伊勢湾に注ぐ雲出川の源流地帯で、昔は三重県一志郡美杉村と呼ばれ、ローカル線が走る村として有名でした。
市町村合併の結果、現在の行政区画では三重県津市美杉町となります。
伊勢奥津(いせおきつ)駅は、1935年に開通したJR名松線の終着駅です。
2009年の台風18号による風水害で名松線全線が全面運休となり、松阪~家城間は復旧したものの、家城~伊勢奥津の五つの駅間は現在も運休のままで、バスによる代行運転となっています。家城~伊勢奥津間が廃線になるかどうか、まだ最終決定はされていないようです。
↓草むした線路とプラットホーム・・・
↓錆びた線路の終点
↓蒸気機関車時代の給水塔がまだ残っています。
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列車が通らない線路は草がぼうぼう生えて廃線なった鉄路のようで哀れです。
蒸気機関車が走っていた当時の名残の給水塔もツタが生い茂り哀れですが
この下で全盛期のSLが給水していたことを思い浮かべると隔世の感があります。
なお、不通となっている名松線・家城駅~伊勢奥津間は、三重県と津市が必要な工事を行うことを決定し、
2016年度中を目途に復旧される見通しとなったそうですが果たして復旧出来るのでしょうか。
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ええ趣のあるトコでっしろ(^-^)
私、この辺りの雰囲気が好きなモンでして、たまにドライブで楽しむトコなんですよ(^_^)
JR(旧・国鉄)名松線・・・
ここ、伊勢奥津が行き止まりとなっておりますが、本来は伊勢松坂から名張までの予定だった・・・しかし、伊勢参宮線(今の近畿日本鉄道の全身)が、先に伊勢まで開通したので、名松線はこの先まで延ばすことがなかった鉄路です。
この機関車給水塔も、文化遺産登録価値アリもんやと思う趣味人なんですけどねぇ~(^_^)/
殆どの駅が無人駅で、運転手さんが一人で切符・料金を集めていました。
日本を再生するのなら、こんなローカル線を少しでも整備すれば良いのですけどね。。。
このまま復活するのは難しそうですが、遺産として僕ものこしてほしいなと思います。