルマを走らせると有名な一枚岩が見えてきました。

一枚岩は、高さ約100~150m・幅約500~800mの一枚の巨岩で、国指定の天然記念物です。
流紋岩質凝灰岩で均質・強固に形成されているため、風化・浸食せず残ったそうです。

一枚岩は、兵庫県の 玄武洞 、奈良県の 屏風岩 とともに、近畿を代表する巨岩壁の景観名所です。

ただ、大きすぎて写真撮影はなかなか難しいです。全体を超広角で写すと景観が寝てしまい迫力が減衰しますし、アップで撮ると岩壁の切り取りになってしまい全体の巨大さが伝わりません・・・
ということで、試行錯誤して、いろいろ撮影してみました。

以下の写真は、全てクリックすると拡大表示されますので、ぜひ大きくしてお楽しみください。
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EOS 6D with CANON EF24-70mm F4L USM

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2014年 07月 29日 |
橋杭岩(はしぐいいわ)は、写真マニアには朝日の名所として有名な場所ですが、今回は真昼の引き潮時に立ち寄りました。

ここは海岸から紀伊大島方面へ約40の岩が850mもの長さで直線上に立っています。

橋杭岩は、柔らかい泥岩部が侵食され、硬い石英斑岩が杭状に残されたものだそうですが、確かに不思議な景観で、神の御業の奇岩列柱のように見えますね。ひとつひとつの岩の表情も面白いです。

以下の写真は、全てクリックすると拡大表示されますので、ぜひ大きくしてお楽しみください。
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↓右奥遠くに、さっき渡って来た「くしもと大橋」が見えます。
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↓橋杭の立岩伝説の説明がありました。なかなか面白い伝説なので、横1300ピクセルの写真を載せてみました。ぜひ大きくして御読みください。
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↓人の顔のように見える岩の造形が多いです。モノクロにしてみました。
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EOS 6D with CANON EF24-70mm F4L USM


↓広角系では普通の橋杭岩写真しか撮れないので、BORGも取り出し、超望遠の風景写真も撮ってみました。
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OLYMPUS OM-D E-M1 with BORG 71FL BU-1

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2014年 07月 25日 |
紀伊大島(串本大島)樫野埼の南部に鷹ノ巣岬があり、その断崖下の巨岩が連なる海岸線を「海金剛」といい、「21世紀に残したい日本の自然百選」に選ばれています。

荒々しい巨岩が連なる様は。まさに「海金剛」の名前にふさわしいものです。

以下の写真は、クリックすると拡大表示されますので、ぜひ大きくしてお楽しみください。
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海金剛の景観を楽しんだ後、道路脇に無人販売のコーナーがあったので、覗いたところ珍しいジューシー柑(美生柑)と思われる中型柑橘類があったので購入し、紀伊大島を出る「くしもと大橋」手前の展望公園で休憩し、昼食にしました。
昼食といっても、朝、ホームベーカリーの予約タイマーで作ったレーズンパンと、無人販売で買ったジューシー柑です。

↓くしもと大橋の景観を眺めながらの昼食タイムでした。
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↓その公園には、串本節の歌碑がありました。
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EOS 6D with CANON EF24-70mm F4L USM


↓ついでに、BORGも取り出し、超望遠の風景写真を2枚撮影してから、紀伊大島を後にしました。
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OLYMPUS OM-D E-M1 with BORG 71FL BU-1

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2014年 07月 22日 |
今回の南紀旅はクルマでしたので、BORGやジンバル雲台付きの三脚も持って行き、野鳥も撮ってみました。
ただドライブ的な流れの旅だったので、本格的に腰を据えた野鳥撮影は出来ませんでした。

まあなんとかBORGらしく大きく撮れた三点の写真を掲載してみます。
以下の写真は、全てクリックすると長辺1000ピクセルに拡大されます。ぜひ大きくしてお楽しみください。

↓ヤマガラ
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↓カケス
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↓ハシボソカラス
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OLYMPUS OM-D E-M1 with BORG 71FL BU-1 / Jobu Jr.3 Gimbal Head


なお、エキサイトブログが開設10周年ということですので、拙ブログの現時点での状況の整理記録も掲げておきます。
以下の More に書きましたので、御興味のある方は御覧ください。

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