模糊の旅人
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世界遺産サフランボル(後編)民家内部を見学 ~トルコ再訪(11)
2016年 05月 07日 |
サフランボルには内部を公開している民家があり、イスラム圏では、こうした古い庶民生活の場を見られる場所は少ないので、貴重な経験となります。必見の観光スポットです。

一番有名な、カイマカムラル・エヴィという民家を見学しました。

↓カイマカムラル・エヴィ外観
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かつてトルコの裕福な市民は、大家族で暮らし、大きな家を建てて一族がまとまって生活していました。
築200年の古民家住宅であるカイマカムラル・エヴィでは、こうした家庭内の様子を、人形などを使って分かりやすく展示しており、非常に興味深いものです。

1階は土間のようになっており、馬が繋げる空間と玄関があります。

↓1階土間
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2階~3階は大家族の生活の場で、中央広間を囲んで多くの部屋があります。

↓2階中央広間(トルコ絨毯が敷かれています)
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↓セラムルクと呼ばれる男性専用のサロン(食べているのは、レンズ豆orひよこ豆or小麦のスープ)
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↑男性専用サロンでくつろぐ人々の様子です。人形を使うことにより、目の前に昔の古民家の生活の雰囲気を感じることができます。銅製の食器なども歴史を感じさせるものです。


かつてイスラム教の教えに基づく厳格な生活を送っていたサフランボルの人々は、家屋の構造にも気を配っていました。
カイマカムラル・エヴィの室内には、このための工夫がいろいろあります。

女性の部屋は男性が入りにくくなっており、家の外からも中が見えないように窓が目隠しされています。

↓台所
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↓トルコ料理(ラフマジュン=トルコ風ピザorタコス)を作る主婦の様子
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↓台所からベランダに出ると、細かい格子に囲まれており、住人の女性が顔を見られることなく外を覗くことが出来るようになっています。
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ドアを開けて直接食事を運ぶのではなく、男性客がいる中央広間へは回転式の配膳棚があり、まったく顔を合わせないで給仕する仕組みに工夫されています。

↓回転式の配膳棚
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↓ハラムルクと呼ばれる女性専用のサロン(中央広間からは二重扉で覗かれないようになっています)
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女性だけのサロンのみならず、鮮やかな衣服が飾られた衣装部屋や育児部屋もあり、女性を中心とする、それなりに豊かで楽しそうな家族生活が垣間見られます。

↓衣装部屋
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↓育児部屋
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↑部屋の周りを囲んである長いソファは、サフランボル発祥のものだそうです。大家族が座れるようになっているわけですね。

↓3階から2階へ降りる階段(階段にはキリムが敷かれています)
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↓照明のシャンデリアもなかなか豪華です。
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by mokonotabibito | 2016-05-07 13:36 | トルコ | Trackback | Comments(4)
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Commented by youshow882hh at 2016-05-08 11:16
おはようございます。ゆーしょーです。
坂の町にカイマカムラル・エヴィという民家があるのですね。
内部には自由にはいれて撮影もOKなのですね。
ポチ♪
Commented by youshow882hh at 2016-05-09 10:19
おはようございます。
天気予報は良くあたり雨となりました。
ポチ♪
Commented at 2016-05-09 13:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Lago at 2016-05-09 14:40 x
見事に保存されていますね。
イスラム教の男女観もすごいけれど、昔からずっと守られてきたのですね。
庶民といっても、この民家の住人はかなり恵まれた階層なのでは?
最後のシャンデリアは元々からあったものかしら???
電気ですものね〜〜
でもそこだけに女性たちの夢が灯っているようで・・・胸が熱くなりました。

男女分つイスラム教の法 (のり) 守る家の造作見事なるかな

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