模糊の旅人
mokotabi.exblog.jp
  Top ;Log-in
世界遺産サフランボル(前編)街の風景など ~トルコ再訪(10)
2016年 05月 04日 |
「たびねす」に、私のサフランボルの記事が掲載されました。
世界遺産に指定された古き良きトルコを感じる木造古民家の町ですので、ぜひ、ご覧ください。
どうぞよろしくお願いします。

(31)世界遺産サフランボルでトルコの古民家の街並みと生活展示を楽しもう!
http://guide.travel.co.jp/article/17966/






上記の、たびねす記事とタイアップして、当ブログでもサフランボルの案内を前後2回に渡って載せることにします。

私がサフランボルを訪ねた日は、アンカラでテロがあった翌日で、涙雨が降っていました・・・


サフランボルは、トルコの首都アンカラから北150kmの山間に広がる小さな町です。
黒海沿岸から近く、昔は香料サフランの集積地であったことから「サフランの町」という意味でサフランボルと名付けられました。
f0140054_8412952.jpg

↓大きな木造家屋が多く、しっとりとした良いムードの田舎町でした。
f0140054_84441.jpg

ここは、非常に古くからシルクロードの中継点であり、オスマン帝国の時代は宿場町として栄えました。
しかし、鉄道の路線からはずれたことから、20世紀の近代化の波に取り残されたのです。
過疎化した寂れた田舎町となりましたが、最近は古い街並みが貴重な観光資源として再評価され、木造の伝統的古民家集落の町として注目されるようになりました。そして、1994年にはサフランボル旧市街全体がユネスコの世界遺産に登録されました。
f0140054_8461322.jpg

現在のサフランボルでは、修復された2~3階建ての木造家屋が連なり、独特の景観を形作っています。
大都市や遺跡の多いトルコの観光地としては、こうした古民家集落は珍しく、重要伝統的建造物群保存地区として保全されています。
f0140054_847226.jpg

↓確かにサフランボルには、近代的な建物は無く、アートフィルター「ヴィンテージ」が似合う街並みが揃っています。中央に咲いている白い花木は梅です。
f0140054_8484100.jpg

↓こちらは、ドラマチックトーンで
f0140054_9239.jpg

↓サフランボルの建物のミニチュアを売る店が印象的でした。
f0140054_8491221.jpg

↓修復されていない家屋は、ボロボロの感じですが、なんともいえない不思議な魅力があります・・・で、ヴィンテージ風に
f0140054_8502196.jpg


サフランボル旧市街の真ん中にかわいいバザールがあります。
17世紀から続いている伝統のある商店街で、アラスタバザールと呼ばれています。

↓アラスタバザールの門
f0140054_851504.jpg

↓門から、バザール内部を撮影
f0140054_8522032.jpg

↑中央に人が集まっているのは簡易チャイハネです。炭火で湯を沸かしてチャイを露天販売しており、お馴染みさんが集まり談笑しているようです。
古い葡萄棚が上部にあり、冬は太陽が降り注ぎ、夏には葉が茂って日よけアーケードとなり、素敵な雰囲気を醸し出しています。

↓簡易チャイハネの炭火
f0140054_8525421.jpg

アラスタバザールでは、食品・衣類・玩具・理髪店・土産物店などが立ち並び、小さいながらも市民の生活を支えていることが分かります。
f0140054_85347100.jpg

↓靴屋さんはハンドメイドの店として長い歴史があり有名です。
f0140054_8541030.jpg

↓ここで作られている木製のおもちゃは、暖かみががあり懐かしさを感じるものです。どこか日本の木製品にも似ています。
f0140054_856399.jpg

サフラン入りのロクムというお菓子で、これぞサフランボルならではの名物です。
f0140054_8572435.jpg

* ロクムをもう少し詳しく説明ておきます。

ロクムはトルコを代表するお土産です。砂糖とデンプンを使った餅状の菓子で、日本の「ゆべし」あるいは「求肥(ぎゅうひ)」に近いもちもちした食感です。「朝鮮飴」や「ボンタンアメ」にも通じる味です。

ロクムは、非常に古くから作られていたようで、その原型はササン朝ペルシアの菓子「アブヒサ」に遡ります。15世紀からトルコでも作られるようになり、オスマン帝国ではトルコ語で「喉に優しい」という意味の「ラハット・ウル・フルクム」と名づけられ、その後「ロクム」と略されて広がりました。

英語では「ターキッシュ・デライト(トルコのよろこび)」と呼ばれ、欧米で人気を博し、例えば映画『ナルニア国物語』で、少年が魔女からもらって食べるお菓子としても登場します。

サフランボルは、このロクムの名産地で、ヘーゼルナッツやピスタチオ、クルミなどを入れたものが多いですが、サフラン入りのものが特にサフランボルならではの名物です。

トルコは世界最大のヘーゼルナッツの生産国で、黒海沿岸地方が産地です。
地中海沿岸では、ピスタチオがたくさん生産されています。ピスタチオは、イランが最大の生産国で、トルコは第3位です。
ロクムに関しては、ピスタチオ入りのものが一番人気があるようです。

↓ヘーゼルナッツとピスタチオが入った、定番のロクム
f0140054_133576.jpg


にほんブログ村 写真ブログ 旅行・海外写真へ ←応援ポチいただければ嬉しいです。御覧いただきありがとうございます。
by mokonotabibito | 2016-05-04 08:57 | トルコ | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://mokotabi.exblog.jp/tb/25190907
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by youshow882hh at 2016-05-04 11:22
おはようございます。
昨日の荒天から一変して朝から快晴となっています。
さて、アンカラでテロがあった翌日にサフランボルへ着いたのですね。
この町はいずこも石畳になっていますね。
情緒がありいい雰囲気です。
ポチ♪
Commented by Lago at 2016-05-04 16:57 x
サフランボル・・・町の名は、大好きなパエリアのサフランに由来するとのことで、興味が更に増し、
たびねすの記事ともども楽しく拝見しました。
ここは未踏ですが、観光で訪れるトルコの街町とは、随分印象が違います。
「古き良き時代」がそのまま残っているような懐かしさがあります。
世界遺産に登録されたのも納得。いつまでも大切に保存されてほしいですね。
「アラスタバザールの門」のスナップがとても印象的で秀逸。

葡萄棚の下のチャイハネ楽しげに人ら集ひて語らひゐるも

古き世のままに残れる石畳木造家並を眺めつつ行く
Commented by youshow882hh at 2016-05-05 10:10
おはようございます。
今日も昨日に引き続き快晴です。
ポチ♪
Commented by youshow882hh at 2016-05-06 10:22
おはようございます。
ポチ♪
Commented by engel777engel at 2016-05-06 22:40
トルコ サフランボルの街スナップ。。トルコの情緒ただよう雰囲気が素敵に写しだされていてその場にいるような気分になりました。
応援ポチッ!
Commented by youshow882hh at 2016-05-07 11:44
こんにちは。ゆーしょーです。
昨日からの雨が上がり、薄日が差しています。
ポチ♪
<< 世界遺産サフランボル(後編)民... PageTop イスファハーンのアルメニア使徒... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Starwort Skin by Sun&Moon