毎年夏に開催されるゲント祭りの中心拠点となる教会ですが、私が行った時はひっそりとして、観光客は誰もいませんでした。
この教会は、基本はスヘルデ・ゴシック様式と思われ、尖塔アーチやリヴ・ヴォールトがあるものの飛梁(フライング・バットレス)は見られません。ロマネスク風の半円形アーチ構成も一部にあります。外観は単純で、内部はゴシック系としては比較的暗いです。
全体として、非常にすっきりした印象です。
ゲントの四大教会の中では一番シンプルな造形ですが、これは斜に構えるのではなく、真っ直ぐに撮影すべき教会だと思いました。
そこで、正面や真横など、なるべく単純なアングルで撮ってみました。
まずは、聖ヤコブ教会の外観写真を3枚御覧ください。
周囲をぐるりと回って外観を鑑賞してから、中に入りました。
ここは、聖バーフ大聖堂とは違って内部撮影自由で、静かで落ち着いた雰囲気でした。
↓華美すぎず調和があってとても綺麗でした。「これぞ真面目なステンドグラスだなあ」と思いながら撮りました。
上記の写真は全て手持ち撮影です。
聖ヤコブ教会内部は、暗かったのですが、EOS6Dの高感度性能とレンズのIS機能のおかげで、自分的にはまあまあ納得できる写真が撮れました。教会の撮影というのは私のテーマのひとつなので、カメラ機材の進化に感謝です。
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立派な教会ですね。
中へは自由にはいれるのですか?
外観も立派なら、内部は外観に
負けないくらい立派な建物です。
屋根の最上部にあるのは避雷針ですね。
ポチ♪
この空気感(^_-)/
それにしてもよく撮れていると感心します。
外観はともかく、内部はおっしゃる通り暗くて、肉眼でも
ここまで鮮明に見られませんし、海旅の折、教会の時だけは
一眼レフでない事が悔やまれたものです。
祭壇の細部まで、またステンドグラスの絵柄もかっきりと
撮影出来ているのが嬉しいです。
絵ガラスの天使の歌に耳澄ます天国の門われに開くや
とても素敵ですよね。
日本の教会に同じものがあっても、
こういう雰囲気にはならないのが不思議です。
ザルツブルグの広場で教会の鐘の音を聞いて、
感動したのを思い出しました^^