ヨーロッパ種コウノトリ(Stork)は、ヨーロッパで春~秋に繁殖し、アフリカ方面で越冬する渡り鳥です。
昨年は、3月に トルコで 大空を飛翔するコウノトリを撮影 したのですが、今年のスペインは、2月に渡ってきているかどうか難しいところだと考えていました。実際に行って見ると、幸い多くのコウノトリがすでに渡ってきており巣作りに励んでいました。
中でも、サラマンカのコウノトリは印象的でした。
サン・エステバン修道院など、世界遺産の建物の屋根上にコウノトリが営巣しているのです!
修道院の屋根の上には、何組ものコウノトリの夫婦が巣を守っており、その巣が落ちないように保護している人工的な籠状の構造物もあります。
世界遺産の建物の上でコウノトリが営巣するのを大切にしている光景は非常に感動的で、日本ではとても考えらません。
↓巣作りの材料を運ぶコウノトリの飛翔姿のシルエット
西ヨーロッパのコウノトリは、冬はアフリカで越冬し、初春に地中海を渡ってきて、高い建造物か大木の樹冠に巣をつくり子育てをします。
スペインやポルトガルで見られるコウノトリは、多分、ジブラルタル海峡を渡ってきたものでしょう。
まだ、巣作りの時期で、雛の姿は見られませんでしたが、これから抱卵し子育てをするようです。
日本でのコウノトリ絶滅要因の一つは、巣を架ける木の伐採だと言われています。ヨーロッパでも、大木は少なくなってきていますが、建物の屋根や煙突を提供し、コウノトリとの共存を図っているのは素晴らしいことですね。
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ヨーロッパを訪れた折、コウノトリに会うのはとても嬉しかったですね。
春から秋にかけての旅行が多かったので、運良く巣作りも子育てにも出会いました。
一番印象に残っているのは、ハンガリーのワイナリーを、5月に訪れた時、
その赤屋根の四角い煙突に巣を構えていた姿です。
とっても絵になってましたが、冬、煙突から煙がでたら、巣はどうなるのだろう・・・などと思ったものです。
鳥たちはもう他の地へ渡っているとしても・・・
でもこの修道院の屋根の巣は凄いですね。
三枚目のなんか、見た事のない図ですね。針金の柵のようなのは人工のもののようです。
コウノトリは屋根の端っこが好きなんだ♪♪・・・
最後の一枚、いいですね。お見事です。
真青なる空を一羽のコウノトリ巣作りの枝くはへ行くかな
コウノトリ修道院の屋根の端 (は) に見事な巣をば作る早春
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