ハンザ同盟の盟主として栄えた美しい自由都市です。
代表的な建物ホルステイン門・・・確かにこの建物は美しいです。
リューベックは、大作家トーマス・マンの出身地としても知られており、代表作『ブッデンブローグ家の人々』の舞台です。
『ブッデンブローグ家の人々』はトーマス・マンの初期の自伝的大作で、1929年のノーベル文学賞受賞作です。
だが、1933年には、この本はヒトラー政権による焚書対象に指定され燃やされました。
日本の作家の北杜夫さんは、この作品に大いに感動し、自分も自伝的作品『楡家の人々』を書いたといわれています。
私も若き日に読みました。青春時代に、独仏の文学に非常に大きな影響を受けたのですが、そのひとつがこの作品です。
まあ、その作品の現場に立っているかと思うと、少し甘酸っぱいものが込み上げてくるのでありました・・・ここなのか、ちょっぴり感激。
兄ハインリヒ・マンと弟トーマス・マン
なお、兄のハインリヒ・マンも小説家で、ドイツのヴァイマル共和国時代を代表する知識人です。反ナチの立場を貫き、亡命知識人として活躍しましたが、アメリカで客死しました。
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この曲線と尖った屋根が凄くアートですね。
でも、周りにはいろいろ障害物がありそうですね。
これが草原に建っていたらお城と間違えますね。
ぽちっと援護☆
「トーマス・マン」と聞いて、「ベニスに死す」の作家ではないですか。
ままはトーマス・マン原作、ルキノヴィスコンティー監督の「ベニスに死す」の映画が大好きで、DVDを購入して何度も見ています。
この映画を見たとき、映像の美しさと、ストーリーの残酷さに凄く感銘を受けました。(映画の中で使われたグスタフ・マーラーの交響曲もよかったです)
mokonotabibitoさんのブログで知ることが出来て、大感激です!!(^^)/~~~
そんな、作家の出身地が戦争の激戦地だったなんて胸が痛みます。
パリが札幌と同じくらいの緯度でしたでしょうか。
ヨーロッパは温暖な気候ですよね。緯度と温度は関係ないのが分かります。
ホルステイン門。門なんですか?ビックリする大きさですね。
ヨーロッパ文学がお好きだったのですね。それでヨーロッパがお好きになったのでしょうか。
私が戦闘機好きからアメリカ好きになったのとは大違いですね。(笑)
ドイツ語の発音は難しそうですね。濁音が多いように思います。
フランス語は母の中に海があり、漢字は海の中に母があるのも面白いですね。
これが城壁の門だったのですが、確かにアートだと思います。
ドイツの北の果てにこのような美しい曲線を描く門があるとは思いませんでした。
おっしゃるとおり独立して建っていたら城並みですね。
いつも応援ありがとうございます。
トーマス・マンにお詳しいですね。
フクロウままさんは、ベルばらだけではなく文学・映画少女だったのですね。
「ベニスに死す」も名作で映画も傑作ですよね!
ままさん、ぜひ、フランス・ドイツをゆっくり旅するべきですよ!
北ドイツからはトーマス・マン、南ドイツからはヘルマン・ヘッセが出ています。
私はどちらも大好きな作家です。
日本でいえば「坊ちゃん」の松山を旅するようなところでしょうか。
え、tabimoyouさんちでもあるんですか(笑)
そうそう、ボリューム感もある建築物ですね。
これから、大物になって、ぜひこのような歴史に残る建築物を造ってください!
文学に弱いんですか・・・いいこと聞いた、tabimoyouさんの弱点見つけたぞ・・・
>楕円形みたいな形ですね。それに窓+窓枠模様?がぎっしりですね。
そうですね。この曲線と窓の細かさは、見事です。
曲線といってもバルセロナのガウディー建築のようなアールーヌーヴォーではなく、あくまで古典的な格調があるのですよ。
これは24mmで撮っていますので、ちょっと風景が寝ています。
実物はもっとすごい迫力ありますよ。
応援サンクスです。
パリは、南樺太くらいですよ。ローマが、函館くらいの緯度です。
確かにヨーロッパは高緯度ですよね。夏の夜の明るいこと。
文学は確かに、フランス文学とドイツ文学に影響を受けましたね。そのせいか、独仏は何度でも行きたい国です。
>フランス語は母の中に海があり、漢字は海の中に母がある
雑感ブログ:模糊の旅人coも読んでいただいてありがとうございます。
しまった、漢字の話を書くのを忘れた(笑)
さすがNIMITZさんです、フォローありがとうございます。
嬉しいお言葉ありがとうございます。
はるばる重いカメラを持って行って写真を撮ってきた甲斐があります。
>歴史と、今の暮らしの両方を旅人は味わえるのだなあ・・
全くそのとおりだと思います。
歴史的遺跡や建築もよく、今生きている人々の暮らしもよいものです。
これからも少しづつ紹介していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。