私の書いた、たびねす記事 も公開されましたが、ブログにも関連記事を載せておきます。
↓オープン時の「さかい利晶の杜」の外観
さっそく取材に行った印象では、新しいタイプの博物館風観光施設という感じで、パネルや映像を多用し、わかりやすい説明がなされていました。なかなかよく出来ているので、大阪に観光に来られた方にはオススメの観光スポットです。
1階は「観光案内展示室」「千利休茶の湯館」「さかい待庵」があり、2階には「与謝野晶子記念館」があります。
「観光案内展示室」では、泉州堺絵図の陶板フロアマップが見事で、昔の堺を足元に実感することができます。
「千利休茶の湯館」で千利休の生涯と、「もてなし」と「しつらい」の美を極めた茶の湯の世界が楽しめます、
特に興味深いのは、「さかい待庵」の外側です。千利休の茶室で唯一現存する国宝「待庵」の創建当初の姿を全く新たに復元したもので、釘を一本も使っておらず、自然石の上に乗せられた柱や、竹を使った樋などが印象的です。
↓自然石の上に乗せられた柱
↓竹を使った樋
「与謝野晶子記念館」では、日本近代文学を切り拓いた与謝野晶子晶子の華麗なる世界を、ヴィジュアルに楽しめます。
特に印象的なのは、実物大で復元された晶子生家の和菓子屋「駿河屋」の店先です。
1階は暖簾が印象的な和風の老舗の雰囲気で、2階は大きな時計もある洋風なつくりで、全体として和洋折衷の洒落た建物であったことがわかります。
和の落ち着いた情緒と、モダンな西洋の香りをあわせ持った家で、晶子は少女時代を過ごし、その感性を磨いたのです。
↓晶子生家の復元展示(本店若山駿河町と白抜きされた大きな暖簾が印象的です)
観光案内展示室1階の西側入り口の外側には、オープンを記念して、文学碑が建立されました。
↓晶子と鉄幹(本名:寛)の夫婦がお互いを評価した文章が刻まれており、興味深いものです。
「さかい利晶の杜」の東側すぐにある千利休屋敷跡も、これを機会に公開されるようになりました。
↓千利休屋敷跡にある椿の井戸
なお、ここから徒歩3分くらいのところに、晶子の生家跡と「海こひし潮の遠鳴りかぞへつゝ少女となりし父母の家」という有名な歌碑があります。
必見ですので、ぜひ併せて見学しましょう。詳しくは、こちら。
←応援ポチいただければ嬉しいです。御覧いただきありがとうございます。
堺市民のみならず、文化を愛する者にとっては、この上ない喜びです。
また、このような文化施設に行政の目が向けられる限り、平和な時代なのです。
「たびねす」で更に詳しい説明を拝見しましたが、実際に見てみたい事ばかりで、
ここの見学の後、利休の屋敷跡を訪ねたり、晶子の歌碑巡りをしてみたいと、
4月中旬の旅を予定しています。
関西は京都以外ほんとに知らないので、とても楽しみ。
それではお祝いを込めて短歌3首・・・
来し方の堺の文化広めんと利晶の杜の殿堂建ちぬ
晶子生家在りし日伝ふる駿河屋の紺の暖簾の深き郷愁
利休屋敷いまは井戸のみ残りゐて非業をしのぶ落椿かな
本店・若山駿河町とは今の本店の地ですね。
山部赤人の 「若の浦に潮満ち来れば潟を無み
葦辺をさして鶴鳴き」 の有名な歌も
若の浦(和歌の浦)になっています。
ポチ♪
確かに変わっていました。
よくみると、上に並べ替え欄があって、4種並んでいます。
これまではずっと一番目の「週間IN」順で表示されていて、1位を継続していたのですが、
今夜唯今の表示は「PVアクセス」順の表示に変わった為だという事が判明しました。
試しに「IN」をクリックしてみると、1位なんです。
でもどうもオートでPV順になるよう、誰かが設定したようで、再度村に帰って見てみると、既にまたPV順になってしまっているのです。
その設定をだれが固定したか分かりませんが、不快ですね。
村に飛んだら手動で IN をクリックしてみてください。
ご参考までに記してみました。
ポチ♪