6月になると近所の公園では野鳥が少なくなり、朝の散歩も張り合いがありません。そこで仕事が一段落したら山に棲んでいる野鳥に会い行こうと思っていました。
先週末、タイミングの良い日があり、しかもロープウェイが点検運休中とのことで、人が少ないと予想し、重い望遠レンズを背負って登ったのです。但し、三脚は持って行きませんでした。
幸い山頂付近でカケスやゴジュウカラなどの平地ではお目にかからない野鳥たちに会うことができました。途中の尾根道で目の前を尾の長いヤマドリが横切ったのですが、これは残念ながら撮影しそこないました。
登山中は沢山の汗をかきましたが、山頂の温度は20度以下で涼しく、気持ちよく過ごしました。予想通り登山客も少なく、久しぶりに山の空気を存分に味わいました。
今日は、前編ということで、メインターゲットだったカケスの写真を掲載します。
↓いつもの観察ポイントでカケスが出迎えてくれました。
↓端正な立姿です。
↓アップで撮影
↓こちらを向いて口を開けています。威嚇しているのでしょうか・・・
↓横顔も迫力があります。
↓青い羽を開いて飛び出した瞬間です。
↓斜め下を向いて狙っています。
カケスは眼光鋭く独特の存在感があります。
英語名でJayと言うように、地声はジャアジャアと悪声ですが、他の鳥の声を真似たり自動車の警笛などの物真似をすることもあります。カラスやトビ・ノスリといった大型の鳥の声を真似ることが多いことから威嚇音ではないかとする説があります。
頭の良い鳥で、秋に木の実などを木の隙間や地面に埋めておき、冬の保存食として利用します。いくつもの埋めた場所を正確に記憶しているそうです。森の知恵者なのかも知れませんね。
ラストは、今回カケスを撮影した中から、一番気に入った作品を大きく掲載してみます。
下の画像をクリックすると横1100ピクセルに拡大されます。ぜひ大きくしてお楽しみください。
↓『緑葉カエデと青羽カケス』
今回掲載の写真はすべて、EOS 7D MarkⅡ + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II による手持ち撮影です。
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標高1125mの金剛山が、大阪では一番高い山と思っている人が多いそうですが、
全国都道府県の一番高い山一覧を見ますと、大阪府は大和葛城山(969m)と書いています。
重い望遠レンズを持って、ふもとから歩いて山頂まで登ったのですね。
三脚がなしとのことですが、全て手持ちで撮ったのですね。
カケスが素晴らしくきれいに撮れましたね。
首をかしげた可愛い表情の3枚目。
カメラに向かって威嚇するかの表情の4枚目。
楽しく鳥見をさせていただきました。
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その甲斐あって、いい出会いがあってよかったです。
先ずはカケス。カケスってこんなに個性的な鳥とは思っていませんでした。
カナダで出会った Jay とはまるで違うのでびっくりしたのですが、種類が色々あるんでしょうね。
模糊さん気に入りの最後の一枚のカケスは、優しそうでスナップとしても見事ですが、
他のフォトを見ると、青羽カケスの姿はダンディだけど、精悍で、
テリトリーを犯すものは絶対許さんぞ、という強い意志を感じます。
翼を広げたところ—飛翔の一瞬を捉えたのはとてもお手柄でした。これが見たかったのです・・・
青羽カケスその名さながらその翼舞扇のやうひたに魅惑す