ご心配をかけました骨折事故の件ですが、ようやくギプスが取れ、サポーターを巻いてのリハビリとなりました。あと三週間もすれば、サポーターもはずして、普通の生活に戻れそうです。
さて、冬のマルタの記事は、マルタ考古学博物館の三回目で、青銅器時代とカートラッツの謎です。
マルタの巨石文明はなぜか紀元前2500年ごろ突然滅亡しました。これも大きなミステリーです。
紀元前2500年ごろに何があったのか?
地中海の古代文明のマルタ中心時代は幕を閉じます。やがて文明の中心は東へ移り、古代オリエント、エジプト、ヒッタイトといった文明が勃興してきます。
その後はマルタでは普通の青銅器時代となります。これについては、考古学博物館の三階に BRONZE AGE として、紀元前2500年頃から紀元前1000年頃の出土品が展示されています。
以下、青銅器時代の発掘遺物展示の写真を9枚、ごらんください。
マルタの古代の謎の一つとしてカート・ラッツがあります。これは、岩の上にレールのように平行に穿たれた溝のような遺物で島内各所にあります。車輪の轍跡にしては崖の上に多くあるのが理解に苦しみます。おそらく青銅器時代に出来たと思われることから、考古学博物館の三階に展示されています。これも本当に不思議な遺跡です。
↓カートラッツ展示室入り口
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もうしばらくの辛抱です。ご無理なさいませぬように・・・
マルタの旅では神殿の見学はしましたが、カートラッツというのは始めて知りました。
不便な処にあるし、一般観光では先ず行程から外されますね。
風雨に曝されながらも朽ちる事なく、半永久的に刻まれたカートラッツに、
自然の凄さと、古代人のミステリアスな知恵?に驚かされますね。
一方、青銅時代に残された陶器:壺に興味が湧きます。
絵柄も何もない、だけど形の美しい素焼きの壺は、古代人の温もりがあって共感が持てます。
陶製の形よき壺あまたありて遠き時代の暮らしを偲ぶ
カートラッツ岩に出来たる溝の道謎また謎のマルタの遺跡
焦らずゆっくり治してくださいね(*^ω^*)