模糊の旅人
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金屋の石仏 ~大和日帰りドライブ(3)
2012年 01月 20日 |
第1の目的だった大神神社へのお参りを果たしたので、第2の目的である石仏を撮影するために、山の辺の道を歩きました。

山の辺の道の南の端にあたるところに「金屋の石仏」があります。
これは平安時代初期~鎌倉時代(諸説あり)に作られたと思われる古い石仏で、2枚の泥板岩(古墳石棺の蓋)に釈迦如来、弥勒菩薩を刻んだ二体のレリーフで、重要文化財です。

以前は、大神神社の御神体である三輪山の中腹にあったらしく、ひょっとして非常に重要な巨大古墳の石棺だった可能性があります。
明治初年の神仏分離令によって金屋に移され、現在は小さなお堂が建ち、保護されています。

この石仏は、知識としては昔から知っていたのですが、実際に見るのははじめてでしたので、とても感慨がありました。
柔らかい雰囲気で、優しくて、なんとも素晴らしい石仏だと思います。

それでは、私なりに工夫して撮影現像した石仏を御覧ください。
(以下、すべて写真をクリックすれば、大きく高画質になります)

↓まずは、右側の釈迦如来像ですが、ライトトーンで柔らかさと上品さを表現してみました。
f0140054_75323.jpg

↓左側の弥勒菩薩像のほうは、はっきりと見えないので、ドラマチックトーンで陰影を強調し、疑似復元をしてみました。
f0140054_83428.jpg

↓右側の釈迦如来像上部を、クロスプロセスでレトロ感を出してみました。
f0140054_7592580.jpg

OLYMPUS E-5 with ZUIKO DIGITAL ED 50mmF2.0 Macro


↓広角で、普通に全体を撮影しました。左側の弥勒菩薩像は、ほとんど輪郭しか分からない状態ですね。
f0140054_7594372.jpg

↓お堂の前のシンプルな説明板です。
f0140054_80472.jpg

↓これは、別の場所で撮った句碑ですが、ここにふさわしいと思い、ファンタジックフォーカスで淡くして上奏しました。
f0140054_802868.jpg

OLYMPUS E-P3 with LUMIX G 14mmF2.5 ASPH.


最後の写真の句に刺激されたので、私も金屋の石仏について、一句

   野辺堂にただ立ち尽くす石仏や

おそまつでした。

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by mokonotabibito | 2012-01-20 08:01 | 奈良 | Trackback | Comments(8)
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Commented by youshow882hh at 2012-01-20 15:10
こんにちは。 ゆーしょーです。
私も若い頃から山の辺の道を歩きたいと思ってましたが
とうとう歩かずじまいです。
山の辺の道の南端に石仏が祀られているのですね。
かなり古い石仏と見かけますが、1,000年も昔の石仏なのですね。
こういうのを見てますと奈良時代に戻った感じがします。
芭蕉の 奈良七重 七堂伽藍 八重桜 の句を思い出しました。
ポチ♪
Commented by Kiyo at 2012-01-20 18:40 x
模糊さん、
奈良の続きは、石仏ですか。
まるで、アジアの石仏をみるような感じですね。
相当昔から、こんなつながりがアジアとあったのですね。
まさに、シルクロードの東端は、海を渡って日本だったんですね。

その頃は、日本中が、一部の平野以外は、大森林に囲まれていたと思いますから、
海に浮かぶ、山と緑の島に、よく辿り着いたものですね。
Commented by miyatannaotan at 2012-01-21 00:21
確か小さな社の格子の中に収められていたと思うのですが
上手く撮られていますね。僕もチャレンジしたのですが、ちゃんと
撮れず掲載も出来ませんでした。。。
石棺の蓋だったのですね。この中ではやはり僕はクロスプロセス
で浮き上がらせた一枚がいいなあとおもいました^^
Commented by mokonotabibito at 2012-01-21 08:04
【ゆーしょーさん】
山の辺の道の南の端に金屋という村があり、そのまた端に小さな野辺堂が建てられ、この石仏が収められていました。
この丸い御尊顔は、まさに平安時代のものではないかと思います。
1000年以上風雪に耐えて人々を見守ってきたのでしょうね・・・
芭蕉の句、ありがとうございました。
ポチも感謝です。
Commented by mokonotabibito at 2012-01-21 08:10
【Kiyoさん】
アジアの石仏をみるような感じですか。
ありがとうございます。
確かに、ガンダーラやビルマの石仏を彷彿とさせる雰囲気がありますよね。
仏教もインドからシルクロードを伝わり、こうして大和の南端までたどり着いたのでしょう・・・
1000年以上、人々を見つめてきた石仏に、ただ敬服するばかりでした。
Commented by mokonotabibito at 2012-01-21 08:17
【miyatannaotanさん】
そうそう、小さなお堂の収められ、格子の戸を通して眺める形ですね。
格子の間からですので、アングルが限られ苦労しましたが、アートフィルターのおかげで、なんとか表現できました。
石棺の蓋ということで、その意味では、2000年近く昔のものかも知れませんね・・・なんとも感慨深かったです。
クロスプロセスで浮き上がらせた一枚がいいですか。
ありがとうございます。

Commented by youshow882hh at 2012-01-21 20:23
こんばんは。 ゆーしょーです。
きのうは一日中雨だったので今日は止むだろうと思ってましたが
昼から降りだした雨は止む気配がありません。
正月以降ずっと乾燥注意報が出ていましたが、これで少しは潤いましたね。
ポチ♪
Commented by mokonotabibito at 2012-01-21 21:49
【ゆーしょーさん】
再コメント&ポチいただき、ありがとうございます。
本当に昨日から本格的な雨で、久しぶりに畑などが潤いましたね。
ただ、私の場合、今日は古いクルマの涙雨のように思えました。
というのは、12年ほど持ってきたクルマをとうとう買い替え、今日が新しいクルマの納車でした。
エコの低燃費・低価格の新車になり、古いターボの愛車は、雨の中、引き取られて行きました・・・・さようなら・・・
今、連載中の大和へのドライブが最後の旧愛車の仕事だったわけです(涙)
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