ペルシア各地で、レンズマメの料理を食しました。レンズマメはペルシア料理の必須アイテムです。
なかなか美味しくて気に入ったのですが、調理も簡単と聞いて、テヘランのスーパーマーケットで「乾燥レンズマメ袋入り」をたくさん買って帰ってきました。
↓これがレンズマメです。とても安くて応用のきく食材です。
煮込む場合や蒸す場合は、そのまま調理できます。実に簡単です。
柔らかな食感がお好みの場合は、水で戻してから使います。
↓適量を水に浸します。
↓小一時間ほどすると・・・倍くらいに膨れます。
↓下の小さいのが元のレンズマメで、水に浸すと上のようになります。
↓水戻しせず、ただ炊飯器に入れて米と一緒に炊いたレンズマメ御飯。なかなかいけます。
↑大阪人の好きなウスイエンドウの豆御飯ほどの香りの良さはありませんが、五穀米御飯より美味しい感じで、まあまあです。
一番合うのは、シチューや煮込みなどかな・・ということでハヤシライスに挑戦。
↓市販のハヤシのルーを使いました。
↓出来上がったハヤシです。これは最高に美味しかったです。
↑ペルシア料理のレンズマメのスープを濃くした感じで、適度なレンズマメの食感がピッタリです。
デミグラス系のソースには、とても合うようです。
次にカレーライスもやってみたのですが、ちょっと失敗しました。
不味くはないのですが、カレーはソースが辛く強い味なので、いささかレンズマメの存在感が無いのです・・・
豆カレーというのがありますが、確かに肉や他の野菜を控えてレンズマメを主にしたほうが良かったかな。
また今回は水に浸してから使ったのですが、ちょっと柔らかくなりすぎた感がありました。
食感も硬めに残っていたほうがレンズマメの存在感が出るので、水戻しはカレーの場合は必要ないようです。
↓失敗作のカレーです。
まだ、料理としては3~4品ですが、さらに各種挑戦してみようと思います。
レンズマメは栄養学的にも、鉄分、ナイアシンなどビタミンB群の含有量が多く、糖分は控えめなので、ジャガイモ料理のジャガイモをレンズマメに置き換えてみれば、良いでしょう。
なお、レンズマメは、マメ科の一年草で、和名はヒラマメです。カメラや光学機器の「レンズ」の語源は、このレンズマメなのです!
ペルシアからトルコにかけての西アジア原産で、コムギやオオムギ、エンドウなどと同時に人類が古くから栽培化した植物です。
旅先の文化を知るためには、料理も重要な要素です。
現地の食材を買ってきて、帰ってから調理すれば、さらに理解も深まります。これぞ旅の醍醐味のひとつですね(^-^)V
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テヘランでレンズマメを買ってきたのですね。
水に1時間ほど浸しておくと4枚目の写真のように
二倍に膨れるのですね。
そしてハイシカレーで出来上がりというわけですね。
ポチ♪
ひしゃげた大豆のようないかにも庶民的な感じの食材で、水戻しが簡単だったり、扱い易いのがいいですね。
ところで、海外ではヨーロッパでも案外豆料理が供されますが、
とりわけイスラム国では、肉に代わるタンパク源として、豆料理が必ず出されました。
国によりけりですが、レンズ豆もさることながら、ひよこ豆をよく食べた記憶が蘇ります。
なまじの料理よりこうした豆料理は口に合いましたし、美味しく頂けました。
模糊さんはハヤシライスと豆御飯で堪能された由。先日のTシャツ共々嬉しいお土産でしたね。
ペルシャより持ち帰りたるレンズ豆今わが食卓に上る嬉しさ
レンズ豆ハヤシライスに調理され食欲そそる出来映えとなる
ろぼ家も今日は豆カレーです♪大豆だけど・・・。
レンズ豆も美味しいですよね。
豆を戻すという当たり前の作業がいつも手間に思えて
重い腰が上がらないのですが、
上手に出来上がると嬉しいですよね♪
美味しくできるとなお嬉しい♪
旅先で気に入って買ってくる食材、
実はあまりうまく使いこなせないのですが
記事を見ていて挑戦したくなりました!