やっと足の調子も良くなり、いろいろあった諸事もなんとか終えましたので、海外旅に出ることにしました。
前回はスペイン~ポルトガルと来ましたので、今回はその続きで海を渡り、マグレブ(北アフリカ西部地方)のモロッコを旅することしました。
今日のブログは、ポルトガルの旅で食した料理のうち、私の気にいったベスト5プラスαを紹介します。ただし、あくまで私の好みというか独断的偏見による順位付けですのでご了解ください。
↓まず、第1位は、ポルトガルのステーキ「ビーフェ」です。
スペインからポルトガルに入り、広い草原地帯を旅すると、車窓からたくさん黒い牛が放牧されている光景に出会いました。
そこで、このポルトガル牛を食べたくなり、レストランでステーキを注文してみたのです。
このステーキは赤身で私の口に合いました。もともと私は霜降り肉よりも赤身肉が好きなので、とても美味に感じました。焼き加減も絶妙なミディアム。つけあわせの長粒種のコメも良かったです。
値段もリーズナブルで好感が持てました。いやあ、良いレストランに当たったのかも知れませんが、ポルトガルのステーキがこんなに美味しいとは知らなかった!
↓途中の車窓から見たポルトガルの黒牛たち
↓第2位は、ポルトガルの国民食「バカリャウ」です。
写真の一品は、バカリャウをほぐし、ジャガイモを細切りにして揚げたものと混ぜて調理したもので、パリパリした適度の歯ごたえが良く、味付けも見事でした。
バカリャウはポルトガルをはじめとしたカトリック系南欧及び南米諸国でポピュラーです。これはかつてカトリックの四旬間に鳥獣を避けた食習慣から来ており、その時に、保存食バカリャウは定番の魚料理として使われました。
また、大航海時代には、北海で捕獲したタラを塩漬け干物にしたバカリャウは長期保存できる蛋白源としてきわめて重要で、長い船旅に必須の食料だったのです。ヴァスコ・ダ・ガマも食べたのです。まさに、ポルトガルの歴史と共に歩んできた食材ですね・・・
そんな歴史を噛みしめながら、バカリャウを食したところ、とても美味しかったのでした・・・・。
↓第3位は、おなじみのムール貝です。
貝が好きな旅人には、もう外せませんね。私には、ポルトガルではイワシよりムール貝のほうが美味に感じました。
↓第4位は、タコのリゾット「アローシュ・デ・ポルヴォ」です。
味付けは少しクセがあり、トマトとニンニクとワインがタコと混ざって独特の風味です。
人により好き嫌いがあると思いますが、関西人で蛸の味に慣れた私は、大いに気に入りました。
↓第5位は、デザート系になりますがエッグタルト「パステル・デ・ナタ」です。
エッグタルトは、リスボンのジェロニモス修道院の修道女たちによって17世紀頃に発明されたと伝えられます。今でもその伝統をひく「ベレン洋菓子店」のパステル・デ・ベレンは超人気で、いつも買い求める人で長蛇の列ができています。
マカオでもエッグタルトは名物スイーツですね。
プラスαは、アルコールの話です。
下戸の私は、アルコールは苦手分野ですが、少しなら飲めます。
↓私が一番気にいったポルトガルの飲み物は、緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」です。
フルーティーで微発泡性も相まって非常に飲みやすいのです。
↓逆に、濃厚で甘いのが、かの有名なポートワイン「ヴィーニョ・ド・ポルト」です。
これは、下戸の私には無理でした。あくまで、ほんの一口の食前酒(アペリティフ)または食後酒でしょう。
あと、オビドスのサクランボのワイン「ジンジャ」については、こちら をご覧ください。
さて、最近、何人かの方から「今年度の写真展はいつ開催ですか?」というご質問を受けておりますので、回答します。
例年、11月に開催しておりました「グループ温故斬新の写真展」ですが、今年は会場を提供していただいているオリンパスさんの御都合により、来年2月中旬に一週間に渡り開催する予定にしております。
なお、会場のオリンパスプラザ大阪の「オープンフォトスペース」については、来年3月で終了となります。したがって、現在の形の「グループ温故斬新の写真展」は来年2月開催分が最終回となります。
最後の写真展ですので、2月開催の際には、皆様、ぜひお越しください。
写真展が2月になったので、11月が空きましたので、海外旅のチャンスができたわけです。
ということで、実際の旅は少し先になりますが、旅の準備と帰国後の整理を含めてブログ更新は一ケ月ほど休止します。どうぞよろしくお願いします。
それでは、皆さん、しばらくの間、ごきげんよう!
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ご紹介のポルトガル料理、蛸のリゾット・ムール貝にそそられます。美味しそう。
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今回は、モロッコ~アルジェリア方面へ行くのですね。
戦後間もないころ、「モロッコへの道」 という
映画が(洋画)あり、初めてモロッコという言葉を
知りました。
内容は忘れましたが、それ以来、モロッコに親しみを
感じるようになりました。
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たびねすの記事やブログがとても楽しみです。どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ。
ポルトガルグルメ、ずらりとおいしそうな写真が並んでワクワクしました。
どのお料理もおいしそうだなぁなんて、じーっと眺めております。
ステーキのお米は長粒米なのですね。ステーキ丼のようで、米食の日本人には嬉しい一皿ですね。
バカリャウはジャガイモと合わせるのが相性が良いのでしょうか、私がマカオで頂いたのはバカリャウのコロッケでした。
このバカリャウと細切りジャガイモを揚げたものって、かき揚げっぽくておいしそうですね。ビール欲しくなります。
ポルトガルと言えばやっぱり海。なので、ムール貝やタコなどの海産物のお料理もおいしそうですね。
ヴィーニョ・ヴェルデと一緒に味わいたいものです!
何れもみんな美味しそう・・・
実際、ポルトガルの食事は、私も三度程訪れたのでよく分りますが、
日本人の口にとても合っていて食べやすかったです。
ムール貝が気に入ったようですね。
わたくし的にはムール貝といえば、ベルギーの小バケツ一杯の
ムール貝が一人前,というショックが一番なのですが、
でも味は何れ劣らぬ美味しさです。
久しぶりの海外の旅、モロッコやアルジェリアはこれまた独特の風土・文化の魅力一杯のところなので、
存分にその醍醐味を満喫してらして下さい。収穫を楽しみにしています。
くれぐれもお体に気をつけて!
日本人の口に合ひたるポルトガルの料理なつかし旅の思ひ出
ムール貝たらふく食べてポルトガルの海に向かって快哉を叫ぶ
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ポルトガルはツアーで行きましたが、こんなにいろいろ食べませんでした。