模糊の旅人
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カテゴリ:タイ( 2 )
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2008年 10月 19日 |
今、手元にある中判カメラ
亡き父の遺品で、いつどういう経緯で購入したかは分かりません。
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私は、銀塩時代、一時、中判カメラにハマッたことがあり、マミヤ、ブロニカ、フジなどの国産中判カメラをいろいろ使いました。マキナやハッセルが欲しかったのですが、経済的理由で、そこまでは行きませんでした。
しかし結局、中判で思うように写真が撮れず、今さら35mm判カメラの便利さに気付くはめになり、自分には中判はあっていないなあと処分してしまいました。中判を処分したお金はすべて、一眼レフのレンズに化けました。

今では、このスプリングカメラだけが、中判カメラとして残りました。
一番古いカメラが残ったのは皮肉ですが、父の愛用したカメラなので、これだけは処分できなかったのです。
同じように父から受け継いだ、ペンタックスSPという35mm一眼レフカメラは、思い切り使いまくりましたが、このスプリングカメラは、ほとんど使うことなく、骨董品となっています。

中判スプリングカメラは、35mmカメラが主流となる前の一時期(1940~50年代)、非常に人気があったようです。
このプラトーシックスは、七洋光学という家内制手工業的なメーカーの商品です。6×6判と6×4.5判の使い分けが出来る面白いカメラです。
父がどんな事情で、このカメラを買ったのかは、今となっては知る由もありませんが、これからも大切にしたいと思います。

カメラの裏面を見ると分かるように、6×6判と6×4.5判の使い分けは赤窓式です。完全手動で原始的なやり方ですが、確実です。
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このカメラは、今でも使えます。漏光もありません。結構しっかりした造りです。
蛇腹式で小型。今、計って見ると630gでした。もちろん金属製ボディーなので、コンパクトながらズッシリ感じます。
こんなに小さな中判カメラは、あまり知りません。蛇腹の威力ですね。
レンズはAnastigmat80mmF3.5で、レンズシャッター(200分の1~バルブ可能)です。セルフタイマー機能も付いています。
ただ、やはりブローニーフィルムの巻きつけ巻き上げ(赤窓式)や、距離目測、シャッターをチャージしたりするのは非常に面倒で、今の時代には実用的ではありませんが・・・

蛇腹を折りたたんだプラトーシックスと、E-520+パンケーキを、並べて撮ってみましたが、大きさは、ほぼ同じ感じです。ただ薄く折りたためるので、なんとプラトーシックスは、背広のポケットに入ります!!
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完全機械式で、もちろん測光機構はないので、晴天下で「感度分の16」で撮ります。
ISO100のフィルムでF16なら100分の1秒が、F8なら200分の1秒が適正露出ですね。今のカメラの125分の1・250分の1秒ではなく、プラトーシックスは、100分の1・200分の1秒になっているところが嬉しいです(笑)。

現代のカメラのように切れ味のある写りではなく、またホルガのような味のある写りでもありませんが、ブローニーフィルムのなんか余裕のある写りは癒されます。
順光だとそれなりに撮れるのですが、逆光気味になると、途端にコントラストが低下し眠い画像になります。
一度だけ、このカメラをサブに持って旅行をしました。タイに行ったのですが、雰囲気が合っていました。その時の写真を一枚スキャンしてみましたので、ご覧ください。
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(注)「感度分の16
測光機構がないカメラを使う場合の基準となる典型的な露出決定法です。
「晴れの日の露出は、 絞りを16、シャッタースピードをフィルムの感度分の一」とするのです。これはいわば絶対露出基準で、あとは絞りとシャッタースピードの組み合わせを頭の中でシフトすれば応用可能です。さらに、日陰の場合は、2段開けるといった具合に、勘で露出補正します。
ある意味、白をグレーにしてしまう下手なカメラの内蔵露出計より信頼できます(笑)。
マニュアル露出ができるカメラなら、時代を超えて可能なので、ゼヒ一度お試しください。

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2008年 05月 28日 |
今日は、タイ国、アユタヤの夜の遺跡です。
いかがでしょうか?
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