皆さま、お元気ですか?
私は元気に帰ってきました。楽しくてとても有意義な旅でした。また、ブログや「たびねす記事」を書いていきますので、今後ともご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。
ブログでは、次回からモロッコの歴史順に観光スポットを紹介して行こうと思いますが、今日だけは、まず最新の、タイムリーな話題を一本載せます。
11月11日(土)、夕刻、モロッコの旧都マラケシュの中心部のジャマ・エル・フナ広場をゆっくり見学していました。
↓暗くなってくると、フナ広場の店舗や屋台の明かりが輝き、なんんとも妖しげで美しい雑踏の雰囲気でした・・・
これは、サッカーのW杯アフリカ最終予選の最後の試合(コートジボワール対モロッコ)が行われており、モロッコが試合前半に先取点を挙げた瞬間でした!
アフリカ最終予選C組・最終戦、首位のモロッコと二位のコートジボワールの決戦で、勝った方がワールドカップに出場するという文字通りの天王山。試合はコートジボワールで行われているので、モロッコの人々は、かたずを飲んでTVを見守っていたのです。
コートジボワールといえば、かつて英雄ドログバ(プレミアリーグ得点王)もいたサッカー強国です。アフリカ最終予選C組の他の国:ガボンとマリは弱いので、事実上、モロッコとコートジボワールの争いとなり、その決着が今夜つくのです。
この五分後、また「ウオーッ!ウオーッ!」という大きな叫びが響き渡りました。モロッコが二点目を挙げたのです!
その後、フナ広場近くのイタリア料理レストランで夕食(ピッツア)を食べていると、客も店員もTVにかじりついています・・・
試合後半はコートジボワールが押し気味でしたが、両チーム無得点で、ついにモロッコが勝利! レストラン中、皆で歓喜の輪が広がります。
↓帽子をかぶった店員と興奮した客が抱き合っています。
↓店のTVを撮影
これで、モロッコは20年ぶりの、サッカー・ワールドカップ出場を果たしたのです!
いわば、マラケシュのレストランで歴史的瞬間に立ち会えたわけで、そういう意味では良かったのですが・・・
食事後、道路に出てみると、モロッコの旗を掲げた若者が、歓喜のバイクの暴走をはじめました。
そこで、私は、その暴走バイクを流し撮り・・・・
その夜、フナ広場は、歓喜の群衆で埋め尽くされたそうです。馬鹿騒ぎでケガ人も出たとのこと・・・
↓ホテルに帰り、部屋のTVをつけてみると、話題はこのW杯出場のことばかり。
大騒ぎで、ちょっと怖いので、深夜は、私はホテルで大人しくしていましたが、明け方まで騒ぎ声が聞こえ、やかましくて寝苦しかったです。。。。
サッカーの熱狂振りは、世界共通ですが、その国なりの個性が見えて興深いですね。
サッカーの勝利に酔へるモロッコの街の表情生き生きとして