「それから、彼らはカファルナウムに行った。そして安息日にすぐ、イエスは会堂にはいって教えられた。人々は、その教えに驚嘆した。律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。」(マルコの福音書1.21~22)
カファルナウムは旧約聖書にも登場しない中程度の町でした。当時、ガリラヤ地方で大きな町は旧首都のツイポリ(セフォリス)と新首都のティベリア、及びヘレニズム都市のスキュトポリスで、イエスはこういったローマ帝国的な大都市は避けて伝道しています。
カファルナウムにはペトロの家があったようで、イエスの伝道の本拠地になりました。
現在はカファルナウムの遺跡が発掘され、イエスが教えたといわれるシナゴーグ跡もあります。
↓カファルナウム遺跡の入り口門 ~カファルナウム イエスの町~
↓発掘されたカファルナウム遺跡
↓遺跡の向こうに見えるのはギリシャ正教会の七使徒聖堂です。糸杉も印象的です。
↓ユダヤ教の聖櫃(トーラーの巻物を保管する聖なるアーク)
↓まずはイエスが伝道活動した会堂(シナゴーグ)跡に行くことにします。
↓このシナゴーグはイエスが伝道し人々が驚嘆した会堂の場所の上に再建されたものと考えられています。
↓この下でイエスは話し病人を治癒したのですね・・・
↓多くの巡礼者が参っていました。
↓ヨーロッパ系の老婦人がじっと瞑想していました。
イエスはこのシナゴーグで、旧約聖書の解釈説明に寄りかかって教える律法学者とは全く違い、自らの権威で、つまり旧約聖書によらず、自らの言行のみによって教えたのです。
これは、人々にとって驚嘆する出来事だったのです!
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私には絶対(私は絶対という言葉は100%確実の時でなければ使用しません)に
行けない土地の貴重な写真です。
世界は広いですね。
珍しいものばかりです。
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